伊藤秀男のレビュー一覧
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小学校の国語教科書(光村図書出版)3年生に紹介されている本。
山の奥で鬼のお母さんとむすこのおにぼうは静かに暮らしていました。ある日鬼のお母さんは人間に鉄砲で撃たれてしまいます。お母さんはおにぼうに「人間は鬼が悪いと思っている。でもお母ちゃんは人間と仲良くしたいなあ。おにぼうは人間にあったら優しくするんだよ。そうしたらきっと人間とも友だちになれるからね」と言い遺して死んでしまいます。
ひとりぼっちになったおにぼうですが、ある日人間の子供たちを見かけます。「鬼は怖い、悪い」と教えられていた子供たちは最初は怖がりますが、おにぼうが優しくて力持ちで山のことをよく知っていることがわかり、友達になります。
しかし子供たちが鬼と一緒にいるのを見た大人は、悪い鬼が子供たちに悪いことをすると決めつけて、おにぼうを叩きのめします。
数日後、大雨が振り堤防が崩れそうになります。堤防を守るためには山の大岩を運ばなければいけません。大人たちは話します。「鬼の子供にやらせよう。やってくれたら村に受け入れると言えば良い。もし鬼の子供が一緒に死んだってそれならそれまでだ」
友だちになってくれた子供たちを守るため。おにぼうは命がけで大岩を運び…。 -
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ネタバレ思い出のカレーライスを食べるために
お金で解決しようとしたお金持ちの話
貧乏だった彼は
今では町一番のお金持ちとなり
お金で買えるものは全て経験した。
しかし、ふと昔食べたカレーライスを食べたくなり
多額のお金を投じて食べようとした。
だけどどんなに良い食材やシェフを使っても
再現出来たものが無く
ついには人や財産も全て無くしてしまった。
路頭に迷っていた時に足を滑らせ気絶をしてしまう。
目を覚ましたときには誰かの家で保護されていたが
食事で用意してもらえたのがカレーライスだった。
実はそのカレーライスそのものが
その男が追い求めていたカレーだった、という流れ。
たぶん、どのカレーライスも美味しかったはずだったし、男の努力も間違いでは無かったと思う。
だけど、再度貧乏だった自分に戻ることで
食べ物に対する価値が変わったんじゃないかな。
お金で満足した人生は、恩恵を感じにくくなるものだけど
お金が無いからこそ得られる恩恵は、この上なく贅沢に感じることができる。
本質として学んだことは
お金持ちこそが成功じゃないんだよ
お金で買えない「価値があるもの」もあるんだよ
ということでした。
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いちばんのともだちの こうたとけんかした。ないた。くやしかった。おかあさんにくっついて もっとないた。ないても ないても なきたいきもちが なくならない。あいこせんせいがきた。「おやついっしょにたべよう」 へんじなんかしてやんない。「おかあさんもどうぞ」おかあさんだって いかないにきまってる。 ぜったいいかないとおもっていたのに おかあさん ひとりでいっちゃった。 げんかんあけたら みんながみえた。「いっしょにたべよう」 こうたの でっかいこえがした。「ごめんな!」なんであやまるんだよ! けんかのきもちがおわってない!…
息子のいじけ虫に付き合っていると、自分もいじけ虫だったのにどう付き合えばいいのかわかりませんでした。どうすれば楽しい気持ちに戻るのか、どうすればこちらに帰ってきてくれるのか…。いっぱい泣いて、いじける気持ちがなくなったら、帰ればいいんだね。お母さんは待っていればいいんだね。そして私のいじけ虫も、そっちに帰っていいんだね。