きむらゆういちのレビュー一覧
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絵が可愛かったし、冒頭の狼のゴンノスケとうさぎの
やりとりが良い感じだったので、読んでみた。
んが、ほのぼの恋愛に発展するかとおもいきや
あんな展開が待っているなんてw
女性ってたくましいってか怖いw
惚れた女に弱いのは良いのか悪いのか。
幸せならまぁいいかwPosted by ブクログ -
ある嵐の夜、山小屋でヤギとオオカミが出会う。
暗闇の中で話をしているうち、また会う約束をする。
まさか、天敵だとは知らずに。
ここからは、どうぞお読みください~。
幸せな嘘を読んでから、きむらゆういちさんの他の本も読みたくて、
この「あらしのよるに」を買いました。
買って、大正解でした。
忘れていた...続きを読むPosted by ブクログ -
嵐の夜に出会ったヤギとオオカミの関係は
人間の世界の側面を鋭く象徴したような関係です。
強い者と弱い者。群れ(社会)の掟。掟に背いた者の運命‥。
原作者が自ら書き下ろしたこの長編小説版は
大人でも充分読み応えがあります。
ヤギのメイに対して最後まで敬語を使って尊重し、
必死に欲望とたたかうオオカミ...続きを読むPosted by ブクログ -
ある嵐の夜に、ヤギのメイとオオカミのガブは暗闇の中で天敵同士ということも知らぬまま、心通わせ再び会うことを約束する。
明くる日、お互いの姿を知った二匹であったが既に惹かれた心に偽りはなく、周囲には秘密のまま幾度となく出会いを重ね交流を深めていく。
しかし、とうとう二人の関係が群れの知るところとなって...続きを読むPosted by ブクログ -
これは絵本というよりメッセージカードですね。であえてよかったと思う人に送る手紙です。なので一ページごとの絵も、一枚ずつのポストカードのような感じ。年上の女性と、年下の男の子…のように見えますが、ネコなので、年下(小柄)な方のキャラクターにはいろんな属性の人を託せるでしょう。母子のようにも読めるし、友...続きを読むPosted by ブクログ
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おくはらゆめさんの「やきいもするぞ」とぱっと見の雰囲気が似てたので同様にコミカルな絵本と思いきや、終盤は教育的な展開でびっくり。人間が作りあげた所有権という概念に自然界が異を唱える話でした。(裁判にはなり得ない気がするけど)
4歳の娘は主題を理解できたかどうか微妙なところ…。Posted by ブクログ -
ねずみお父さん頑張ってるなぁ。
この話に限らず、
お父さんは強いって信じている子供がいるってことは、相当お父さんのpowerの源になっているんだとおもいました。
お父さんたちがんばれ!
やまねこも会いたくなっちまった子どもがいたから、やさしくなれたんだよね。
子どもの力ってすごいね
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「おかねがなかったけどお金持ちになってまたびんぼうになったのが可哀想だった。がけから落ちたけどおじいちゃんおばあちゃんが助けたのがよかった。さいご仲良しになってカレー食べてたのが良かった。」Posted by ブクログ -
のねずみの父ちゃんの心意気が素敵。やまねこの父ちゃんも話の分かる粋なねこ。
子どもが純粋に父親に憧れ、父親を信じる気持ちに胸がぽかぽかする。
やまねこの父ちゃんの「なんか うちのぼうやに いますぐ あいたくなっちまったよ」の言葉とお家に帰ってきてぼうやに両手を広げる裏表紙に感じる幸福感がとってもいい...続きを読むPosted by ブクログ -
おしごとおはなしシリーズ、「サッカー選手」
プロになった時点がゴールじゃない。
そこからの長い選手生活を送ることが大切。
努力をおしまない。Posted by ブクログ -
私には父の記憶がない。お父さんは、すごいのかな。
小さな頃から、私の方がはるかにすごかったし。
だれよりもやさしかったし、賢かった。強くもあった。
だから、こうした絵本に共感、共鳴はできないけれど、
理想なんだろう。読みたくなってしまう。
お父さんがわからない、父になるってなんだろう。
家族って、な...続きを読むPosted by ブクログ -
最後のエピローグはいらないでしよ。
なんでせっかくいい話だったのに殺す必要があったのかなぁ?
普通に幸せになりましたで良かったと思うけど。
「この小説だけに本当のラストが書かれている」って言う作者の意図が全く理解出来なかった。
エピローグを読むまでは面白かったのに残念。Posted by ブクログ -
歌舞伎を見て、ストーリーは納得いかないながら、月夜のダンスのめいの開き直ったような自信に溢れた表情に何か心打たれた。というわけで本も読んでみた。やはりストーリーはあり得ないご都合主義と切り捨てればそこまでだけど、人が人を好きになるときの誰にもばかにできない心の動きが秀逸。みんなが気味悪がる外見が自分...続きを読むPosted by ブクログ
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『ぼくらはみんな生きている、生きているから食べるんだ』
なんとなく、敬遠していた作品だった。大勢の人がいいというものは大体、少数の人間を傷つけるようなものばかりだからだ。だから、この本が古本屋で売られているのを見たとき、どんなに素晴らしい人の心を打つ大作もいつかは消費されるということに感動して購入...続きを読むPosted by ブクログ