【感想・ネタバレ】帝都物語 第六番のレビュー

あらすじ

世紀末、一九九八年。魔人・加藤保憲は帝都完全崩壊の野望を果たすべく、海竜を駆って再び大正大震災以来の大激震を引き起こした。さらに、祟り神・将門の霊を眼醒めさせんと加藤の容赦なき殺戮は続く。だが、魔人の前には帝都の守護霊を救うべく、若き陰宅風水師・土師金鳳と三島が転生した女性・大沢美千代が立ちはだかった! 帝都の命運を握る戦いの結末は? そして、地獄と化した東京にその姿を現す平将門の怖るべき真の正体とは…!? 壮大な魔術大全、完結篇!!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

長い長い昭和のカスタトロフ小説。
ふしぎな小説。デタラメといえばデタラメだけど
そこにはアースダイバー的なロマンがある様に思う。
都市から失われつつある〈気配〉を思い起こさせるオカルティックな作品。

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2019年02月12日

Posted by ブクログ

加藤がこうだというのは、想像ついた。
でもやっぱり加藤が主役だなあと。
そして加藤、一応お疲れ様でした。

すごく大好きな本となりました。

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2010年06月26日

Posted by ブクログ

デビュウ作の中に作者が出るのは書いた人が作品へ根性いれてる証拠説を見て、再読し、うーん。
「在日河童」としての水虎はいい感じ。

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

百歩譲って彼が生まれ変わり、くらいに思っていたのに、違ったー。
ひどいや、もう。
どうやら番外編などもあるようなので、ゆくゆくそちらに賭ける。

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2019年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

桜に抱かれて帝都の地下で眠っていた平将門さんの霊は、魔人加藤という血肉を持った人間としてその怨念を現実のものにしていたようですが…。

第二の大地震で崩壊していく東京のようすとか、水虎や式神との戦闘シーンとか、かなり良かったのに…。

なんで、作者のお友達である角川春樹さんにあんな大役を与えて、やたらめったら祀り上げているんだか…。

破滅教の宮司さんが全然知らない人だったら良かったのになって最後まで思う最終巻でした。

よくよく考えたら、この本も角川文庫から出てるしねぇ…。
ちょっとそのへんは突き放して読みたかったです。

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2018年04月17日

Posted by ブクログ

(全巻合わせた感想)
難しかった。風水など占いだと思って、まったく興味がなかったが、地脈などの大地・経度緯度などの太陽、地球の関係などを基本とした学問であることが分かった。

ただ、怨霊などの非現実的な現象や不老不死、生き返りなど話についていけなかった。また、好感を持てる登場人物が居ないので感情を込めて読めなかった。寝る前に読むには良い本。

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2012年02月08日

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