伊藤秀男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おにぼう、とは「鬼の坊や」
心優しい母鬼と鬼坊は、山の中で静かに暮らしていた。
人間と関わる事なく暮らしていたのに、母鬼は人間に足を撃たれて死んでしまう。
「おにぼう、今度のこと、きっと、まちがえてうったのだから、人間をうらんではいけないよ。…もし人間に会ったらやさしくするんだよ。…そうすれば、きっといつか、人間ともなかよくなれる日がくるにちがいないから」…と言う母鬼の遺言を信じ、鬼坊は人間の子どもたちと仲良くなる。
でも、それを知った大人たちは、鬼坊を痛めつけ、子どもたちから遠ざける。
けれど、大雨で土砂崩れの危機の時、大人たちは鬼坊に大岩を動かすように頼む。
鬼坊は、お母さんとの想い出の