井川香四郎のレビュー一覧

  • 島津三国志

    Posted by ブクログ

    この作品も、以前から気になっていた。ただ、井川香四郎さんの作品は「与太郎侍」を読んだだけだったので、その落差の大きさに驚いた。言っては悪いけど、「与太郎」は、おふざけ(裏に真面目なテーマが隠れているけど)だったけど、この作品は、本格的歴史大作である。同一人物の作品とは思えない。この人の作品も、いろいろ読んでみたい。

    0
    2023年06月10日
  • かげろうの恋~もんなか紋三捕物帳~

    Posted by ブクログ

    「井川香四郎」の連作短篇時代小説集『もんなか紋三捕物帳 かげろうの恋』を読みました。

    「松本清張」、「近藤史恵」の作品に続き、時代小説・捕物帳です。

    -----story-------------
    天麩羅屋を営む浪人「伊達宗之介」は、一人娘「千春」の小言に頭の上がらぬ日々を送る。
    ある雷雨の夜、二人が町医者の屋敷の前を通りかかると、蓑笠姿の男が表門から遁走。
    邸内で目にしたのは男と女の亡骸だった。
    探索に乗り出した岡っ引の「紋三」は無数の不審な点に気付き……(表題作)。
    粋な「紋三親分」と、しがない浪人「宗之介」の人情裁きが冴え渡る書下ろしシリーズ!
    -------------------

    0
    2023年04月10日
  • 日照り草 梟与力吟味帳

    Posted by ブクログ

    連続短編、代言者と与力の対決。

    4話分で、その都度話が終わっているので
    読みやすかったです。
    想像しやすい話でしたが、ちょこちょこと
    相手が美人、という話が出てきます。
    さくさく発言しているところから
    きりっとした美人なのでしょうか。

    上手い事動かされているような、使われているような。
    事件が解決すれば、そこは些細な事、ですがw

    0
    2023年03月17日
  • 後家の一念~くらがり同心裁許帳~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     井川香四郎「後家の一念」、くらがり同心裁許帳(三)、2022.5発行。くらがり同心、角野忠兵衛と同じく同心、北内勝馬、小料理屋「蒼月」の辰五郎、美鈴父娘、女医の八田錦先生が活躍します。美人の錦先生は「はちきん」先生と呼ばれるほどの男勝り。

    0
    2023年01月26日
  • もんなか紋三捕物帳 泣かせ川

    Posted by ブクログ

     泣かせ川の涙橋を渡り、岡場所に連れて行かれる娘たち。門前仲町は墨田川、大横川、小名木川にぐるりと囲まれている。遊郭、深川七場所を新たな吉原にしようとする輩、火盗改方、材木問屋、渡世人たち。その企みを砕く紋三、猿吉、鬼三郎の物語。伊川香四郎「泣かせ川」、もんなか紋三捕物帳№6、2019.1発行。

    0
    2023年01月19日
  • 番所医はちきん先生 休診録四 花の筏

    Posted by ブクログ

    幼女の溺死遺体が。乱暴者の義理の父親が疑われるが、実は何ヶ月も接点がなく。

    米切手を使った詐欺事件が起ころうとしていた。
    隠居した仲良し3人組が錦のところで健康診断をしていて発覚。

    道を間違えた青年が両親の殺しと放火の罪を着せられる事件があった。そこに少しづつっ関わっていたのが、錦他子煩悩なシングルファザーの片岡など。

    人の心の弱さと温かさが、絡み合う事件を解明する錦。

    0
    2022年10月29日
  • 寅右衛門どの 江戸日記 殿様推参

    Posted by ブクログ

    第五弾にして大団円?
    悪徳商人の陰謀、幕閣勘定奉行の企み
    明確に悪として排除?
    松平定信と一橋家の対立は?
    最初から設定が無理では、幕府の財政を扱うにはこの程度の本では不十分?
    いずれにしても消化不良

    0
    2022年09月29日
  • 寅右衛門どの 江戸日記 人情そこつ長屋

    Posted by ブクログ

    シリーズ第一弾
    潰された藩の君主の影武者という妙な設定?
    藩の再興を果たすが影武者ゆえに失業、またしてもそこつ長屋の住人に
    本物にするか偽物にするか、今後の展開を含め明確でなかったのか?

    0
    2022年09月29日
  • ホトガラ彦馬 写真探偵開化帳

    Posted by ブクログ

    ★見えん魂も実は一緒に写っとるたい。(p.287)

     ミステリかと思えばある意味歴史ものだった? 有名人物たちのこういう暗躍があったかもしれないって感じの。それなりに楽しめます。

     女装した男が殺された事件に端を発し明治初期の政治的ゴタゴタが明るみに出てくる。彦馬も巻き込まれ坂本龍馬の暗殺、西郷隆盛というけっこう謎な人物、江藤新平の決起などに、お札の肖像画になったこともある有名人たち、政権から追い出された者たちがからんでくる。

