今井哲也のレビュー一覧

  • ハックス!(1)

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    夢中になって何かを創り上げることはすごく楽しい、を描いた青春群像劇です。高校のアニ研が舞台です。
    思春期ですから、いろいろあります。好きも嫌いも痛みも妬みも。学校という社会の中でどうしたって上手く立ち回れない人は出てくる。頑張れないとか、自信がないとか、空気が読めないとか。人間関係はいつだって難しい。
    しかし、やりたいことをやったもん勝ち、楽しんだもん勝ちなのだ。やりたいことが見つかること自体、幸運なのだから、存分に突っ走れば良いのだ。読むとワクワクしてきます。

    1
    2015年03月17日
  • ぼくらのよあけ(1)

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    「すげー、やべー、ドキドキする」小4の夏休み、団地の屋上、謎の知性体…ファーストコンタクト‼︎
    近未来のテクノロジーと少年時代へのノスタルジーという組み合わせが絶妙で心の琴線に触れまくりますね。
    生命体の定義、技術的特異点といったSFの普遍的テーマを盛込みつつ、純真無垢とは言えない子供の世界をきちんと描いています。ジュブナイルSFの傑作です。

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    2015年03月05日
  • アリスと蔵六(4)

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    何かが世界でおきつつある。

    さなちゃんがさなちゃんだから、バカみたいなバトルにはならないで、もしゃもしゃについて考えることになる。
    気になる。

    0
    2014年10月17日
  • ぼくらのよあけ(2)

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    「宇宙 日本 阿佐ヶ谷団地」
    大傑作だ…。小学生の夏休み、団地、宇宙、約束。過去から現在、そして未来へ繋がっていくこの感じ。
    2巻完結とは思えぬ満足感。すごい。

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    2014年03月15日
  • アリスと蔵六(2)

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    ネタバレ

    蔵六に「うおおおっ!」となり
    一条さんに「うおおおおおおっ!!」となり
    千佳ちゃんに「うひょーっ!!」となった。

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    2013年09月14日
  • アリスと蔵六(1)

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    めっっっっっっっっっっっっちゃいいじゃないですかぁっ!!!!
    想像の力を自由に発現できる超能力をもった幼女と、筋に重きを置く老爺。二人が家族になる話。

    早く完結を見たい。ジレンマ。

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    2013年07月06日
  • ハックス!(4)

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    高校生部活青春劇として、誰もにおすすめしたい、唯一無二の作品。

    とある高校のアニメ研究部を中心として、主人公の入部から文化祭までが描かれる。
    主人公は語彙が少なく説明ベタだが、快活で行動的で、非常に魅力的に描かれている。
    そんな彼女が周囲の人々に支えられ、また影響を与えながら、
    文化祭で上映するアニメ作品の制作を目指していく、といったストーリーである。

    特筆すべきはそういったキャラクター一人ひとりの感情・行動が、全編を通じ驚くほど丁寧に描かれていてる点であり、
    青春劇として読者が必ず共感を覚えるようなリアリティと、
    胸の奥底の忘れかけていた部分をくすぐられるような温かみを持つ作品となってい

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    2012年10月12日
  • ハックス!(4)

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    まさに大団円って感じで凄く良かった!
    OGの彼女と主人公が似てる感じが味わい深かったねー。
    あと一歩オトナになったところとか。

    続きないかなー、読みたいなー。

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    2012年08月28日
  • ハックス!(1)

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    すんごい面白い!
    主人公の突っ走りっぷりがほんと好き。

    以下個人的なこと。

    中学の時とかに、同人誌を作りたいなーって思った時期があって。
    なんかもう熱気とかそういうのがすごく好きで、
    絵とか超下手くそだったし、今考えてもひどいんだけど、
    なんか頑張って友達と2人で作って参加したんだよね。
    っていうのを2回くらい繰り返したのを思い出した。
    ほんっとなんか懐かしい。。。

    1
    2012年08月27日
  • ぼくらのよあけ(2)

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    なんと見事に完結してるお話でしょう。ラスト1ページで号泣。このカタルシスは良質な劇場アニメで是非観てみたい。

    0
    2012年06月02日
  • ぼくらのよあけ(1)

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     阿佐ヶ谷団地を舞台とするSFマンガ。なんでもいいから全員読んで!という素晴らしい作品。

     舞台は2038年の阿佐ヶ谷。主人公たちは小学生とその親たち。あんまり内容について書きたくないけど、全く不自然ではない未来の描写がまず唸らせられる。本当に26年後にはこういう時代になってるかもしれないな、という気持ちにさせてくれるのが本当に読んでて楽しいし気持ちいい。

     そして団地。ただ住んでる場所が団地だ、というだけではないのが白眉。

     なんでもいいから全員読んで!

