今井哲也のレビュー一覧

  • アリスと蔵六(3)

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    ネタバレ

    「研究所」との敵対関係を軸に進んでいくのかなと思ったら意外にも呆気なく研究所崩壊。そうか、これは日常と「アリス」の在り方を描くのか。1巻の双子の話。また、さなが少しずつ物事を「わかって」来始めたのがよい。

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    2016年08月26日
  • アリスと蔵六(2)

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    ネタバレ

    超能力バトルきたー!という展開。まさかこうなるとは。もう少し日常ものかと思っていたが。しかしその初戦が女性同士のバトルというのもなんだか珍しい気がするし、ミニ―Cも一条もどちらもカッコよい。一条の能力とてもチャーミング。

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    2016年08月26日
  • アリスと蔵六(6)【特典ペーパー付き】

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    成人(だよね)魔法少女が活躍する本作も6巻目。
    何か誤解を招くかも知れないが。
    「友達」ができた佐那に、その事件切っ掛けで「世界が変わり始めた」描写が織り交ぜられつつ、よりとんでもないことが起こったらしいけど、さてどうなるんでしょう。

    「姉さん大変です」方式は「どうせ主人公だし」な視点をうまく避けてくれるからありがたいです。気になるところが集中できる。
    さー、どーなるー。

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    2016年04月16日
  • ぼくらのよあけ(1)

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    2冊一気読み。ジュブナイルものでちょこちょこある「子どもだけどなんか大人びてる」ような雰囲気がなく、リアリティのある危なっかしさで物語が揺れていくのが良いなと。SF的な要素はまだ萌芽だが、後半を読むに十分な理由たる物語。

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    2016年04月09日
  • アリスと蔵六(3)

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    研究所はあっさりと解体され、蔵六と同居して半年後。紗名は少しずつ普通の生活に馴染んできています。
    悪の組織と闘う方向ではなく、日常の中で紗名と他のアリスたちの心の成長を描いていくみたいですね。多少なりと超常現象は起きますが。
    様々な人と関わり、言葉にできないもしゃもしゃな感情が紗名の中に生まれ、自分の経験を通して他人の感情にも共感できるようになる…。蔵六の孫育は順調のようです。

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    2015年11月18日
  • アリスと蔵六(1)

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    お爺ちゃんと孫のほのぼの日常コメディかと思ったら、能力バトルもので驚きました。
    でもどこぞの少年マンガとは方向性が少し違う。能力を手に入れ無限大に強くなっていくのではなく、地に足を着けた普通の生活を手に入れる代わりに万能の力を失っていくという成長物語です。
    SF設定はあるけど、これは普通に子供の成長過程なのではと思います。昭和頑固ジジイ蔵六の健全な真っ当さが好印象です。

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    2015年07月13日
  • 蟲師 外譚集

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    蟲師のアンソロジー(^^)漆原友紀さんの蟲師はギンコ以外がみんな和装だから少し昔の話というイメージなんだけど、この本は現代の景色や服装もあって「あぁ蟲師って現在も受け継がれているんだなぁ(*´-`)」となんだか嬉しくなった♪5作品どれも良いけれど、吉田基已さんの作品が好き!(^^)

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    2015年05月11日
  • 蟲師 外譚集

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    蟲師の世界観をつかって他の作家さんが漫画をつくったらという本。
    今井さんと熊倉さんは前から知っていて、特に熊倉さんはもっけで不思議な世界を扱っていただけに、いかにも蟲師らしい、そのまま出てきかねないんだけど、「蟲の仕業ではない」ものも出てきて非常に面白かった。今井さんのは団地団のネタ的な、駅漏れだったり、らすとの「人の群れが生命の奔流」という堕ちも、素晴らしかった。
    他のお三方も美味く自分のモノにしている感じで、面白かったなぁ。
    現代に蟲師がいたら、蟲がいたら、なシチュエーションはまだまだ使えそうだし、第2週とかも来ると嬉しいなぁ。

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    2015年04月28日
  • アリスと蔵六(1)

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    不思議な力を持つ「アリス」と呼ばれる超能力者。蔵六は研究所から逃げ出した一番強力な力を持つ紗名の面倒を見る事になってしまうという。頑固なおじいさんと素直になれない女の子のやりとりが可愛いです^^

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    2014年08月12日
  • 艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編4

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    相変わらず損しないラインナップ。

    多分一番は那珂ちゃん解体話だろうが、推したいのは引ん剥かれた金剛姉妹。

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    2014年07月25日
  • アリスと蔵六(2)

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    前巻あんなにわかりにくかったのに、サナの立ち位置が明確になったおかげで急に親しみが湧いた。蔵六との関係もとっても好き

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    2014年06月21日
  • アリスと蔵六(2)

