松久淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレなんとも読後感の爽やかな本でした。
分類するならば恋愛小説?個人的には、ハズレたときのゲッソリ感が比較的高いジャンルなのであまり手を出さなかったのですが、これはアタリかな?
短いながらも、スッキリとしててきちんとまとまっている印象です。
ややネタバレですが
タイムスリップというかパラレルワールドなのかな?
ひとつは悲しい運命の必然的な流れ、ひとつはその流れに逆らう。ひとつとひとつはお互いを助け合い、それぞれの最善へ落ち着く。読み進めていって真相の部分にたどり着くと、 中盤からやや予想がついていたとしても、心地よい鳥肌がたってしまいました。
たた、表紙と内容にちょっぴりギャップを感じる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの2人このシリーズ以外でも一緒に書いてるんだ~と思っていたら
コンビ作家だったんですね勝手にコラボかなんかだと思ってた
さて、あらすじ・・・・・
さとしはアロハシャツの不思議なおっさんに誘われ、突然天国の本屋でアルバイトをすることになった。
この店の売り物の、朗読サービスを受け持つことになったさとし。
そして緑色の目を持つ少女ユイに恋心を描く・・・・。
でもユイの心は、この世でできた大きな傷に塞がれていた__。
忙しい毎日に押しつぶされそうな貴方にお勧めします。
懐かしさと優しさが胸いっぱいに込み上げてきます。
今回も朗読がポイントになってくるお話しで、やっぱり優しい気持ちになれるお話で -
Posted by ブクログ
死んだわけでもないのに天国でバイトをすることになった、さとし。死の淵を彷徨って天国の世界にきたユイ。
ユイが現世に帰る場面、そして最後の朗読で思いがけない人物と再び出会うところは、読んでて泪が「つーっ・・・」と溢れてきた。
登場人物は少ないが設定がいい。
昔、『天国からきたチャンピオン』という映画を観たがそれを思い出した。ラスト、2人の出会いに関してそれまでの記憶は忘れ去られてしまうことになるが、すれ違う瞬間、以前どこかで会った気がする・・・という温かくなるような設定だ。
巻末の場面は果たしてどっちだったのか、少し長くてもいいから、もう少し丁寧に書いてもらいたかったな・・と想う。 -
Posted by ブクログ
松久純+田中渉のラブコメを読みました。花屋の店長をしている松田真紀恵は、さっぱりした性格の気っ風のよい女性です。アルバイト店員涼子との松田花店劇場(下ネタ入り)は面白く演じているのですが、花屋の仕事が忙しくて男性との出会いが無いことが悩みです。もう一人の主人公の脚本家の村田美晴は几帳面で気の弱い男で、自分の少年時代に好きだった女性(真紀恵です)との思い出を題材にしたアニメを作成中です。このアニメの内容と実生活での二人のやりとりが交互に物語られていきます。真紀恵の姉や、アルバイト店員の涼子、美晴の親友で売れっ子声優の西島、美晴の仕事仲間の法子、会員制バー・アモーレの長男・次男・三男など、脇役で登