あらすじ
吾嬬権現の蓮池に浮いた男。京橋に店を構える両替商「亀甲屋」に押し入って、主夫婦を殺害した上、一千両を盗んだ盗賊の一味らしい。定町廻りに差し戻された事件ではあったが、一度はくらがりに落ちた(迷宮入り)事件だったため、永尋役同心の角野忠兵衛は探りを入れ始めた。
無実の罪を着せられて死んでいった男と、残された女の無念を晴らす、くらがり同心と南町奉行大岡越前の人情裁き。シリーズ第四弾。
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Posted by ブクログ
迷宮入り事件ばかり追う永尋書留役、通称「くらがり」の事件帖シリーズ。要するに「窓際同心」だが、ひそかに南町奉行大岡越前に目をかけられて独自のパイプを持っていたりする。ドラマの「おみやさん」の江戸時代バージョンかな。