伊藤秀男のレビュー一覧
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小学校の国語教科書(光村図書出版)3年生に紹介されている本。
山の奥で鬼のお母さんとむすこのおにぼうは静かに暮らしていました。ある日鬼のお母さんは人間に鉄砲で撃たれてしまいます。お母さんはおにぼうに「人間は鬼が悪いと思っている。でもお母ちゃんは人間と仲良くしたいなあ。おにぼうは人間にあったら優しくするんだよ。そうしたらきっと人間とも友だちになれるからね」と言い遺して死んでしまいます。
ひとりぼっちになったおにぼうですが、ある日人間の子供たちを見かけます。「鬼は怖い、悪い」と教えられていた子供たちは最初は怖がりますが、おにぼうが優しくて力持ちで山のことをよく知っていることがわかり、友達になりま -
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ネタバレ思い出のカレーライスを食べるために
お金で解決しようとしたお金持ちの話
貧乏だった彼は
今では町一番のお金持ちとなり
お金で買えるものは全て経験した。
しかし、ふと昔食べたカレーライスを食べたくなり
多額のお金を投じて食べようとした。
だけどどんなに良い食材やシェフを使っても
再現出来たものが無く
ついには人や財産も全て無くしてしまった。
路頭に迷っていた時に足を滑らせ気絶をしてしまう。
目を覚ましたときには誰かの家で保護されていたが
食事で用意してもらえたのがカレーライスだった。
実はそのカレーライスそのものが
その男が追い求めていたカレーだった、という流れ。
たぶん、どのカレーライスも -
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いちばんのともだちの こうたとけんかした。ないた。くやしかった。おかあさんにくっついて もっとないた。ないても ないても なきたいきもちが なくならない。あいこせんせいがきた。「おやついっしょにたべよう」 へんじなんかしてやんない。「おかあさんもどうぞ」おかあさんだって いかないにきまってる。 ぜったいいかないとおもっていたのに おかあさん ひとりでいっちゃった。 げんかんあけたら みんながみえた。「いっしょにたべよう」 こうたの でっかいこえがした。「ごめんな!」なんであやまるんだよ! けんかのきもちがおわってない!…
息子のいじけ虫に付き合っていると、自分もいじけ虫だったのにどう付き