佐藤健太郎(サイエンスライター)のレビュー一覧

  • 番号は謎(新潮新書)

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    「ほほう( ゜o゜)この番号にはこんな事情があったのか!」が分かる本(^^)でも読み終わったそばから忘れていくという残念な私の脳みそ(;´д`)トホホ

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    2020年11月11日
  • 番号は謎(新潮新書)

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    とんこつラーメンとかにあるこなおとしみたいな一冊。「好きな人はとことん好き」の極致。実にいい。

    鋭意作成中の「全国高校データベース」と重なる内容もあり実に楽しく拝読しました。とっかかりはなんでも良くて、好きなことをとことん突き詰めていくと、帰納的に何か本質が見えてくることがある。そしてそれは欲求のままにやってることなので、何かを導き出せるかもとかいう期待なんて何もしてない。故にモチベーションに波がなく、寝食を忘れて没頭できる。書いてる本人は楽しいとあとがきで触れる作者の気持ち分かるなぁ。生業にしてる以上は多少打算が入るんだろうけど、こういうのを好きなことを仕事にするって言うんだろうな。ただ、

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    2020年10月05日
  • 番号は謎(新潮新書)

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    世の中にある番号にまつわる、その番号が突いた歴史や意味、その後の変遷、イレギュラーな出来事等、今までほとんど気にしなかったことの裏側にある事柄や奥深さが知れて、世の中にある番号を見る目も感度も上がり、色々な想像が巡り番号を見るのが楽しくなりそうな気がする。ちょっとした番号にまつわるウンチクも語れるようになる。

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    2020年10月03日
  • 番号は謎(新潮新書)

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    また変な本を書いてしまった

    これ、あとがきの冒頭の一文なんですが、著者がこれを自覚しながら書いたんやなぁと思えるくらい、深く調べられててとても面白かったです

    普段の生活と密接しているいろんな数字に関して、何気なく接して来ましたが、そんな曲折からこの数字になったんやなぁ、ということがまとめられてます

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    2020年09月11日
  • 世界史を変えた薬

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    国内でエイズ関連の患者・死者が出たときに個人情報やガセネタが報道されていた、当時はプライバシー保護の概念が薄かった、というような記載があったけれど、21世紀のコロナ禍でも大して変わっておらずとても残念

    端的にわかりやすくまとまっていたので読みやすかった
    分子構造はイラストじゃなくて構造式の方がよかったなーと個人的には思う

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    2020年08月30日
  • 世界史を変えた新素材(新潮選書)

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    文明を生み、人類を豊かにした様々な素材として、鉄やアルミなどの金属、コラーゲンやセルロース(紙)などの自然素材、陶磁器やゴムなど天然素材に人間が加工を加えたもの、そして、プラスチックやシリコーンなどの人口素材を取り上げ、その歴史や特性・用途について分かりやすく解説されている。サイエンスライターらしく話題も豊富で、読んでいて飽きないし面白い。

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    2020年08月29日
  • 世界史を変えた新素材(新潮選書)

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    大学院の授業(材料)の課題図書。

    材料は専門でないしあまり興味もなかったので読み始めるのに抵抗があったが、雑学的な話が多くとても読みやすかった。

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    2020年08月09日
  • 世界史を変えた薬

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    人類の歴史を変えた医薬品を時代背景を踏まえて解説した本。

    内容は主に医薬品の歴史の紹介であり、化学的な部分もわかりやすく説明されているため、誰にでも読みやすい本であると思います。

    ウイルスは標的となるタンパク質が少なく、変異が早いため、薬を作りにくいことから、本書では「人類の最後の敵」と紹介されており、現在の状況から痛感させられました。

    人類の歴史は感染症との戦いであるというのを考えさせられる本でした。

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    2020年04月19日
  • 世界史を変えた薬

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    非常に読みやすくまとまった本でした。
    感染症と疼痛をメインに人類に薬が与えてきた影響を、臨場感を持って感じ取ることが出来ました。

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    2020年04月05日
  • 化学で「透明人間」になれますか?~人類の夢をかなえる最新研究15~

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    「金」を人工的に造ることはできるのか。
    「がん」を治療することができる日は来るのか。

    何となくではあるが、人類は不可能と言われていた
    ことを実現させているような気がします。

    まだまだ「夢」と思われている課題をこの先克服
    できる日は来るのか。
    現代の化学の力はどの程度なのか。
    透明人間は実現するのか。

    対話形式で文系人間にも分かりやすく答えてくれる
    一冊です。

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    2019年10月17日
  • 世界史を変えた新素材(新潮選書)

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    人類の文明にとって重要な材料として、金、陶磁器、コラーゲン、鉄、紙、炭酸カルシウム、絹、ゴム、磁石、アルミニウム、プラスチック、シリコンを取り上げて解説した好著だ.特にコラーゲンと炭酸カルシウムが異色だと感じた.終章のAIに関する記述も楽しめた.このような解説書はもっと読まれるべきだと思う.これらの事項をある程度把握してうえで世の中の事象を見つめる必要があると思っている.

