朝日新聞社のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
朝日新聞の編纂なので、信用できないと思ってしまうというのが読み始めの本音だが、吉田清治の慰安婦捏造も本書で取り扱っていたはずとページを捲る。その修正をしての改訂版だ。見ると、ホームページでは謝罪文。お詫びと訂正。それなら他所からツッコミを逃れたものが本書かと、多少、信用する気を取り戻して読む。
朝日新聞の読者投稿欄で女性の戦争体験記の募集が始まり、4千におよぶ手記。カタカナの外国人の海外からの投稿もあり、「おいおい見え透いた捏造はやめてくれよ、海外で朝日新聞など読むはずないだろう」と思うが、募集は日本に限らず海外まで手を広げたとの説明。
子供を産めず「非国民」の声におびえる。敵は日本人だっ -
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Posted by ブクログ
てっきり朝井リョウの小説かと。
でも読んでよかった。
冒頭の彼のエッセイはとても力強くて、なんだかこれまでの自分が歩んできた道を肯定してくれるような、味方でいてくれるような何かを感じました。
今の自分は、これまでの自分が選択し続けてきた自分なんだよなぁ。
迷い、悩んで、時に自暴自棄になりながら、私はずっと何かを選びとってここまで生きてきてる。
正解かどうかは全く自信が無いし、後悔していることも正直たくさんあるけれど、どこかでふと今の私で良かったと思える日が来るのかもしれないですね。
ここにでてくる18歳の少年少女のように、どんな大人になりたいか、もう一度考えてみたい。
私が当時想い描いていた