井川香四郎のレビュー一覧

  • 御赦免花 刀剣目利き 神楽坂咲花堂

    Posted by ブクログ

    私は恐らく若旦那というタイプに弱い(笑)江戸の町の中で上方口調、そして腕利きの目利きで目の付け所が違う。これが惚れろと言わずなんと言うか。
    最近ちょっと、おもしろくなくなってきました。

    0
    2009年10月04日
  • 無念坂  ‐くらがり同心裁許帳(四)‐

    Posted by ブクログ

    迷宮入り事件ばかり追う永尋書留役、通称「くらがり」の事件帖シリーズ。要するに「窓際同心」だが、ひそかに南町奉行大岡越前に目をかけられて独自のパイプを持っていたりする。ドラマの「おみやさん」の江戸時代バージョンかな。

    0
    2011年09月17日
  • ふろしき同心御用帳 恋の橋、桜の闇

    Posted by ブクログ

    奉行所に出仕が大嫌いで大法螺吹きの「ふろしき同心」近藤信吾が軽妙な人情裁きをみせるシリーズ。井川香四郎はテレビの「八丁堀の七人」でファンになったがいろいろな楽しい時代小説を刊行してくれて嬉しい♪

    0
    2011年09月17日
  • 暴れ旗本八代目 けんか凧

    Posted by ブクログ

    幕府大目付大河内政盛の嫡男にしてプータローの右京が活躍するシリーズ。巨悪、田沼意次が目の上のたんこぶを排除しようとあの手この手でちょっかい出してくるが、それを快刀乱麻…というか飄々と倒していくのが楽しいシリーズ第一弾。いまだふらふらしている嫡男をどうにかしようと画策する親子のやりとりも読んでいて楽しい。

    0
    2011年09月17日
  • 暴れ旗本八代目 けんか凧

    Posted by ブクログ

    田沼意次の大目付である大河内讃岐守政盛とその息子である旗本右京が面白おかしく江戸に巣食う悪事を切り払う。
    一人の女を親子で取り合うなど、クスリと来る描写が混ぜられているのも面白い。

    0
    2009年10月04日
  • 島津三国志

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    墓守が思い出を語る形で物語が進んでいくのは斬新でしたが、そのために武将の語り口や合戦の描写が史実に語られていることの説明になっており、躍動感が感じられずページ数も多い為、間延びしてしまい読むのに苦労しました。
    史実の資料を簡単にサラッと読みたい方にはお勧めです。

    0
    2025年08月31日
  • 与太郎侍

    Posted by ブクログ

    箱根の山奥で育った古鷹恵太郎
    育ての祖父が亡くなり山を降りると事件に巻き込まれる。なんと恵太郎は家老の血統だった
    この作者はテレビ時代劇の脚本家出身らしい
    なるほどテレビらしいやりすぎ大袈裟ストーリー
    しかも勧善懲悪に振り切ってないところもモヤモヤ

    0
    2024年09月27日
  • 寅右衛門どの 江戸日記 大名花火

    Posted by ブクログ

    ちょっと誰が誰やらわからなくなってきたところもありつつ、面白くなってきた。
    どんどん出世していく寅右衛門。この先も気になる。
    こんな殿様が、いたらいあなあ。

    0
    2024年09月09日
  • 寅右衛門どの 江戸日記 芝浜しぐれ

    Posted by ブクログ


    登場人物の人となりが掴めてきて、ぐっと面白くなってきた。
    寅右衛門のさりげない大活躍が心地よい。
    次巻も楽しみ。
    猫目小僧の話が特によかった。

    0
    2024年09月01日
  • 寅右衛門どの 江戸日記 人情そこつ長屋

    Posted by ブクログ

    時代もののおもしろそうなシリーズをまた発見。
    ちょっとしたミステリーと人情話がよい。
    続きも楽しみ。

    0
    2024年08月28日
  • 島津三国志

    Posted by ブクログ

    この作品も、以前から気になっていた。ただ、井川香四郎さんの作品は「与太郎侍」を読んだだけだったので、その落差の大きさに驚いた。言っては悪いけど、「与太郎」は、おふざけ(裏に真面目なテーマが隠れているけど)だったけど、この作品は、本格的歴史大作である。同一人物の作品とは思えない。この人の作品も、いろいろ読んでみたい。

