荒俣宏のレビュー一覧
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アラマタさんの自伝ですよ。そんなの面白いに決まってるじゃないですか!
幼少期からの思い出を語りつつ、縦横無尽に話が広がる横道に逸れる。あらゆるものに関心を寄せ、あらゆる知識を貪り得る。正に博覧強記。こうなりたいと憧れるのです。Posted by ブクログ -
水木先生、大変なインテリ読書家である。
第1章の出征前手記は難解かつ送り仮名の使い方が変で読みにくい。常々「なまけものになりなさい」と説いていた先生が二十歳の時点では「怠惰」を厳に戒めている。どういうことだ?と思ったら、それについて弟子 荒俣宏による解説があった。
第2章は、戦前の読書事情、日...続きを読むPosted by ブクログ -
夫に勧められて読んだ。読む前はなんだかよく分からないタイトルに怯んでいたけど、「はじめに」から面白くとても引き込まれた。
これは大雑把に言えば、自分が納得できる人生を送るにはどうしたら良いかということが書いてある本。そのための勉強法が、具体例などとともに説得力を持って載っている。
世間に惑わされず...続きを読むPosted by ブクログ -
すごい面白かった!
一見矛盾しそうなことを、さらっと肚落ちする言葉で書いている。荒俣さん自身のことがオープンに書かれていて、とても親近感がわいた。
失敗してもいい、好きなことにのめり込めば良い、苦手なことや嫌なこともとりあえず面白がってやってみたら良い。
今までに自分が何となく思っていたこと、感じ...続きを読むPosted by ブクログ -
私はこの著者が大好きです。40も半ばを過ぎて気持ち悪いかもしれませんが、10代で出会った帝都物語、帝都大戦、20代で出会った風水先生。
自分のターニングポイントには必ず荒俣宏さんがいました。
その変わり者の先生の自叙伝は自分にとってかけがえのないものでした。ありがとうございました。Posted by ブクログ -
ハワイと日本、それぞれのつながりに興味を持った一冊です。
マヒマヒを食べてみたくて、新宿のハワイな食事ができるところに行った記憶があります。
そこでフラも見たな。Posted by ブクログ -
水木しげるが20歳やそこらの青年であり、
戦地へ赴く直前の手記に荒俣氏が解説を加えた一冊。
世間一般に知られたる水木氏のどこかとぼけたような達観は感じられず、
日々自分の価値観が変わっていっているような葛藤がそのまま記されている。
それにしても現代視点で見たときには、とても20歳が書き記したとは思え...続きを読むPosted by ブクログ -
仕事でも勉強でも、苦手だと思っていた分野にも必ず萌えるところがある。荒俣流楽しみ方は、とっても素敵。日々が豊かで楽しくなる第一歩だと思う。Posted by ブクログ
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さすがアラマタ先生、単なるHow to本じゃない楽しさがにじみ出てます。さらっと読めるのに気になるフレーズが沢山でいつのまにか本は付箋だらけ。再読必至。Posted by ブクログ
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引用したいお言葉だらけでした。流石アリャマタ先生!
貧乏なら貧乏なりに工夫する、というのは実践し続けているので、間違ってへんかったんや!と勇気づけられました。
一方で、メモ取る習慣がないので脳みそつるつるなんやなー、とも。
メモメモ!Posted by ブクログ -
最初に言っておくと、この本は「幻想文学」です。ファンタジーです。歴史の勉強をしようと読む本ではありません。
「今は昔」で始まるような、少し不気味で訓戒じみた昔話を彷彿とさせる短編連作。
読むごとに時代を下り、その中で受け継がれていく陰陽道の系譜や、安倍晴明に至る流れが、まるで一本筋のように...続きを読むPosted by ブクログ