きむらゆういちのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お誕生日のゆうきくんのところに、みけねこびんを名乗る宅配便が。
中に入っていたおもちゃの車が大きくなり、冒険の始まり。
絵全体がカラフルで、家の中の雑貨なども凝っていてかわいかった。
ストーリーは特にどんでん返しがあるわけではなく、次から次へ楽しい国をまわる感じ。
ストーリーを楽しむと言うよりは、ミッケみたいな楽しみ方かも。
家の中の雑貨が、実はそこに、あそこに、ここに、ゆうきくんと笑ってる……。
それをお子さんと探しながら読むのが良いと思う。
もうすぐ誕生日!なお子さんにプレゼントすると「ぼくのところにもみけねこびん来るかなー?」なんて、話せるかも。
おすすめ年齢は調べても出て来なか -
ネタバレ 購入済み
森
最初は,なんて可愛らしいお話なんだろうと思って読み進めた。
ヤギのメイはもちろんのこと,オオカミのガブも素直で優しくて愛おしい。
それなのに,読了後はただただ切ない。
唖然としてしまった。
二人は幸せなまま死んだ。
命をかけなければ,成し遂げられない愛だった。
一緒になるには,命を燃やし尽くさないといけなかった。
せっかく緑の森にたどり着いたのに。
ずっとずっと待ち続けていたメイ。
共に満月へ行くことを選んだガブ。
どんな形であっても,一緒じゃないと,意味がないんだね。 -
Posted by ブクログ
息子が夏休みに読んでるので俺も読んでみた。絵本の「あらしのよるに」とその続編6つを収録。なんと難しい話なのだ…とてつもない深い友情を超えた愛の話だし、差別を題材にしてるようにも思えるし…息子がどう読むのかとても楽しみでもある。しかし、「あらしのよるに」だけにしといて続編がなければもっと明快だったのになあ。救いが無いような中、ならなにがベストなラストなの?って考えると、洞窟でメイがガブに身を差し出して終わりか、ガブが雪崩に襲われて終わる、の2パターンがありがちなのかな。でもそこを超えた終わり方は寧ろ凄いし、ラストの「ただふたつの生き物の姿だった」は良かった。