松久淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
馬鹿だとは思っていなかったが、なぜわざわざ苦しい思いを自分から進んでしに行くのか?がわからなかった。
だから、自分とは無関係の世界の人々だと思っていた。
にも関わらず。。
興味本位でエントリーをした大会に1発当選して、フルマラソンを走ることになった自分。
この本の中身は、あるあるだらけ(笑)
そう!そう!ってなること満載。
おかげで楽しく読めました。
この本の中身で全く同意ができなかったことが一個。
初ランで8分台って!!!ってところ。
なんせ、自分は、いつまで経ってもキロ8分後半の人だから。
まあ。。作者のようにきちんと走っていないから自業自得なんだけど。
地図を見て、ランルートを考え -
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Posted by ブクログ
「俺、無駄に時間を過ごすのは好きだけど、時間を無駄にするのは嫌いって知ってるよね」
そう、この台詞のチョイスにゾクゾクするんです。
松久淳さんの作品というと、私にとっては田中渉さんとの共著の「ラブコメ」が至極。
その後、いくつかの作品を読んでちょっと離れてしまっていましたが、単独著作のこちらを販売前にNetGalleyで読ませていただく機会に恵まれました。
売れないギターポップ系ミュージシャン「シューサン」こと野崎周一郎が出会った人気ミュージシャン・黒沢。
鳴かず飛ばずでそれでもブレイクを夢見ている野崎にとって、酒の場で黒沢が発した心をえぐるような一言「百万年早いよ」は、その後をもしかする -
Posted by ブクログ
なんて感想を書けばいいのだろう。ひねりの効いたタイムトラベル恋愛小説。そんな感じだろうか。結末は読めたけれど、純粋に最後まで楽しめた。
物語は、ライターの啓太が少し憧れを抱いているカメラマンの奈々ちゃんとポルノ小説家の佐々田にインタビューをする企画があり、その小説家の話があまりに突拍子もないもので、実は過去に戻った経験があるという。
過去を語る佐々田の話が面白く、いつの間にか佐々田の物語に夢中になっている自分がいる。佐々田の物語は思いもよらない結末を迎えるが、啓太と奈々ちゃんの恋の行方も気になるところ。
最後まで爽やかな気分でいられた。