あらすじ
「モノが言えない空気がある」って、おかしくないか? 俺から見たら世の中、へんなことばかり!「ウィズコロナを生き抜くヒント満載!」
テレビ、笑い、人間関係、いじめ、テロと戦争、死生観、憲法九条…etc.
鬼才・太田光が無言の圧力となっている“世間の常識”の上っ面を剥ぎ取り、深層へと迫る! コロナ騒動を追加収録。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
太田さんが抱く違和感は、きっと多くの人が感じていて、コロナウイルスという存在が違和感をさらに浮き彫りにさせたと思う。
特に、笑いという諸刃の剣なコミュニケーション手法について、全く同意する。
いじりはコミュニケーションの中で利用することが多いが、それはいじめの派生系ではなく、いじめとイコールである。いじりというツールを使う際には、相手を慮って自分たちで自制する力を持たなければ、笑いという刃が牙を剥き、人を殺す。SNSによって、いじりの持つ殺傷能力は飛躍的に上がってしまったこともあり、一人一人が言葉の持つ力を一段と理解した上でコミュニケーションをとるべきだ。
Posted by ブクログ
太田光が真面目に色々な事を解説 読書家の面目躍如か?硬派の主張をしている。
・赤毛のアンのセリフ 楽しみが無くなったとしてもその楽しみを待つ間は幸せ
・放送作家の高田に見出される
・伊集院、上田が友達 飲みにも行く
・ビートたけし、さんま、タモリは別格
・永六輔 夢であいましょう 芝居、歌、笑い 作ってみたい
・タイタンの妖女が愛読書 人間を最後に許す物語
・母親の最期に、好きだった越路吹雪の曲をスマホで聞かせた
・
Posted by ブクログ
ちゃんと自分の考えを言葉にして、どんな人にでも伝えられるのって羨ましい
ぶつかっても自分を大事にしてるところが
そうできるように頑張ったのだなあ…
Posted by ブクログ
後書きで出てくる、村上春樹とセカチューの話、これに「うんうん」と納得できる人なら全体的にすんなり読めるであろうな、というテイスト。
でも残念ながら太田さん本人も述べているように今の世の中は真逆の思考回路の人が一定数どころか多数派なんだろうな。ということもよく感じる。