松久淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった!!そして私も今すぐ走り出したくなった。いつも走っているよりも長く。そしてハーフ、ゆくゆくはフルマラソンを。私にできない訳がない。
だって私は酒も飲まないし、食事にも気をつけているし、規則的な生活もしているし。今から最悪なこと書くけど、この人にやれるんなら私にやれないはずがない。(最悪)
だけども最初は自宅の周りを走るだけでもゼーハーしていた著者が、プロに教わった訳でもなく、ただ走る楽しみにハマっていったというだけで、めきめきと距離を伸ばしていく過程は本当にすごいと感じた。ペースだって私よりも全然早いし。
著者が初めて挑戦したフルマラソンが奇しくも横浜マラソン。私先日走ってきた。7k -
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Posted by ブクログ
同じだー。
私も45歳から走り始めた。
マラソンなんて大変なことよくするなーって思ってた。
でも、はまると、わかる。
最初から、「そうそう、わかるー」って共感どころがいっぱいで笑えた。
怪我をしても走りに行ってしまったり、雨脚レーダーにらめっこしたり、ルート考えたり。
ダイエットがきっかけで始めたけど、体重と体脂肪で目標達成した時にはすでに走ることが楽しく、はまっていた。
私はガーミン時計つけてて、帰ってからスマホのアプリでニヤニヤ見るのが好き。
怪我したら休む。
これは何度か経験してから、休めるようになった。
ちゃんと治してからの方が調子良く走れるとわかったから。焦り禁物!
私の -
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Posted by ブクログ
ピアノ教室もオーケストラもクビになった男性ピアニストが天国に連れて来られ、そこで書店員として働くことに。
一方この世ではデパートができたために廃れつつある商店街の飴家の娘がもう一度賑わいを取り戻そうと奮闘を続けている。この二人がどう関わりがあるかは分からないながら、テンポのいい文章で話は進む。
後半の始めで、天国の彼がそこで出会った女性の素性を知り、「僕はあなたを知っています」のセリフから話は一気に収束し始める。
天国とこの世、過去と現在、女性ピアニストと花火師、叔母と姪、重層的な人間関係をもつれさせることなく終幕の一点へ落ち着かせる著者(達)の手腕が見事。
このシリーズに特徴的な水彩の挿絵が -
Posted by ブクログ
フルカラーの挿絵付きだし、なんだか薄いしなぁ、なんか題名だけである程度話が予測できそう、、、
って思って読み始めて、できそうも何もない。
なんだょ!なんで!そうくるか!なんか、なんか、なんか、、、
ものすごいおとなの絵本のような一冊。
とにかくうっすら先が見えてきても夢中になって読んで、そして、どんなふうになるか見えてくるのに泣ける。
挿絵なんていらないよ!!
と、思いながら読んでたのに、ラストのホントに最後の二枚の挿絵に号泣。
なんだよぅー
なんなんだよぅー
っていう一瞬のうちに読者の涙腺を壊す本です。初心者大歓迎な読みやすい本!!!!