    0
    2023年06月10日
  • かげろうの恋~もんなか紋三捕物帳~

    Posted by ブクログ

    「井川香四郎」の連作短篇時代小説集『もんなか紋三捕物帳 かげろうの恋』を読みました。

    「松本清張」、「近藤史恵」の作品に続き、時代小説・捕物帳です。

    -----story-------------
    天麩羅屋を営む浪人「伊達宗之介」は、一人娘「千春」の小言に頭の上がらぬ日々を送る。
    ある雷雨の夜、二人が町医者の屋敷の前を通りかかると、蓑笠姿の男が表門から遁走。
    邸内で目にしたのは男と女の亡骸だった。
    探索に乗り出した岡っ引の「紋三」は無数の不審な点に気付き……(表題作)。
    粋な「紋三親分」と、しがない浪人「宗之介」の人情裁きが冴え渡る書下ろしシリーズ!
    -------------------

    0
    2023年04月10日
  • 日照り草 梟与力吟味帳

    Posted by ブクログ

    連続短編、代言者と与力の対決。

    4話分で、その都度話が終わっているので
    読みやすかったです。
    想像しやすい話でしたが、ちょこちょこと
    相手が美人、という話が出てきます。
    さくさく発言しているところから
    きりっとした美人なのでしょうか。

    上手い事動かされているような、使われているような。
    事件が解決すれば、そこは些細な事、ですがw

    0
    2023年03月17日
  • 後家の一念~くらがり同心裁許帳~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     井川香四郎「後家の一念」、くらがり同心裁許帳(三)、2022.5発行。くらがり同心、角野忠兵衛と同じく同心、北内勝馬、小料理屋「蒼月」の辰五郎、美鈴父娘、女医の八田錦先生が活躍します。美人の錦先生は「はちきん」先生と呼ばれるほどの男勝り。

    0
    2023年01月26日
  • もんなか紋三捕物帳 泣かせ川

    Posted by ブクログ

     泣かせ川の涙橋を渡り、岡場所に連れて行かれる娘たち。門前仲町は墨田川、大横川、小名木川にぐるりと囲まれている。遊郭、深川七場所を新たな吉原にしようとする輩、火盗改方、材木問屋、渡世人たち。その企みを砕く紋三、猿吉、鬼三郎の物語。伊川香四郎「泣かせ川」、もんなか紋三捕物帳№6、2019.1発行。

    0
    2023年01月19日
  • 番所医はちきん先生 休診録四 花の筏

    Posted by ブクログ

    幼女の溺死遺体が。乱暴者の義理の父親が疑われるが、実は何ヶ月も接点がなく。

    米切手を使った詐欺事件が起ころうとしていた。
    隠居した仲良し3人組が錦のところで健康診断をしていて発覚。

    道を間違えた青年が両親の殺しと放火の罪を着せられる事件があった。そこに少しづつっ関わっていたのが、錦他子煩悩なシングルファザーの片岡など。

    人の心の弱さと温かさが、絡み合う事件を解明する錦。

    0
    2022年10月29日
  • 寅右衛門どの 江戸日記 殿様推参

    Posted by ブクログ

    第五弾にして大団円?
    悪徳商人の陰謀、幕閣勘定奉行の企み
    明確に悪として排除?
    松平定信と一橋家の対立は?
    最初から設定が無理では、幕府の財政を扱うにはこの程度の本では不十分?
    いずれにしても消化不良

    0
    2022年09月29日
  • 寅右衛門どの 江戸日記 人情そこつ長屋

    Posted by ブクログ

    シリーズ第一弾
    潰された藩の君主の影武者という妙な設定?
    藩の再興を果たすが影武者ゆえに失業、またしてもそこつ長屋の住人に
    本物にするか偽物にするか、今後の展開を含め明確でなかったのか?

    0
    2022年09月29日
  • ホトガラ彦馬 写真探偵開化帳

    Posted by ブクログ

    ★見えん魂も実は一緒に写っとるたい。(p.287)

     ミステリかと思えばある意味歴史ものだった? 有名人物たちのこういう暗躍があったかもしれないって感じの。それなりに楽しめます。

     女装した男が殺された事件に端を発し明治初期の政治的ゴタゴタが明るみに出てくる。彦馬も巻き込まれ坂本龍馬の暗殺、西郷隆盛というけっこう謎な人物、江藤新平の決起などに、お札の肖像画になったこともある有名人たち、政権から追い出された者たちがからんでくる。

     最近明治が始まった頃が舞台の小説をたまたまやけどけっこう読んでます。今回のもそのひとつ。畠中恵さんの『明治・あやかしモダンシリーズ』今回のにも銀座の煉瓦建築街の

    0
    2022年07月23日
  • かもねぎ神主 禊ぎ帳

    Posted by ブクログ

    シリーズ第一弾
    伊勢神宮から江戸日本橋の姫子島神社の禰宜としてやってきた丹波、神の子孫としての仲間を集め、禊祓の儀式により悪を改心、短編四話

    0
    2021年12月07日