【感想・ネタバレ】蟲師 外譚集のレビュー

あらすじ

漆原友紀の『蟲師』をベースに、芦奈野ひとし(『コトノバドライブ』『ヨコハマ買い出し紀行』)、今井哲也(『アリスと蔵六』『ぼくらのよあけ』)、熊倉隆敏(『ネクログ』『もっけ』)、豊田徹也(『珈琲時間』『アンダーカレント』)、吉田基已(『夏の前日』『恋風』)の5名がオリジナル短編を創出、1冊の単行本に! カバーイラストは漆原友紀による描き下ろし!

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Posted by ブクログ

本家「蟲師」をモチーフに、5人の漫画家さんが短編書いてくれました。

どの話も、蟲と蟲師は脇役。人の営みの中で、不意に此岸と彼岸を行き来してしまった、まれな出来事として話は進んでいます。
本家でも同じですね。ギンコが存在しているので、彼が主導してるように感じますが。外譚でそこにきづいたりして。

場人物としての関わり方が、蟲と蟲師と人々との関係に思えてとても好きです。

5本それぞれ面白いので、1番を挙げるのは難しいなぁ。読んだ時によって違ってきそうです。季節・年齢・感情それぞれに状況・状態でね。
読み返すたびに、好みが変わる作品というのは、新たな発見があるっていうこと。本好きにとって、幸せなことですね。

1
2016年11月07日

購入済み

蟲師の世界

漆原友紀本人は一遍も描いていませんが、見事に蟲師の世界の話でした。久しぶりに、蟲師の世界にはまり込む事が出来ました。
ギンコは出てきません(いや、ほんの少しだけ...?)
でも蟲師ファンなら納得の短編集ではないでしょうか。ギンコは出てきませんが、確実にギンコが居たあの世界と繋がる同じ世界のお話でした。何となく、漆原友紀本人の作品を入れていない事も、何となくわかったような気がしました。
大満足です。

#切ない

0
2024年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あの蟲師の他の作家達が書いた短編集。
全部で5作品が収録されていて、内4作品は舞台が現代であった。いつもと違う舞台設定で、現代ではこんなとこで蟲とかかわることがあるんだなと新たに想像の幅が広がっていきます。

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2015年04月25日

Posted by ブクログ

蟲師のアンソロジー(^^)漆原友紀さんの蟲師はギンコ以外がみんな和装だから少し昔の話というイメージなんだけど、この本は現代の景色や服装もあって「あぁ蟲師って現在も受け継がれているんだなぁ(*´-`)」となんだか嬉しくなった♪5作品どれも良いけれど、吉田基已さんの作品が好き!(^^)

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2015年05月11日

Posted by ブクログ

蟲師の世界観をつかって他の作家さんが漫画をつくったらという本。
今井さんと熊倉さんは前から知っていて、特に熊倉さんはもっけで不思議な世界を扱っていただけに、いかにも蟲師らしい、そのまま出てきかねないんだけど、「蟲の仕業ではない」ものも出てきて非常に面白かった。今井さんのは団地団のネタ的な、駅漏れだったり、らすとの「人の群れが生命の奔流」という堕ちも、素晴らしかった。
他のお三方も美味く自分のモノにしている感じで、面白かったなぁ。
現代に蟲師がいたら、蟲がいたら、なシチュエーションはまだまだ使えそうだし、第2週とかも来ると嬉しいなぁ。

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2015年04月28日

Posted by ブクログ

本編が好きならこれらも嫌いではないだろけど、ギンコはシルエットでくらいしか登場しないので過度な期待をかけるとガッカリするかも…?ただの外伝集かと思ってたらいろんな作家の持ち回りの短編集でした…。個人的には「アンダーカレント」の豊田哲也の短編が収録されていたのがポイント高かったです!

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2018年08月27日

購入済み

余り感動しなかった

ギンコの出てくる本編が余りに良かったのでこのアンソロジーにも期待して読んでみたのだがいいなあともひどいなあとも感じませんでした。

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2015年05月23日

Posted by ブクログ

多分私はあんまりアンソロジー好きじゃないっていうのが前提なんだけど、同じような時代設定の話って本人以外が描く必要あるか?と思ったり。それなら、舞台を現代にがっつり変えた話の方が面白く読めた。
ただ、それでも、これって「蟲師」なのかな?と思わなくもない。

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2015年05月21日

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