作品一覧

  • 小学館世界J文学館 古事記
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    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 日本最古の文学を、明快で流麗な現代語訳で味わう。 古事記は日本最古の歴史・文芸書。文字のない時代に古代の人々が口伝えで後世に伝えてきた物語。本書では、古事記「上巻」におさめられた神話を全部と、「中巻」のヤマトタケルの命の遠征の物語を現代語訳で収める。 「第一部 国づくり」…イザナキの命、イザナミの命が初めて国土を作ったエピソードからはじまり、多くの神々が登場する。有名な「天の岩屋隠れ」は、アマテラス大御神が岩屋の中に閉じこもって夜が続く話だが、実は皆既日食や冬至の神話的表現ではないかという解説も。 「第二部 国ゆずり」…オオクニヌシの神が治める葦原中国を、高天原のアマテラス大御神の子孫神たちがゆずりうける物語。出雲大社の起源も出てくる。 「第三部 ヤマトタケルの命」…第十二代景行天皇の御子、ヤマトタケルの命が東西を平定するように命じられて遠征する。九州南部(クマソの国)を平定して戻ると、すかさず東へ遠征するように言われ、最後は力尽きる。悲運な英雄伝説として心に響く物語。 古事記の世界を基にしたファンタジー「空色勾玉」「白鳥異伝」の作家、荻原規子による渾身の現代語訳! (新訳) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • けんかのきもち
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 たいは、なかよしのこうたと、すごいけんかをした。けりをいれて、パンチした。さいごにこうどつかれて、しりもちをついた。くやしくて、泣きながら走ってうちにに帰った。こうたがあやまってくれたけど、まだけんかの気持ちは終わらない・・・。思いっきり気持ちをぶつけあえば、もっとともだちになれる。コミュニケーションの在り方を考えさせる絵本です。
  • タケノコごはん
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 故大島渚映画監督と、抜群のリアリティーを放つ絵本作家、伊藤秀男のコラボレーションでつづる「戦争」と「平和」のメッセージ。物語は、大島渚の同級生、さかいくんが主人公。さかいくんは戦争で父親を亡く、担任の先生も戦死。その代わりの担任の先生も戦争に行くことに。出征前に押しかけた先生の家で出されたタケノコごはんをものもいわずに食べたさかいくんは、なきながら叫ぶ。「先生、戦争なんかいくなよっ!」
  • これ、もっていき
    3.2
    1巻1,320円 (税込)
    おかあさんにおつかいを頼まれ、やおやさんでトウモロコシを買っての帰り道。「これ もっていき」と、いろいろな人に声をかけられます。畑できゅうりを渡してくれた農家のおじちゃん。また少し行くと、庭先からトマトを渡してくれた近所のおばあちゃん。つぎに声をかけてきたのは、なんとお地蔵さま。その次は空の上から声がして……。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • おにぼう
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 母鬼とおにぼうは、山のなかでしずかに暮らしていました。ある日、母鬼は、鉄砲の玉が足に当たり、しばらくして死んでしまいました。悲しみにくれたおにぼうは、大岩に母鬼の姿を掘って墓にしました。しばらくして、おにぼうは、村の子どもたちと一緒に遊ぶようになりました。ところが、それを知った庄屋は、「おにぼう退治」に出かけます。大変な目にあったおにぼうは、それからは山のなかでひっそりとひとりで暮らすようになりました。ある日、大雨で村が流されそうになります。そこで、庄屋たちは、力持ちのおにぼうに助けを求めに行きました。おにぼうは、自分が何とかしなければと、大岩を落としてあふれる水をせき止めようとします。おにぼうがありったけの力を込めた瞬間……。おにぼうと村の子どもたちを通して、心のやさしさ、素直な心の大切さが伝わり、心にジーンとひびきます。
  • あのときの カレーライス
    3.6
    1巻1,320円 (税込)
    男はとてもびんぼうでした。働いて働いて、気がつくと大金持ちになっていたのです。ほしいものはなんでも手に入るようになった男がつぶやきました。「ああ、あのときのカレーライスが食べたい。」まずしいときにごちそうになったカレーのことです。男の頭はそのカレーのことでどんどんいっぱいになっていき、家来や家族に無理を言って……気がついたら、またひとりぼっちの、びんぼうな男にもどっていたのです。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

ユーザーレビュー

  • おにぼう

    Posted by ブクログ

    母的デトックス絵本。涙が止まりませんでした。子どもも響くものがあったようす。「やさしかった」と言っていました。くすのきしげのりさんの絵本、もっと読んでいこうと思います。おごだでませんように、は読んだことあったんだけど(6歳4ヶ月)

    0
    2024年02月15日
  • おにぼう

    Posted by ブクログ

    小学校の国語教科書(光村図書出版)3年生に紹介されている本。

    山の奥で鬼のお母さんとむすこのおにぼうは静かに暮らしていました。ある日鬼のお母さんは人間に鉄砲で撃たれてしまいます。お母さんはおにぼうに「人間は鬼が悪いと思っている。でもお母ちゃんは人間と仲良くしたいなあ。おにぼうは人間にあったら優しくするんだよ。そうしたらきっと人間とも友だちになれるからね」と言い遺して死んでしまいます。
    ひとりぼっちになったおにぼうですが、ある日人間の子供たちを見かけます。「鬼は怖い、悪い」と教えられていた子供たちは最初は怖がりますが、おにぼうが優しくて力持ちで山のことをよく知っていることがわかり、友達になりま

    0
    2023年07月17日
  • おにぼう

    Posted by ブクログ

    母子で、号泣。
    人間の身勝手さって、、、。
    母鬼とおにぼうの母子愛が、この物語を包んでいて、救いでもあり、それはそれで切ない。

    0
    2022年02月04日
  • あのときの カレーライス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思い出のカレーライスを食べるために
    お金で解決しようとしたお金持ちの話

    貧乏だった彼は
    今では町一番のお金持ちとなり
    お金で買えるものは全て経験した。
    しかし、ふと昔食べたカレーライスを食べたくなり
    多額のお金を投じて食べようとした。
    だけどどんなに良い食材やシェフを使っても
    再現出来たものが無く
    ついには人や財産も全て無くしてしまった。
    路頭に迷っていた時に足を滑らせ気絶をしてしまう。
    目を覚ましたときには誰かの家で保護されていたが
    食事で用意してもらえたのがカレーライスだった。
    実はそのカレーライスそのものが
    その男が追い求めていたカレーだった、という流れ。

    たぶん、どのカレーライスも

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    2021年03月16日
  • おにぼう

    Posted by ブクログ

    3年教科書掲載本

    子どものとき好きだった「泣いた赤鬼」が思い出された。

    3年生のクラスで紹介しながら泣きそうになった。

    0
    2020年12月18日

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