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    紗名の正体。能力『アリスの夢』。紗名を取り巻く思惑。
    急激な展開と世界観の説明、そんな中で蔵六が言い続けてきた「おれはな、曲がったことが大嫌いなんだ」が強く心に響いた。上手い。
    終巻でも構わないくらいすごくキレイに完結しているけど、まだ続くようだ。一章の終わりだろうか。

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    2014年05月31日
  • アリスと蔵六(3)

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    ひえー。
    今井先生のこれまでの作品的にとんでもないアホみたいな事にはならないと思うけど、ハラハラします。
    いえ、モシャモシャします。

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    2014年03月29日
  • アリスと蔵六(2)

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     自分が何者かなんて誰にもわからない。それを決めるとしたら自分以外の大切な誰かである。少女の自分自身への恐怖と暖かい救いが描かれた第2巻でした。

     人間誰しも不完全。紗名の特異性は1巻から描かれており、その異端な能力はどことなくファンタジーを匂わせ、暴力の類を退けていました。しかし、今巻では純然たる非道にそのファンタジーが侵食されており、どことなく現実に引き戻されました。少女の悲痛の涙というものはどの媒体、作品で見ても心にくるものがあります。そんな少女の涙を拭うのは年の功と言わんばかりの蔵六じいさんの言葉。人間誰しも不完全だからこそ寄り添って生きている。こんな当たり前の言葉は昨今若い主人公が

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    2013年09月16日
  • ハックス!(4)

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    総集編みたいな印象。群像劇ができるレベルで脇役が個性的で、それぞれのエピソードも展開力がありそうなのに、ずいぶん積み残したんじゃないかなあ。主役のみよし分だけはなんとか描いた感じ。おもしろいのはたしかなので完全版が見たい。アニメでもいいです。

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    2013年06月14日
  • ハックス!(4)

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     今井先生の作品をいい加減集めようと思い購入。前情報に違わず、1巻を読み始めたら止まらない面白さを備えていました。アニメという団体で作る物をテーマにすることで繰り広げられるであろう煩わしい人間関係や才能の問題、出来た時の達成感、色んな要素を余さず詰め込んだこの作品は見ていて様々な感情を掻き立てられました。

     持たざるものの後味の悪さ。今井先生の過去を考えればみよし側の人間だと思いますが三山先輩や映研部長などの描写もやけにリアルでした。自分は臆病ものなのであくまで手は動かしますが、正直心は三山先輩に同調してしまいました。あんな近くで才能の塊を見せつけられ、触発されてなにか行動しようにも絶望して

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    2013年04月27日
  • アリスと蔵六(1)

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    ネタバレ

    頭の中のイメージを具現化してしまう(+テレポート)能力をもつ少女・紗名が研究所を抜け出し、古き良き日本の頑固爺・蔵六と出会う。
    設定は『ヒナまつり』に似てるけど、この作品は紗名の成長譚・蔵六との擬似家族ものになりそう。
    今巻は導入部で、未来の紗名(能力を失っている?)が現在を回想しつつ、同居が決まった紗名に追手が迫る所で終了。
    構成がとても巧く、1巻としてはかなり良い出来ではないだろうか。
    引き伸ばしなどせず、このままの勢いで続いて欲しい。

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    2013年05月18日
  • アリスと蔵六(1)

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     作者買い。普通だったら受けを狙っておじいちゃんじゃなくてお世話係かヤンキータイプの男の子でいくところを今井先生はおじいちゃんにする勇気がすごいなと思いました。同作者の「ぼくらのよあけ」でも思いましたが、要素をあまり入れずにやりたいことを一本に絞ってやるこの作風は読んでいてスッと心のなかに入ってきてくれるので大変ラクです。

     何でも出来るからこその頑固ジジイが活きている。何でも生み出せる魔法少女の横に礼節を重んじるクソジジイを添えることでファンタジーとほのぼの家族モノが上手く同居しているのがこのマンガの魅力の一つ。ひとさまに迷惑をかけたらげんこつ一発お叱りと古き良き日本の頑固ジジイ像が今の流

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    2013年04月09日
  • ハックス!(2)

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    お兄さんが普通の人でびっくりした。
    (てっきり引き籠もりニート的な感じなのかと・・・)

    全体的にほんと好き。
    これほど共感できる作品もないね。

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    2012年08月27日
  • ハックス!(1)

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    絵もうまくはないし、派手なことはひとつも起きないんですが、構成力の妙なのか、不思議と吸い込まれてしまう作品です。

    何かを見て「感動」することを描いた作品。

    物語の後半に行くにつれて、キャラクターの内面が多々描かれるようになり、みんなどこか生々しくて、かわいらしい絵柄に似合わないリアルさがあります。コジマくんという好青年が出てくるのですが、これがなかなかにリアル。それは、見た目さわやか、でも腹黒。というベタなものでは決してなく、本当に妙なリアリティで、一筋縄ではいかないキャラ作りです。
    僕は、部長が一番好きです。

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    2012年02月19日