松久淳のレビュー一覧

  • 猫の話をそのうちに

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    「俺、無駄に時間を過ごすのは好きだけど、時間を無駄にするのは嫌いって知ってるよね」
    そう、この台詞のチョイスにゾクゾクするんです。

    松久淳さんの作品というと、私にとっては田中渉さんとの共著の「ラブコメ」が至極。
    その後、いくつかの作品を読んでちょっと離れてしまっていましたが、単独著作のこちらを販売前にNetGalleyで読ませていただく機会に恵まれました。

    売れないギターポップ系ミュージシャン「シューサン」こと野崎周一郎が出会った人気ミュージシャン・黒沢。
    鳴かず飛ばずでそれでもブレイクを夢見ている野崎にとって、酒の場で黒沢が発した心をえぐるような一言「百万年早いよ」は、その後をもしかすると変えてしまったかもしれません。
    無理無茶、破天荒な先輩とそれに引っ張り回される後輩が、「親友」として言葉を交わすようになるまで四半世紀の時間の一時一時を大胆に、そしてポップに切り取っています。

    登場人物も職業や舞台設定も台詞の一つ一つも「こんな奴おらへんやろう」と思わせながら、それぞれが結構なまめかしく「こういう奴おるよな」とつい呟いてしまいそうになる生っぽくて、ほんのりエロさが感じられる小説で、大好きとは公言できませんが「悔しいですが好きです」くらいは言えそうです。

    あー、楽しかった。登場人物に他の作品からのゲスト出演があるんだろうなぁと思っていたら、やっぱりその通りだったので、読み損ねている他の作品も読んでみないと。

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    2017年11月25日
  • きっと嫌われてしまうのに

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    1年で2作もこの人たちの作品が読めるとは。

    麻布ハレーのような軸もあるのかなと思いつつも、そこまでではなかったか。

    現実を絡めるとやはり切なくなりますね。あったかもしれない、いるかもしれない現実に。

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    2017年10月22日
  • もういっかい彼女

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    こんな風なタイムリープものは初めてで、面白かった。
    完全に感情移入できたわけではないけれど、結末が楽しみであり、なんとなく分かった気がして、結局違った(笑)

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    2016年11月30日
  • もういっかい彼女

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    なんて感想を書けばいいのだろう。ひねりの効いたタイムトラベル恋愛小説。そんな感じだろうか。結末は読めたけれど、純粋に最後まで楽しめた。

    物語は、ライターの啓太が少し憧れを抱いているカメラマンの奈々ちゃんとポルノ小説家の佐々田にインタビューをする企画があり、その小説家の話があまりに突拍子もないもので、実は過去に戻った経験があるという。
    過去を語る佐々田の話が面白く、いつの間にか佐々田の物語に夢中になっている自分がいる。佐々田の物語は思いもよらない結末を迎えるが、啓太と奈々ちゃんの恋の行方も気になるところ。
    最後まで爽やかな気分でいられた。

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    2016年07月26日
  • もういっかい彼女

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    これもちょっと帯でハードル上げ過ぎちゃった気がするなぁと。
    恋愛ものもタイムリープ系も好きではないけど、まあこれはアリですね。
    ただ、基本的にロリコン感が否めない…
    それとこれ最近書いてるよな。猫の名前からして2年前の深夜アニメをオマージュしていると思う。

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    2016年07月07日
  • もういっかい彼女

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    ネタバレ

    なんとも読後感の爽やかな本でした。
    分類するならば恋愛小説?個人的には、ハズレたときのゲッソリ感が比較的高いジャンルなのであまり手を出さなかったのですが、これはアタリかな?
    短いながらも、スッキリとしててきちんとまとまっている印象です。

    ややネタバレですが


    タイムスリップというかパラレルワールドなのかな?
    ひとつは悲しい運命の必然的な流れ、ひとつはその流れに逆らう。ひとつとひとつはお互いを助け合い、それぞれの最善へ落ち着く。読み進めていって真相の部分にたどり着くと、 中盤からやや予想がついていたとしても、心地よい鳥肌がたってしまいました。

    たた、表紙と内容にちょっぴりギャップを感じる。猫は必須だけど、佐々田さんの部屋の全景にひっそり猫がいるイメージだなぁ。

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    2016年07月07日
  • 天国の本屋

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    そっかー。そういうシステムだったらすごいなー。

    でもおばあちゃんは天国ではおじいちゃんとはくっつかないんだなと思うと、孫としては複雑なのではないだろうか。

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    2016年01月10日
  • 天国の本屋

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    ほっこりする本。

    まだ死んでもないのに天国の本屋さんに連れて来られてしまった少年と、強いトラウマを抱えて生まれ変われないでいる少女との心温まるストーリー。

    短くてさらーっと読める本なのに心温まる話で、何回も読んだ大好きな本。

    天国の本屋さんもし私が死んだ時には行ってみたいな〜

    映画化もしているそうなので見てみたいと思った。

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    2015年06月03日
  • 中級作家入門

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    ぜひ第二弾を。次回はこの業種の先行きの不安、打開策、サバイバル術、売り込みの細かい話、など、中流でも下流に近い話で展開して欲しい。

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    2014年04月11日
  • 天国の本屋

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    ほっこり心が温かくなるお話だった。

    文中に出てくる絵本、泣いた赤鬼のお話を朗読してるところは、思わず泣いてしまった。

    天国の本屋、こんな本屋があるなら私も行ってみたいなあ。
    この本を読んで、本屋さんで働きたくなった。

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    2014年02月26日
  • 天国の本屋 恋火

