上田紀行のレビュー一覧

  • ダライ・ラマとの対話

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    前を向いて 生きる とは
    前向きに 生きる とは
    自分とは どういう存在なのか
    自分を 見つめる ために
    自分の立ち位置を 知る ために

    より良く 生きるための ヒントが
    より良く 考えるための ヒントが

    ここに ある

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    2019年07月10日
  • 「肩の荷」をおろして生きる

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    世の中の人々は、新自由主義的による「肩の荷」を背負わされている。それによって、人々は考える事を辞めてしまったり、人生に絶望したりする。それが悲惨な事件を起こしたりもする。

    認識を改める必要がある。肩の荷は降ろすことができる。肩の荷を降ろす場が求められている。この世界には支えがあるというイメージを持つ事が必要だ。

    「この世の中にはどんなにボロボロになっても 、自分を受け入れてくれる場所がある 。話を聞き 、寄り添ってくれる人がいる 」

    自分はそんな場所や人になりたいと思った。ありがとう。

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    2018年08月03日
  • 覚醒のネットワーク

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    「自分と世界は表裏一体つながりあってある」とか、「生命や心で繋がることを大切に生きていこうよ」とかっていうと、「あ、スピリチュアル系ね〜」みたいな目で見られてしまうけれど、この本で上田さんが言ってるのは、つまりそういうことである。

    だけどもうちょっと、ちゃんと現実の社会構造の話とか、環境問題なんかにもふれながら、「ほら、構造的にこうなってるから、あなたは殻をかぶって生きちゃうし、他の人も殻に入れてないと落ち着かないんだよ」っていうことを、分かりやすく伝えてくれる。

    殻を破れるかどうか、は、自分の問題。でもそれが、地球の未来に繋がる大切な問題なんだよね。

    そう言ったら重たいけれど、

    ワク

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    2018年01月28日
  • 人生の<逃げ場> 会社だけの生活に行き詰っている人へ

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    文字通り、人生の行き詰ってる人に対する指南書。

    会社だけが人生ではないと思う人にとっては深く頷ける内容。

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    2017年08月07日
  • がんばれ仏教! お寺ルネサンスの時代

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    ネタバレ

    仏教とはなによりも人間の苦に向き合い、その原因を深く追求することで、そこから未来と真摯に向き合い、そこでの苦悩に寄り添い、立ち向かっていったからこそ、その教えは人々に力を与えて時代を切り開いてきたのではなかったでしょうか 葬式、法事以外は何もしない寺、その葬式にしても全くありがたくもなく、感銘を受けない僧侶、社会問題意識の全くない僧侶、社会を変革する力の全くない寺、坊主丸儲けの寺、堂々の苦しみには無関心な寺、人々が苦しんでいても自分とは関係ないと泰然としている僧侶、そもそも感性の鈍い人がなる僧侶、といったイメージが崩壊し、お坊さんて面白い職業かもしれないと思いだしたのである 玄関から仏壇ま

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    2017年03月05日
  • 人生の<逃げ場> 会社だけの生活に行き詰っている人へ

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    自分用キーワード
    関東38路線の人身事故数 戦後の日本人の拠り所は宗教ではなく企業 会社単線社会 ツァラトゥストラはかく語りきの家畜の群れ 半農半X 準拠集団 四住期(ヒンドゥー教) マティニョン法(バカンス法) 「提言『休暇』から『休活』へ 有給休暇の活用による内需拡大・雇用創出」 限定交換と一般交換  

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    2016年05月28日
  • 「生きる力」としての仏教

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    仏教界では異端な道を歩む町田氏と、文化人類学研究から仏教に入ってきた上田氏による対談本。「何もしない」をする、という智慧には目を覚まされた思い。

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    2016年04月24日
  • 人生の<逃げ場> 会社だけの生活に行き詰っている人へ

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    いわゆる会社人間(社畜?)には、なり切れない人に勇気を与えてくれる。書いてある事は正しいんだろうなと思いながらも、書いてある通りに生きていくのにはそれなりに勇気が要る。でも、何年もしないうちに、これが正しいことが証明されてしまうような気もする。今の日本は過去の延長線上ではやって行けませんよ、と言われながらも、変えられずに、もがいている状態。早晩、その事実に向き合わなければならない時が来るのだろう。東芝の事件なんて、その先駆け?

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    2015年09月13日
  • 「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ

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    こんなに自殺が多いいんだとは思わなかった。かなり目からウロコが、というビックレの話題が満載。知っておかなきゃいけないことばかり。

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    2015年09月09日
  • 人生の<逃げ場> 会社だけの生活に行き詰っている人へ

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    この生きにくい現代社会をどのように生きていけばよいのか。文化人類学者のエッセンスをまぜて語る一冊。なんだか心に染みた。
    筆者は「私が本書で提案したことは、交換可能な存在として扱われるようになった自分をもう一度交換不可能な存在にするための戦いである」(P203)とまとめているが、今の時代を生きていくのに大事な戦いな気がした。

    ・「できる人」よりも「魅力的な人」になることを目指すのも、子どものきっかけとして社会とつながっていくことを志向するのも、共同体のしがらみをあえて引き受けるのも、「自分はほかの誰でもない私自身として、今この世界で生きているんだ」という確かな実感を再び抱けるようになるため(P

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    2015年09月27日
  • 人生の<逃げ場> 会社だけの生活に行き詰っている人へ