     最近明治が始まった頃が舞台の小説をたまたまやけどけっこう読んでます。今回のもそのひとつ。畠中恵さんの『明治・あやかしモダンシリーズ』今回のにも銀座の煉瓦建築街の

    0
    2022年07月23日
  • かもねぎ神主 禊ぎ帳

    Posted by ブクログ

    シリーズ第一弾
    伊勢神宮から江戸日本橋の姫子島神社の禰宜としてやってきた丹波、神の子孫としての仲間を集め、禊祓の儀式により悪を改心、短編四話

    0
    2021年12月07日
  • 飯盛り侍 城攻め猪

    Posted by ブクログ

    第三弾
    石山本願寺と信長の戦いの救援に、最後には秀吉に拐かされ、安土城へ、此処で玄播と秀吉が似ていることから影武者に、干して本能寺の変に、背後に秀吉の陰謀が

    0
    2021年11月16日
  • 飯盛り侍 鯛評定

    Posted by ブクログ

    第二弾
    博多に難を逃れた弥八達、旧主龍造寺と大友の争いに、博多の豪商宗室に助けられ堺に、途中海賊に襲われ際に、毛利輝元の庇護を、吉川、小早川の間を

    0
    2021年11月16日
  • 狐の嫁入り ご隠居は福の神7

    Posted by ブクログ

    旗本髙山の出番が、”いいとこだけ”になってきた。
    そういえば、このひと主人公じゃなかった。

    カバー裏の粗筋に誤植発見。チェックしないのかな?

    0
    2021年11月07日
  • 飯盛り侍

    Posted by ブクログ

    第一弾
    佐賀龍造寺家の足軽・弥八、後方支援の賄い方、主人には嫌われる、鍋島直茂、立花道雪、博多商人に助けられ今後の運命は
    それにしても現在で普通のことをよく知っている足軽

    0
    2021年09月30日
  • もんなか紋三捕物帳

    Posted by ブクログ

    推理力に長けた人物も立派な岡っ引きである主人公。
    中に収録されている話も面白い。

    が、これは慣れていかねばならないのかもしれないが、私にとっての読みにくさが。

    このどこから見ても、好人物。どうしてこんなふうになったかの説話が不十分で、なんとなく為人の成り立ちが納得いかないせいなのかもしれない。                 次回からの内容に期待!

    0
    2021年06月11日
  • 暴れ旗本天下御免

    Posted by ブクログ

    現代人が描く江戸。 台詞とは言え、封建制や身分制批判が過ぎるとちょっとがっかり。

    江戸落語に現代貨幣制度や時間制が出てくるような感じ。
    圓生の噺でもシラケることあるものね。

    0
    2021年03月20日
  • 暴れ旗本御用斬り 龍雲の群れ

    Posted by ブクログ

    江戸時代の諸改革に関する評価もずいぶんと様変わりし、近年では質素・倹約・緊縮型の政策は批判が多い。
    作家さんたちの好みもさまざまで、池波正太郎の田沼意次、本作の松平定信 等々…

    0
    2020年12月30日
  • いたち小僧 ご隠居は福の神3

    Posted by ブクログ

    3歳で拐かしにあった少年が10歳になって、戻ったが、言葉やふりが3歳でしかない。どんな育てられ方をしたのか?
    母親は吉右衛門に預けにくるのだったが。。。

    店の手代と駆け落ちをした女房。
    その手代が、芝居小屋の看板となり凱旋。女房は?逃げられた旦那は?

    吉右衛門を昔の想い人と勘違いしている武家のお婆さん。
    女中をしている女と、その孫が縁あって祝言を。

    吉右衛門が拾ってきた三太郎は元菓子職人。
    貧乏長屋にいたち小僧が、金を投げ入れた。
    そこには貧乏な母娘が。
    和馬の家に縁あって3人が暮らすことになるが、、。


    シリーズ初めは、剣の腕もない正義感だけ強い旗本だった設定だったが、3冊目にもなる

    0
    2020年12月06日
  • 幻の天女 ご隠居は福の神2

    Posted by ブクログ

    銭を鋳造する銀座御用屋敷で働く労働者は、怪我や火傷が多い仕事なのに危険手当も治療もしてもらえない。
    働けなくなったものは何の保証もなく放り出される。
    労働者による環境改善のストの最中雇主が殺される。
    残ったのは少女一人。。。
    銀山に絡む押し込め騒ぎで、父親が亡くなったお姫様が、
    高山和馬にけそうをし、結婚してくれとふみが届く。
    お上に、財産を全て没収されるよりは市民に施しをという。
    ところがそれはペテンで。。。
    親がなく、悪ガキ仲間に入っていた謙吉。
    足抜けしようと揉めてはいたが、決して揉め事を起こそうとは思わなかった。
    ある日、殺された兄貴分の犯人と思われ、役人に追われる。
    次はは両替商や金

    0
    2020年12月05日
  • ご隠居は福の神1

    Posted by ブクログ

    徳川家斉の後、徳川家慶の時代。
    長い時代、奢侈に溺れていた家斉の反動で、老中首座の水野忠邦の天保の改革も不発、幕府に対して庶民の不満が溜まり、言論統制が始まっていた。

    そんな時代二百石の小普請組の無役の旗本、高山和馬。
    どうしても困っている人を見ると助けたくなってしようがない。もっといるものを恵んでしまい、家にはもはや金目のものはない。そればかりか、使用人も雇えないほど。

    そこへ吉右衛門という老人が。
    和馬に、ただ恵んでやるばかりでなく、どうしたらよくなるか、考えて施策を提出してみてはという。

    ここから和馬の「人の為になる」生活が始まる。

    遠山景元、鳥居耀蔵、佐久間象山、歴史の教科書に

    0
    2020年12月04日