C.S.ルイスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
瀬田貞二さんの訳で『ナルニア国ものがたり』が岩波から出版されたのは、私が子供の頃だった(ようだ)が、初めて読んだのは近年になってのこと。ペーパーバックで4巻目途中まで、遠距離の電車の中で読んだのが、きっかけで、瀬田さんの名訳でもこのC.S.ルイスによる英国児童文学の名作を通して読みたいと思ったため。
さすがにどれも面白く、読みごたえもあり、シリーズを通してみると壮大なファンタジー。そして、やはり最後のこの巻は、『ライオンと魔女』の巻と共に、キリスト教世界観の反映と知りつつも、ちょっと衝撃的でもありましたかしらね。そうきたか…みたいな(笑)
ただ、いつも名作を読んでよく思うのは、いずれにせよ優れ -
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Posted by ブクログ
前作「ライオンと魔女」から1年が経ち、4人の子供たちは寄宿舎生活へ戻るために、プラットホームで汽車を待っていたが、突然ぐいぐいとなにかにひっぱられ、気がつけば木の茂みに立っていた。ここはもしや……と4人は考えるが、それにしては荒れ果てている。周りを探索する中で小人を助けた4人はまたも冒険に巻き込まれていく。
ナルニア国物語シリーズの2作目。
前作より少し成長した子供たち。冒険においても、慎重さを身につけ、しかし残念なことに上の2人・ピーターとスーザンは大人さも身につけてしまっている。それが顕著なのが末のルーシィがアスランを見たと言い張るシーン。やはり冒険は子供のためのものなんだなあと -
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Posted by ブクログ
ワクワクしてずんずん読み進めていたのが、最後のほうでスピードダウンしてしまった。なぜだろう。海の人をみつけたあたりから少し飽きてきた。集中が途切れた。
ユースチスはきっとずいぶん大人になっただろう。それでも自分よりはましだというエドマンドもずいぶん大人になったなあと感じた。
死水島で人間のいやらしい部分が見えた。のうなしとうまく付き合えることができたら、自分はもっと成長できるだろうと思った。
ルーシィは本当に優しいたくましい子だ。
集中がきれてはきたが、それでも、もうルーシィたちはナルニアに来れないと知り、次の展開はどのようになるのかすごく楽しみ。 -
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