【感想・ネタバレ】「生きる力」としての仏教のレビュー

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仏教界では異端な道を歩む町田氏と、文化人類学研究から仏教に入ってきた上田氏による対談本。「何もしない」をする、という智慧には目を覚まされた思い。

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2016年04月24日

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ネタバレ

[ 内容 ]
仏教とは、お布施を集め、暮地や駐車場を経営する宗教のことではない。
世間に縛られる凡夫を解放し、生きる喜びを与えてくれる宗教なのだ。
今こそ、仏教の原点に立ち戻るべきでは―。
本書では、元禅僧にして比較宗教学者と、“癒し”の文化人類学者が、日本仏教の再生について熱く討論。
「“悟り”と“狂い”は紙一重」(町田)、「仏教は人生をリセットする教え」(上田)など、宗教の本質を見抜いた独自の見解をぶつけ合う。
さらに、魅力あるお寺づくりや仏壇の復権についても提案。
現代人の魂に火をつける刺激的対談。

[ 目次 ]
第1章 仏教は爆発だ!―宗教の本質を考える
第2章 生きる意味を取り戻す―仏教的革命とは
第3章 仏教はオウム事件を総括したか
第4章 生老病死に寄り添う
第5章 宗教は人間を自由にするのか
第6章 仏教と自己実現

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月23日

Posted by ブクログ

対談形式で話が進んでいくが、二人の考え方の違いや一致する点などがよく分かり、読みやすかった。一冊で二人の著者の本を読むことができた。
やはり仏教は、奥が深い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

仏門に入りながら大学教授として世界を回り様々な宗教、人に触れながら仏教を探索する町田宗鳳。方や文化人類学を探求する大学教授上田紀行。二人が仏教について語り合う。ただ、この本は2006年にだされたもので、当時、町田が56歳、上田は48歳。まだ考え方が若いと感じる。町田は、修行を重ね出家しているだけのことはあり、モーゼ、キリスト、マホメット、仏陀などは、当時の世の中を変えるため出てきた宗教の改革者であり、仏教は爆発だというのも、多少過激だが理解できる。
上田は、今の宗教家の批判が多すぎる。それが、社会の中から、仏教を変えていくことを唱えて仏教ルネッサンスを唱えているが、やや若いかなと思う。
今、二人はどのような道を歩いているのだろうか?
最近の二人の本を読んでみたい。

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2024年02月27日

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