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    2012年04月14日
  • ぼくらのよあけ(1)

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    漫棚のお薦めに従い購入 大当たり 近未来SFの形式をとっているが子供達の成長譚と子供の頃の約束を守れなかった大人達のリベンジを絡めた小品。影の主人公であるオートボットのナナコの最後の運命が切ない。

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    2012年01月22日
  • ぼくらのよあけ(2)

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    宇宙船を飛ばすのに最後の最後まで障害続き。はらはらさせられる。大人も子どももみんな成長した姿が最後にあるのは良い。
    意志を持ってしまった人工知能との別れには人どうしのそれとは違う複雑な感動があった。読み返してみると、OSのアップデートをキャンセルするナナコの姿がいたたまれない。

    大人でも子どもでも楽しめるお話で、全2巻で内容は盛りだくさん、壮大なSFと現実的な設定の組み合わせの妙、読めてよかったと思えるマンガだった。

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    2012年01月10日
  • ぼくらのよあけ(1)

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    今から少しだけ先の未来のSFである。でも舞台は団地。子どもは全力で遊ぶし、男子はバカで、陰湿な女子はいる。変わらないこともある中にフィクションが入り込んでいる。
    そんなことはともかく、近未来のガジェットの数々やら宇宙船やら興奮しながら読んでしまった。人間ドラマも盛りだくさんだし。オートボットいいなあ、ほしい。

    ところでこのマンガ、住宅都市整理公団の総裁が2011年最高の団地マンガと評価していた。

    0
    2012年01月10日
  • ぼくらのよあけ(2)

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    本当に素晴らしい。話の合間には小ネタを記述するほど細部まで練り込まれた未来を描きながらも、現在の読者たちの生活との地続き感を失わないSF。その安定感は、未来を描きながら団地を一つのメルクマールとする人間関係の様々な機微を、主人公組以外の人々や、さらには機械すら巻き込みながら描きあげていったことが根底にあるであろう。読者としてはもっと長く描いて欲しかったという点が最大の欠点として挙げたくなるほどであるが、逆にひと夏のほんの少しの時間を濃縮して描くことができた作者の力量を褒めたたえるべきである。

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    2011年12月18日
  • ハックス!(1)

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    同作者の作品「ぼくらのよあけ」が面白かったんで釣られて1巻だけ買ってきたがこれもまた面白い!
    主人公の性格が突拍子もなく魅力的でワクワクさせられますね

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    2011年12月05日
  • ぼくらのよあけ(1)

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    ネタバレ

    この本に出会えてよかったとまで言える作品
    いいなあオートボット欲しいなあ ナナコちゃんに朝起こしてもらいてえなあ

    詳しい感想は2巻の方で

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    2011年12月05日
  • ぼくらのよあけ(2)

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    ネタバレ

    大満足!おそらくは僕が今年最も感銘を受けた作品
    近未来の日本を舞台にしたSFなのですが、主人公たち小学生の目線で団地を中心とした舞台で繰り広げる夏休みを描いており、わくわくさせられるけど同時に切ない、ノスタルジアを感じさせる作品となっています
    なにより作者の繊細な描写が小学生の感性を非常に豊かに表現していて、心の奥底のこそばゆい部分がくすぐられるような感覚を覚えさせられました
    クライマックスまでの流れも素晴らしく、引き込まれるように感動させられます。主人公の大人たちの描写もまたよかったですね
    山崎貴監督の映画『ジュブナイル』を始めてみた時の感動を思い起こされました。あれが好きな人は「うおおおお

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    2011年12月05日
  • ぼくらのよあけ(2)

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    ネタバレ

    yoshstudioさんからの紹介(だったと思う)で1巻購入。2巻で完結。公団育ちのおいらとしては子供の頃の記憶とオーバーラップして、懐かしく、楽しく、同時に切なくもなる…。でももっと驚いたのは、主人公の親世代に共感したこと。あぁ、年取ったんだなぁ。テラスハウス35号棟の屋上が、プレイロットの藤棚の上が懐かしい…

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    2011年12月01日
  • ぼくらのよあけ(1)

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    近未来のひと夏のSF体験的作品。
    団地の表現など、とてもリアルなのに
    一方でありえないものが存在する不思議。

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    2011年10月22日