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    ネタバレ

    転職して少し疲れていたからなのか、目に入ってすぐに買ってしまった・・・。しがみつくことなく、もっと気持ちに余裕を持って生きようと再認識させてくれる内容です。
    絶対肯定できるものを見つけると人は安定する、というのは非常に納得できる。自分の経験にも当てはまるし、それがあるだけで少なくとも自分はまだまだ大丈夫だ、と思える。さくっと読んで、さっと気持ちを切り替えられる良い本かと。

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    2015年07月02日
  • 生きる意味

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    ダライ・ラマとの対談をしているのをきっかけにこの本を読む。
    著者の主張の出発点は、いまの世の中の閉塞感の本質は「生きる意味が見えない」という生きる意味不況であると定義。
    仮に経済成長を復活して果たしたとしてもこの閉塞感はかわらないだろうと。
    なぜ生きる意味不況になってしまったのか?
    それは高度経済成長を通じて「他者の欲しがるものを手にいれる」という人生観が主流になったからだと指摘。
    その引き換えに物質的豊かさを手にいれることができたのでまだ代償として成立していた。16
    しかしながら、経済的豊かさを手に入れた今、他者の欲しがるものを同じように欲しがって手に入れてもこれ以上、幸せになれないことをみ

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    2015年06月20日
  • がんばれ仏教! お寺ルネサンスの時代

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    「葬式仏教」と揶揄され、現代人に訴えかける力を失ってしまったかに見える仏教界において、さまざまな取り組みをおこなっている僧侶たちを紹介しています。

    既得権益の上にあぐらをかいている僧侶たちへの厳しい批判とともに、仏教の再生に向けての著者の熱い期待がストレートに語られていて、読んでいて元気の出てくる本でした。

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    2017年12月03日
  • 生きる意味

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    ネタバレ

    生きる意味を失ったのは、自分が欲しいものが自分で選んで手に入らなくなったから。バブル中の旺盛な消費欲だって、自分の価値でなく他人が買いたいものを所有することで悦に浸っていた。その価値基準が崩れたから、みんな迷いはじめたという指摘に納得。

    収入だとか成績だとか他者から見て計りやすい数字で人生の勝ち負けを見定めるために、自分で自分の人生を輝かせられる意義を失っていく現代人。その癒しのためにはワークショップなどが必要と説く。

    ご自身の活動の援護としての本という気がしないでもないが、読むと気は楽になるかも。しかし、現実はこうしたヒーリング自体が経済構造に組み込まれている現実がある。

    経済成長より

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    2014年11月05日
  • 生きる意味

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    ネタバレ

    『池上彰の教養のススメ』の流れで読んだ。
    生きる意味が見いだせないでいるのは何故か。そこには世間の目を気にするという日本的な恥の文化、新自由主義的グローバリズムによる構造改革の中で数値と画一的な価値観が押し付けられ、異質が排除されてしまいがちな状況がある。
    家庭、学校、会社、社会のいずれも画一的な理想像に沿ったイイ子を求め、受け入れる一方で、それに対する違和感や反発、そして生きる意味が見いだせない状況。
    生きる意味を見出すためには、自分自身のワクワク感と苦悩(現実とワクワクとのギャップ)に向き合うこと、そうした一人ひとりの価値観を認め合い高めあうようなコミュニケーション。
    貧富の格差、所得の配

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    2014年09月15日
  • 生きる意味

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    解説に…
    生きる意味
    経済的不況よりもはるかに深刻な「生きる意味の不況」の中で、「本当に欲しい物」がわからない「空しさ」に苦しむ私たち。時には命をも奪うほどのこの苦しみはどこから来るのか?苦悩をむしろバネとして未来へ向かうために、いま出来ることは何か?生きることへの素直な欲求を肯定し合える社会づくりへ、熱い提言の書!

    と、あります。


    日本人特有の習慣・思考パターンによって引き起こされる今の世の中の問題点が、明確に提示されており、なるほどと、納得できる内容でした。

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    2014年08月02日
  • 生きる意味

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    ネタバレ

    しばらく前のネット記事で、この本が数年前の大学入試の現代国語問題で一番多く採り上げられたというのを読んで興味を持ち、読んでみることにしました。
    題名からの第一感は「説教くさくて鼻につきそう」というネガティブなもので、実際そういう要素がないわけでもないのですが、全体としては現代の日本社会の閉塞感の問題点を、社会心理学的に解き明かし、解決策を提言するというスタイルで、なかなか説得力があっておもしろかったです。文章は論理的で読みやすく、なるほどテーマから言っても入試問題向きというのがうなずけました。
    経済政策をはじめとする政策提言についての見解に関しては、同意できない点も多かったのですが、社会に「新

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    2014年04月16日
  • 生きる意味

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    新書としては内容にボリュームがあるのに加え、著者の言葉の概念を共有するのに時間がかかり案外と読みにくかった。前半を読んで、読むのをやめてしまおうかと思ったが、中盤から興味を持って読めた。

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    2014年04月13日
  • スリランカの悪魔祓い

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    ニコ動の岡田斗司夫ゼミよりやってきました。

    悪魔は孤独な人間に憑く。
    病は「関係」から生まれる。

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    2013年12月26日
  • ダライ・ラマとの対話

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    ネタバレ

    筆者は仏教関係の著作もある東京工大の文化人類学の先生。ダライラマの著作は自伝他いくつか読んだ事はありますが、対話物は初めて。著者自身が自画自賛していますが、一方的なメッセージではなく、通常の著作等では出てこないダライラマの考えを引き出せているのは対談ならでは。

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    2013年07月28日