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    2019年05月07日
  • 世界史を変えた新素材(新潮選書)

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    あまり詳しいことが書いてあるわけではないが、なるほど面白いなぁとあっさり読める良書であると思う。興味の入り口としてとても良い。世界は色々な素材の発明によって成り立っているんだなぁということ、そしてこれら素材がない頃を想像できないなぁという驚きがあってよかった。

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    2019年02月17日
  • 世界史を変えた新素材(新潮選書)

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    科学者による、歴史的に見て優れた素材について説明した本。金や陶磁器、鉄、紙、ゴムなど社会に大きな影響を与えた素材を簡潔に説明している。身近にある物の発明経緯や歴史的な価値を知ることができ、たいへん有意義な内容だった。
    「考古学というものはどこの国であれ、まず壺とその破片を探すところから始まる。土器、陶器、磁器などの発達度合いは、その文明の成熟度を測るよきバロメーターだ」p33
    「粘土を低温で焼いて作ったものは、いわゆる「素焼き」と呼ばれ、縄文式土器や弥生式土器は全てこれに当たる」p37
    「(地続きから島になったタスマニア)(人の行き来がなくなると文明は衰退する)結局タスマニアからは、ブーメラン

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    2019年02月17日
  • 世界史を変えた薬

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    ネタバレ

    今の書き方だとこんななんだなあ。この内容の本を50年後に書いたらどんなになるんだろう。50年前だとどんなだろう。などと思いながら読んだ。タイトル通りだし。アニリンの荒っぽさを思い出しながら。

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    2019年02月06日
  • 世界史を変えた新素材(新潮選書)

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    金、陶磁器、コラーゲン、炭酸カルシウム、ゴム、紙(セルロース)、絹、鉄、磁石、アルミニウム、プラスチック、ケイ素(シリコン)。現代の生活に欠かせない材料に関して、人類がどのように利用するようになったかの歴史だけでなく、その物理・化学的な説明も一般読者向けに分かりやすく解説されています。材料科学の専門家にとっても、全体を俯瞰するのに役立ちそうです。

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    2019年02月02日
  • 世界史を変えた新素材(新潮選書)

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    「黄金が人類を魅了するのは太陽や火の輝きに似ているからではないか」
    「黄金の色が鈍かったら世界は平和で、しかしずっとつまらない世の中になっていたかもしれない」
    「明の貿易が鄭和以降も続いていたら大航海時代はどうなっていたか」
    ”素材“を通じて筆者が立てる「イフ」の問いが面白い。

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    2019年01月20日
  • ふしぎな国道

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    国道にまつわるあれこれを、とことん楽しむ視点から紹介されている。著者の体験による情報もふんだんに盛り込まれていて良い。国道の歴史を通してみるお上のなさりようと国道マニアの目の付け所の細かさ、人のやることというのは複雑怪奇だと感じた。

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    2019年01月04日
  • 世界史を変えた新素材(新潮選書)

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    金、陶磁器、コラーゲン、鉄、セルロース、炭カル、絹、ゴム、磁石、アルミ、プラ、シリコン。物性と化学と歴史で綴る材料文明論。孫引きではなく著者の言葉で描かれているので、知らないことはもちろん知っていることでも違う角度や別の表現になっていて楽しい。

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    2018年12月20日
  • 世界史を変えた薬

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    製薬会社研究員による、歴史を変えた薬について紹介した本。人類の歴史に大きな影響を与えた薬をいくつか取り上げて説明している。興味深い内容であった。
    「ほんの100年前には、日本人の平均寿命は現在の約半分に過ぎなかった。1921〜1925年の平均寿命は、男性42.06歳、女性43.20歳。新生児の6〜7人に1人は、3歳までに亡くなるという時代であった」p14
    「天才の着想というものは、その後一般に普及して当たり前になってしまい、後世から見るとその凄さがわからなくなることが少なくない」p32
    「キニーネを含む健康飲料も開発された。キナノキなど薬草を抽出した液に、炭酸を加えて飲みやすくしたトニックウ

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    2018年10月24日
  • ふしぎな国道

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    今度の旅は自転車でどこ行こうかなんて考えていて、道路をおもしろい視点で切り取っている本を見つけたので読んでみました。いやぁ、日本はまだまだ広い。階段国道やエレベーター国道、海の上の県道やらおもしろいスポットがたくさんあるじゃんか!これは自分の目で見に行かなくては!と思えた1冊。さすがにこの中に出てきた国道以外を走る「非国民」活動はなかなか自転車だとおもしろみを感じにくいかな~と思うけど、日本の広さとおもしろさを感じる度に早く出かけてみたくなる1冊でした。

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    2017年12月26日