瀬田貞二のレビュー一覧
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ネタバレ“世界と世界のあいだの林”
ポリーの言うとおり、本当にすてきなことば。
“いのちのはりつめた静けさ”の幸福感。
ディゴリーってカーク教授なのーーーー!!!!???って楽しいネタバレ要素!
こんなことってあるんだ!
それに序盤の章でサクッと伝えられている。
ディゴリーは大きくなって、(中略)あの有名なカーク教授になるのです。って。まじかい
例の街頭がナルニアにできる瞬間を見た
だからあの街頭がロンドンに繋がるシンボルになっていたことにもつながる
(魔女がロンドンの街頭からねじりとった鉄棒をライオンの眉間に投げつけそれが落ちた地面に鉄棒がめりこんで街頭ができた)
そしてこの本の最後には銀のリンゴの木から材木を採った衣装ダンスになった、、と
児童文学でこんな回収される感情たちに出会えると思わなくて素敵などきどきわくわく味わいました
解説より参考になったことをひとつ記す
“馬は理性はないけれども感情は豊かであるといわれる動物だ。イギリスの文学者は、これをよく知っていて、理屈ばかりで頭でっかちになりがちは人間の社会を批判するときに、よく馬という人間と親しい動物を引き合いに出してくる。” -
Posted by ブクログ
眼の前に美しい情景が。
ひとときナルニア国を
旅してきました。
─森のなか、霧は白色
から金色へと。やがて
晴れ上がり、眩い日の
矢が燦々と森の地肌に
漏れ注ぎ・・・
─道行きでは、暖かい
陽だまりをぬけ涼しい
雑木林をとおり花々の
むせぶような甘い香り
を嗅ぎ・・・
─山上に立ち、夕暮れ
の光に染まり輝く森や
銀色の川が蛇行する様
を見下ろし・・・
─浜辺では、カモメが
叫ぶなか、足の裏に砂
をふみ、なぎさの波と
たわむれ・・・
目を閉じて情景を描き
ながら、
ベッドと読書灯だけで
どこへでもどこまでも。
私の旅に必要なものは
大きなカバンではなく
一冊の本です。 -
Posted by ブクログ
映画にもなった「ホビット」原作。ドワーフと魔法使いに連れられて竜のところに宝物を取り返しにいくビルボの冒険の話。
「ホビット」も「ロードオブザリング」も見たこともなければ読んだこともなかった。そもそもファンタジーに興味があんまりない。小さい頃から本はそこそこ読んでたけど、ファンタジーには手をつけてこなかったせいか読み慣れてない。
ファンタジー好きの夫に勧められて読んでみたけど、やる気のないビルボがドワーフの仲間達と旅を続けていくにしたがってだんだん頑張ろうと変わっていくのは読んでて微笑ましくなった。ビルボ、偉いねえ。
でも私が惹かれたのは、ちょっとしたところに挟まれるユーモア。言い回しともいうか…「ビルボは客が好きだけど、事前に客が来ることを知っていた方がもっと好き」だとか、お客さんをもてなすのが礼儀だけど、お菓子がなくなっちゃうんじゃないかと気が気でないビルボとか…なんかその辺りの言い回しというかがめっちゃ好きだった。子どもの時にちゃんと読んでおきたかったな。
ビルボの冒険はまだまだ続くので、下巻も読みます。 -
Posted by ブクログ
しまった、最後は宗教っぽい展開だったか。
カロールメンは十字軍のオスマントルコで、完全に悪だけど、改宗すれば受け入れると。ここは懐が深というつもりで書いてるわけだけど、この多様性の尊ばれる現代にはなかなか。
タシの神様の表現なんかけっこうキツくて、挿絵も悪意にみなぎっている。にも関わらずアスランが来た瞬間に消え失せるという、この圧倒的力の差ときたら。
ともかく宗教戦争にありがちな勧善懲悪なので、相手に対して容赦ない。普通に殺すし、仲間だった小人も裏切れば「愚かなチビどもめ」と容赦ない。
これを子供に読み聞かすんだから、さすがグレートブリテンやで。