C.S.ルイスのレビュー一覧

  • ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1

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    何回も挫折して、苦節何年?笑ようやく読めた。
    ちょっとひらがなが多すぎるのかな。うまく文章が読めず、物語に入れずにいた。漢字に慣れる前のもっと早い段階で読んでおくべきだったのか。なんとライオンのアスランが出てくるまで読めたことがなかった。正義の中心人物なのに。

    解説に書かれていて納得したんだが、宗教的な教訓を児童小説という形で表現しているのだ。
    だから、話自体は「イソップ物語」のようにシンプル。しかしファンタジーの世界にひたれる。
    エドマンドの裏切りに怒って、アスランの自己犠牲に胸を打たれて、教訓を獲得していく形だと思う。

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    2021年12月06日
  • 魔術師のおい ナルニア国ものがたり6

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     ナルニア国物語を時系列順に読み返そうと思い小学生ぶりに読んでみた。
     話として面白いかと言われると私はそうは思わなかった。ただ小学生の頃の記憶が少しずつ呼び戻され、「あ〜こんなんあったな」という気持ちになった。
      ナルニアがどのようにできていったかという話なので、続きの作品を早く読みたいという気になった。
     後、「魔法は魔法を信じているところでしか使えないのです」はめっちゃ好きなフレーズになった。

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    2021年04月28日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

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    四国のzoomでの読書会に参加させていただいてる。
    そこの2月課題本。

    ナルニア国の初めの話。
    ファンタジーなんだけどイギリス社会への批判もあるらしい。黄色の指輪と緑の指輪。

    病気のお母さん。
    ディゴリーがりんごの実をお母さんに持って帰る?って葛藤するところ。魔女がイギリス社会の秩序とは違って暴れるところ。が印象に残りました。
    階級社会。身分ってとっても人を差別するもんだな。なんなんだろ。

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    2021年01月15日
  • さいごの戦い ナルニア国ものがたり7

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    小さなイタズラが大きな企みに変わってついには国を巻き込んでの諍いになり、全て滅びてゆく、みたいな展開。

    それでも最後はハッピーエンドぽい終わり方だが、果たしてこれは本当に「めでたしめでたし」なのか?と思ってしまうのは大人の邪推か。

    クリスチャンなら「皆良かったね^_^」と思えるのかもしれない。多分。

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    2020年02月18日
  • ナルニア国物語7 最後の戦い

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    最後の戦いというタイトルからスターウォーズみたいなものを想像していたけど、違った。
    もっと地味で、むしろ「黙示録」を彷彿させる。

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    2020年01月28日
  • ナルニア国物語6 銀の椅子

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    ユースティスが前作と比べものにならない位いい子になっている❗️
    アスランに召還されたユースティスとクラスメイトのジルは、カスピアン王の息子、リリアン王子を探す旅に出る。旅に同行するのはネガティブな事ばかり言ってるパドルグラム。
    もしも芝居をするのなら、このパドルグラムとリリアン王子はやりがいのある面白い役回りだと思う。役者の優劣が如実に出そうで。
    今回はストーリーが予想した通りに進んでしまって、少々物足りなかったが、ナルニアもあと1冊❗️と思うと感慨深い。

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    2020年01月21日
  • ナルニア国物語5 ドーン・トレッダー号の航海

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    またもやナルニアの地に償還されたペヴェンシー兄妹、エドマンドとルーシー。今度は厄介な従兄弟ユースチスも一緒に来てしまったのでさあ大変。ナルニア王となったカスピアンと共に行方不明の家臣を探しに行く度に同行する。

    ユースチスはナルニアに来たばかりのエドマンドのように天邪鬼だけど、本質的には兄弟の中で最も現実的なスーザンに近い。そして我々現代人に近い。だからユースチスの屁理屈にくすりと笑ってしまう。実際結構理にかなった事を言っている。

    この物語ではペヴェンシー兄妹は既に完成された存在、ユースチスとカスピアン王こそが真の主役と言える。ユースチスは天邪鬼と、カスピアンは驕り昂りとの決別することで、そ

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    2020年01月03日
  • ナルニア国物語4 カスピアン王子

