井川香四郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
北町奉行吟味味方与力の藤堂逸馬とその友、八助、信三郎が活躍する、梟与力吟味帳シリーズ第二弾。
晩夏あのある日、北町奉行所にひとりの女が訪れる。真琴と名乗るその女は、公事宿『叶屋』の女主人だった。真琴は逸馬に吟味のやり直しを要求して――表題作『日照り草』他三篇を収録。
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二冊目にして、女公事師・真琴が登場です。かなりのやり手で、逸馬にも負けぬ正義感溢れる女性。
が、自分が女だからと舐められたくない所為か、かなり態度がつっけんどんなのであまり好きではないキャラクターです。上から目線が鬱陶しい。文句しかいえないのか、この人は……
四篇とも真琴が登場していて逸馬に絡み、どちらかというと真