【感想・ネタバレ】覚醒のネットワークのレビュー

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Posted by ブクログ

周囲との差異化にばかりとらわれて、自我を捨てられず、内から外に湧き出る力を持たない人間のあり方が、地球規模であらゆる問題を生み出すことを根源的に問いただし、解決方法のプロセスを31歳の若さで書き上げた作品。「生きる意味」も大変分かりやすく面白かったが、これも負けず劣らずの内容で、真木悠介の「気流の鳴る音」と共に読みたい。1989年に書かれたのだが、現代に置いても十分に通用する理論である。

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2017年02月06日

Posted by ブクログ

「自分と世界は表裏一体つながりあってある」とか、「生命や心で繋がることを大切に生きていこうよ」とかっていうと、「あ、スピリチュアル系ね〜」みたいな目で見られてしまうけれど、この本で上田さんが言ってるのは、つまりそういうことである。

だけどもうちょっと、ちゃんと現実の社会構造の話とか、環境問題なんかにもふれながら、「ほら、構造的にこうなってるから、あなたは殻をかぶって生きちゃうし、他の人も殻に入れてないと落ち着かないんだよ」っていうことを、分かりやすく伝えてくれる。

殻を破れるかどうか、は、自分の問題。でもそれが、地球の未来に繋がる大切な問題なんだよね。

そう言ったら重たいけれど、

ワクワクする今を大事に生きていくより大事なことはない。全ての命がすでにつながっているから、あなたのワクワクは、地球規模の誰かのワクワクにつながるかもしれない。

そういう命のつながりを、社会運動論として読めるというのが素晴らしい。

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2018年01月28日

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