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    こころが洗われた。
    人間は寿命が皆100歳と決まっていて、例え早く亡くなっても天国で100歳まで生きる。
    天国は、こちらの世界と同じようなところだと。
    本当だといいなあ。

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    2014年01月11日
  • 天国の本屋

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    いい話。ほっこり。
    天国で偶然出会った二人。現実世界でも再会できたみたいで、良かった。
    逆のこともあるのかな?
    あったらいいな

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    2014年01月11日
  • 天国の本屋

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    ネタバレ

    この2人このシリーズ以外でも一緒に書いてるんだ~と思っていたら
    コンビ作家だったんですね勝手にコラボかなんかだと思ってた

    さて、あらすじ・・・・・
    さとしはアロハシャツの不思議なおっさんに誘われ、突然天国の本屋でアルバイトをすることになった。
    この店の売り物の、朗読サービスを受け持つことになったさとし。
    そして緑色の目を持つ少女ユイに恋心を描く・・・・。
    でもユイの心は、この世でできた大きな傷に塞がれていた__。
    忙しい毎日に押しつぶされそうな貴方にお勧めします。
    懐かしさと優しさが胸いっぱいに込み上げてきます。

    今回も朗読がポイントになってくるお話しで、やっぱり優しい気持ちになれるお話でした
    今回朗読に出てきたお話は【泣いた赤鬼】が軸で【ナルニア国物語】とかも出てきた
    泣いた赤鬼は 最近 フレンズもののけ島のナキ  をDVDで観ていた感動したばっかりなので、それを思い出しながら読んでいました
    やっぱり素敵な挿絵が入っていて、大人の絵本って感じでサクッと読めました
    読んでいたらおばあちゃんが、「これテレビか何かでやってたね~
    読み終わったら次、貸して」というので、貸しました
    ちょっと気になったので調べたら、映画になってたんですね~
    キャストは竹内結子や玉山鉄二・香里奈・香川照之など、なかなか豪華ですね~DVDも観てみたくなりました

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    2013年09月21日
  • 天国の本屋 恋火

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    数年ぶりに再読。初めて読んだときは中学生か。

    ピアニストの話ということで、「天国の本屋」シリーズではこれが一番好きだった。作られた組曲はさぞ美しいんだろうな。

    「天国の本屋」また読もうかな。

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    2013年09月06日
  • 天国の本屋 恋火

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    町の花火大会を復活させようと奮闘する女性と、突然天国の本屋で働く事になった男性ピアニストの物語。フィクションだけど純愛な物語に感動しました。物語に登場する恋人の約束がロマンチックで切なくて。女性向きの物語だと思う。

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    2011年11月15日
  • 天国の本屋 恋火

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    今回は天国経験者に選ばれた男性と商店街の活性化のために花火大会をしようと頑張る女性の視点で交互にお話が進みます。今回のお話はちょっとすっきりしない部分もありましたが、いつもの雰囲気で読み終わった後ほっこりしました。

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    2011年10月20日
  • 天国の本屋 恋火

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    どこにこれほど没頭させるチカラがあるのか、一気に読み通さずにいられない1冊です。
    さぼど労を要せずに読めるボリュームなので、立て続けに2回読んでみましたが、わかりません。
    ただ、言える事は、確実に心にほんわりと火が灯ります。
    その火はしばらくは心に灯り続けるだろうなと思います。
    選ぶ事なく、万人にオススメできる作品です。

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    2011年09月08日
  • ラブコメ

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    松久純+田中渉のラブコメを読みました。花屋の店長をしている松田真紀恵は、さっぱりした性格の気っ風のよい女性です。アルバイト店員涼子との松田花店劇場(下ネタ入り)は面白く演じているのですが、花屋の仕事が忙しくて男性との出会いが無いことが悩みです。もう一人の主人公の脚本家の村田美晴は几帳面で気の弱い男で、自分の少年時代に好きだった女性(真紀恵です)との思い出を題材にしたアニメを作成中です。このアニメの内容と実生活での二人のやりとりが交互に物語られていきます。真紀恵の姉や、アルバイト店員の涼子、美晴の親友で売れっ子声優の西島、美晴の仕事仲間の法子、会員制バー・アモーレの長男・次男・三男など、脇役で登場する人物達も魅力的で、語り口も良いので物語に引き込まれます。小説の構成がアニメ映画のようになっていて、最初にタイトル画面、最後にエンドロールがあるのもいい感じです。終盤、真紀恵と美晴がよりを戻すまでの顛末がちょっと冗長だなあ、と感じたこと、美晴に片思いをしているかわいそうな法子(ファンです)の出番が少なかったこと、を除くと、とても面白く読みました。

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    2011年08月22日
  • マリコはたいへん!

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    そうそう、こんな人いるいる。

    世の中の女性(マリコさん)達はこういう恋愛してるしてる♪

    ショートストーリーばっかりなので、すぐ読めるし、

    聞き手とのやり取りや突っ込みに笑ってしまった。

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    2011年04月22日
  • ラブコメ

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    まあ、タイトル通りの本当のラブコメです。
    漫画チックなキャラの立ちまくり。小ネタ一杯。あり得ないようなテンポの良い会話。恥ずかしくなるくらい「らしいラブコメ」です。
    でもねぇ、()付の妙な注釈を入れながら、そこを見事に逆手に取っていくところが見事です。およその予想はつくのだけれど、そこを微妙に外しながら、気楽に読ませ、笑わせてくれる。
    映画化したら面白そうと思ったら(著者も多分に意識していると思う)、去年なっていました。

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    2016年07月30日