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男はとてもびんぼうでした。働いて働いて、気がつくと大金持ちになっていたのです。ほしいものはなんでも手に入るようになった男がつぶやきました。「ああ、あのときのカレーライスが食べたい。」まずしいときにごちそうになったカレーのことです。男の頭はそのカレーのことでどんどんいっぱいになっていき、家来や家族に無理を言って……気がついたら、またひとりぼっちの、びんぼうな男にもどっていたのです。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年03月16日
思い出のカレーライスを食べるために
お金で解決しようとしたお金持ちの話
貧乏だった彼は
今では町一番のお金持ちとなり
お金で買えるものは全て経験した。
しかし、ふと昔食べたカレーライスを食べたくなり
多額のお金を投じて食べようとした。
だけどどんなに良い食材やシェフを使っても
再現出来たものが無く...続きを読む
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