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    ずいぶん前に読んだはずなのに、内容をほとんど覚えていなかった。その前に読んでいる『ライオンと魔女』は如実に覚えているのに‥‥この違いは一体なんなんだろう?
    確かにライオンほどインパクトはなく、後付け感は免れない。しかし壮大なナルニアの歴史の一端として楽しめ、続きも気になる。

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    2020年01月01日
  • ナルニア国物語3 馬と少年

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    これまでのナルニアと違った趣があって面白かった。ストーリーの展開も早く、王道の冒険物語。主人公はもともと気の弱い少年だったが、いざという時勇気を奮いお越し、お姫様のような暮らしをしていた少女は自由の本当の意味を知り、自分は良くできた馬だと自惚れていたブリーは謙虚になる。旅をして皆少しずつ成長した。

    イスラム世界を皮肉っているようでいて、反面イスラムの優美さも描かれている。

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    2019年11月17日
  • ナルニア国物語1 魔術師のおい

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    ナルニアは岩波少年文庫の『ライオンと魔女』と『カスピアン王子の角笛』を読んだきりで止まっていた。岩波は出版された順にシリーズが進んでいたが、こちらのシリーズは物語の年代順に進んでいるらしい。

    本書はナルニアの創世記が書かれているのですが、いや~、面白い❗️アスランも魔女も出てきますが、魔女は「ライオンと魔女」に出てきた時とは威厳があって堂々としていたが、こちらでは別人のよう、ちょっと間抜けに見えてしまう。

    ナルニアの情景も素晴らしくて、これは是非映像で見てみたいです。ジブリさんでもポケモン映画のスタッフでもいいからやってくれないかな。

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    2019年11月09日
  • ナルニア国物語3 馬と少年

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    少年より馬が先に来るタイトル通り、少年少女の成長はもちろん、馬の成長も面白かったりする。

    身分の差異、母国の差異とそれに伴う文化の際、種族の差異が際立って描かれている印象を受ける。それ自体はいいのだけど、勧善懲悪的なストーリー展開と、アスランの掌の上で物語が進んでいるような感覚があることから、どことなく抱くべき感想や教訓に導く意図を感じてしまう。これが正しい、こっちは間違い、的な。
    気のせいかな。

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    2017年05月20日
  • カスピアン王子のつのぶえ ナルニア国ものがたり2

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    ナル二アシリーズ2作目。前作でナルニアを救った4人がナル二アの危機に再び立ち向かう。前作から1300年後のナル二ア。かつて自分たちの治めたケア・パラベルの王宮は廃墟に。前作でルーシーを馬鹿にして痛い目に遭ったエドマンドがルーシーの意見を信じるのは成長の証が見えていいな。大人になったピーターとスーザンがナル二アに来れなくなるというラストには一抹の淋しさを覚えるがそれが大人になるということなんだろう。2012/632

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    2015年04月14日
  • 朝びらき丸 東の海へ ナルニア国ものがたり3

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    ナルニアシリーズ3作目。2作目の終わりで大人になってしまったピーターとスーザンはもうナルニアには来られない。エドマンドとルーシー、そしていとこのユースチスの3人がナル二アへ。今回のナル二アへの入り口は船の絵。日常のどこにでもある風景が異世界への入り口につながってると感じさせてくれる良質のファンタジー。2012/637

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    2015年04月14日
  • 銀のいす ナルニア国ものがたり4

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    ナルニア国物語シリーズ第4巻。第一作の主人公のぺペンシーきょうだいは誰も出てこないので少し淋しい。今回はユースチスとジルが行方不明の王子を探しに行く冒険。ナル二アという国は広大で奥が深い。2012/644

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    2015年04月14日
  • 朝びらき丸 東の海へ ナルニア国ものがたり3

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    やっぱり4人きょうだいのほうが好きだと思った
    ユースチスは誰がどう見てもいわゆる「いやなやつ」だったけど、簡単に更生するわけじゃなかったり、それでもみんなはユースチスを見捨てることはしないっていうのが、児童文学のナルニア世界の確立のような気がした。
    ドラゴンの島でユースチスが迷子になって、彼はみんなが自分を置いて船を出してしまうんじゃないかと不安になるけど、ルーシイやエドやカスピアンのことをもっとよく知っていたらそんなことは思わなかったでしょう、っていうのが印象的です。絶対的な信頼。

