井川香四郎のレビュー一覧

  • 暴れ旗本天下御免
    現代人が描く江戸。 台詞とは言え、封建制や身分制批判が過ぎるとちょっとがっかり。

    江戸落語に現代貨幣制度や時間制が出てくるような感じ。
    圓生の噺でもシラケることあるものね。
  • 暴れ旗本御用斬り 龍雲の群れ
    江戸時代の諸改革に関する評価もずいぶんと様変わりし、近年では質素・倹約・緊縮型の政策は批判が多い。
    作家さんたちの好みもさまざまで、池波正太郎の田沼意次、本作の松平定信 等々…
  • いたち小僧 ご隠居は福の神3
    3歳で拐かしにあった少年が10歳になって、戻ったが、言葉やふりが3歳でしかない。どんな育てられ方をしたのか?
    母親は吉右衛門に預けにくるのだったが。。。

    店の手代と駆け落ちをした女房。
    その手代が、芝居小屋の看板となり凱旋。女房は?逃げられた旦那は?

    吉右衛門を昔の想い人と勘違いしている武家のお...続きを読む
  • 幻の天女 ご隠居は福の神2
    銭を鋳造する銀座御用屋敷で働く労働者は、怪我や火傷が多い仕事なのに危険手当も治療もしてもらえない。
    働けなくなったものは何の保証もなく放り出される。
    労働者による環境改善のストの最中雇主が殺される。
    残ったのは少女一人。。。
    銀山に絡む押し込め騒ぎで、父親が亡くなったお姫様が、
    高山和馬にけそうをし...続きを読む
  • ご隠居は福の神1
    徳川家斉の後、徳川家慶の時代。
    長い時代、奢侈に溺れていた家斉の反動で、老中首座の水野忠邦の天保の改革も不発、幕府に対して庶民の不満が溜まり、言論統制が始まっていた。

    そんな時代二百石の小普請組の無役の旗本、高山和馬。
    どうしても困っている人を見ると助けたくなってしようがない。もっといるものを恵ん...続きを読む
  • ご隠居は福の神1
    世間知らずだが、正義漢で慈悲深い若旗本。
    苦悩する場面が深刻でないから、仕事に行きたくない日曜の夜でも読めます。
    続巻が出れば読みたい。
  • もんなか紋三捕物帳 : 3 首無し女中
    第三弾
    久しぶりに読むので背景うる覚え
    短編四編構成、吉宗の時代で良く分からないが江戸の目明しの元締め?
    面白味には?
  • もんなか紋三捕物帳 : 2 大義賊
    もんなか紋三シリーズは
    出版社を横断して書かれた時代小説です
    一人のヒーローを取り巻く人物を主人公に
    様々な色合いの物語を紡ぎ出す野心的小説
    こんかいは「ちゃんちき奉行」
    系統が混乱してきた
  • もんなか紋三捕物帳 桃太郎姫
    キャラが達主人公
    このシリーズは文三を中心にいくつもの物語が張り巡らされるから、追いかけるのは大変だ
    実際、二年ぶりにこのシリーズ借りた
    再チャレンジして追いかけてみるかな?
  • 菜の花月~おっとり聖四郎事件控(八)~
    第八弾、最終巻?
    見知りの娘が将軍の娘で、加賀藩へ出された娘の双子の妹
    またもや暗躍する将軍の実父一橋治済、
    松平定定信の依頼で遂に将軍の影武者も?
  • 甘露の雨~おっとり聖四郎事件控(七)~
    第七弾
    長崎奉行に請われて長崎へ、正邪入り乱れての熊本にまで至る陰謀の渦?
    忠義の部下も妻子を人質に、可哀想な境遇の娘二人も
  • 鷹の爪~おっとり聖四郎事件控(五)~
    第五弾
    六話から読み始めたので様子は理解済み、やっとの感じ
    四話構成は変わらず、気楽な付き合いか
    家斉の時代は時代劇かという感じ
    やはい久美花とはやはり
  • あやめ咲く~おっとり聖四郎事件控(三)~
    第三弾(廣済堂文庫版の加筆修正版)
    あやめと呼ばれた記憶喪失の女、献残屋の娘菊江を助け、賄賂の悪を、亭主の無実をはらす時間稼ぎの為牢獄へ入ったおつや、父を慕う娘のお杉と短編四話構成
  • 天狗姫~おっとり聖四郎事件控(六)~
    第六弾、初めて読むシリーズ!
    これも廣済堂文庫版の加筆修正版だが読んでいない
    良く分からないが将軍と兄弟?父に疎まれ命をも狙われている?
    この関係か父に疎まれた子供と父の諍いが?
    登場する松姫は尾張藩付家老成瀬家の姫、陽気な大男は隠密?
    この関係で続くのか?
  • 情けの露~おっとり聖四郎事件控(二)~
    第二弾(廣済堂文庫版の加筆修正版)
    毒をばらまき、毒消しを売る悪い奴(志野編)、一分の借りの為最善を尽くす(お春編)、裏稼業の女に命を狙われる(お紺)、阿片を扱う昔の修行仲間、幕閣の悪人も定信のてにより、短編4編
  • 御三家が斬る!
    シリーズ第一弾
    水戸黄門、若き日の吉宗、そして尾張の二十男?が活躍する設定だけが奇抜な話
    背後には五代綱吉の時代、柳沢吉保相手に
  • もんなか紋三捕物帳 洗い屋
    第四弾
    人の生き方の裏に住む商売?
    紋三とと子分たちの活躍?
    どうも、紋三も大岡奉行も事件の背後は分かっている?
    白日に曝け出すために色々なことを!
  • もんなか紋三捕物帳
    良く分からないが五社共同企画の第一弾
    短編四話構成、あまり読みごたえなし、何か背後に事件解決の糸口が?
    読んでいてあまり面白くない
  • もんなか紋三捕物帳 賞金稼ぎ
    第四弾-三出版社共同?
    紋三の子分衆が登場し、紋三が手助けするパターン
    全体的に単調に進み、後半一気に展開か?
  • じゃこ天狗 もんなか紋三捕物帳
    もんなか紋三捕物帳のサブストーリー?
    肝心の元を読んでないが!、天婦羅屋を営む伊達宗之介としっかり者の娘千春の物語?
    顔を曝すと本領を発揮できないので、天狗の面を被って悪党退治