    いろんな島を巡って、ガリバー旅行記みたいだなと思いました
    個人的にはのうなしあんよの島が好き
    たしかあそこは

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    2014年02月06日
  • 魔術師のおい ナルニア国ものがたり6

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    ナルニア国物語の6巻目。ナルニアの創世物語です。ペベンシー兄弟の冒険から遡ること数十年。少年ディゴリーと少女ポリーが、ディゴリーのおじさんであるアンドルーの部屋に迷い込んだことから物語は始まります。アンドルーは科学者と魔術師の真ん中のような人で、いかがわしい研究をしていました。アンドルーの作った指輪は、触るとどこか別の世界に飛んでしまうものでした。ある事件から別の世界に飛んでいったポリーとディゴリーが幼さと人間味の苦悩と喜びを交わしながら、ナルニアの創世に立会い、成長していく話です。ドタバタの中で、ナルニアにゆくゆく氷の魔女になる存在を引き入れてしまったのも、ディゴリーでした。ドタバタとさせな

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    2013年12月19日
  • 馬と少年 ナルニア国ものがたり5

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    ナルニア国物語5作目。今回は第一作でピーター達4兄弟が、ナルニアを救ったのち、現実世界に帰るまでの数十年の期間の出来事。舞台はナルニアの隣国カロールメンから始まる。ある漁師の使いとして働くシャスタが主人公。見た目もカロールメン人とは全く違うシャスタが、境遇の不幸もあり、ナルニアに自分の故郷を求め旅立つ。ナルニア出身のしゃべる馬ブレーが旅の友である。その途中で同じようにカロールメンから亡命中だった王女のアラビスとその馬フインとも合流、意気投合しナルニアを目指す。道中様々な出来事に巻き込まれ、ごたごたがあるが、勇気と誠実さとでアスランのお告げを心に、アーケン国にまで到達する。

     私自身が読みなが

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    2013年12月02日
  • 銀のいす ナルニア国ものがたり4

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    ネタバレ

    とにかく、泥足にがえもんがよかった!
    ネガティブで心配事ばかりしていると思えば、ここぞというときには誰よりも勇敢で頼りになって、とってもかっこよかったです。
    かっこよくないのに、というギャップがいいです。
    最後の「いくらあたしがきりょうよしだからってね。」のところが本当にかわいくて笑ってしまった。

    物語はと言えば、面白かったんだけど、ちょっと失速したような気もしないでもないような。
    ジルが微妙だったかな…ユースチスが成長してたのは嬉しかった!
    もう少し見せ場があってもよかったのに!

    14章の「この世の奥底」の、穴からいろんなひとたちに引き上げてもらうシーンがとても好きで何回も読みました。

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    2013年10月09日
  • カスピアン王子のつのぶえ ナルニア国ものがたり2

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    ネタバレ

    ナルニア国物語の第二編「カスピアンの角笛」。映画化もされた作品。ナルニアの映画は一番初めのものしか見ていなかったので、ストーリーの成り行きをゆったりとしたルイスの表現をおいながら、楽しむことができました。結構戦争の描写があるのですが、その辺は子供向きの小説なので、さらっと描いてあります。ファンタジー小説の古典としても秀逸ですし、子供向けの作品でありながらも、登場人物たちの心の移り変わりや成長などが、飛躍なく丁寧に描かれているところが、時代を越えて読み継がれている原因の一つだと思います。残り5作もゆっくり読みたいと思います。

    13/8/27

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    2017年09月23日
  • カスピアン王子のつのぶえ ナルニア国ものがたり2

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    ネタバレ

    途中まで読んではやめて、読んではやめて…の繰り返しだったせいか、全く内容が頭に入ってきませんでした。
    集中して読んだところは覚えてるんだけど…
    ライオンと魔女の方がおもしろかったかも。

    あと私、主人公が多すぎるのとカタカナが多いのは苦手みたいです。笑

    あとの残りは映画で見ようっと。

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    2014年05月07日