凪かすみのレビュー一覧
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コメディとラブとシリアス具合が上手いことマッチした話だった。読んでて楽しかった。イラストも綺麗だったし、キャラクターも魅力的でした。
主人公ラティカはサムライ系美少女だけど可愛らしい所もある女の子で着ぐるみを着たとことか吹き出しました(笑)あとレオニスの弟との勝負とかwwレオニスは序盤は「何だ、この怠惰な王子はw」とか思ってましたが理由があってのことと中盤で分かり、辛い自分の状況にもかかわらず周りのことを考えられる格好いいやつだと見直しました(笑)そしてウィルフレッドの可笑しいことww彼の存在でコメディ要素がグッと増したと思いました。
ただタイトルと帯の煽り文句で買う時にちょっと恥ずかしい思い -
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ネタバレ最終巻。いつの間にか5冊も出てたんですね。
前巻でラルフシオンに記憶を奪われてしまったシェリルでしたが、同じ「シオン」でも自分の想う「シオン」ではないと感じて、アレクシオンに再会したときは、かなり切ない。
再度ラルフシオンに記憶を奪う薬を飲まされたのに、効かなかった理由が明らかになると、そうか、そこにつながってたのかって想いました。
あと、アレクシオンを自分の子と認めていた国王が、亡くなる前にしていたことって、かなりすごいって思いました。自分の名前が刻まれていると思っていたラルフシオンからすれば、裏切られたって思うかもしれないけど・・・。
王と認められたアレクシオンが、「四誓」を伴侶にで -
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ネタバレ暁の正体的な意味で結末まではいかなかったけど、続きも読んではみたい。でもどう続けるんだろう。陰謀解決しちゃったし、怪しい人達ほぼ消えたけど・・・それこそ新キャラかな?
主人公二人はわかりやすく惹かれあってるけど、どうも見たとこ口ではきつく言ってる塔子の方が、無自覚にでも気持ちが強いように感じる。それこそ一目惚れに近いような。暁に関しては、一目惚れとはいかないと思うけど、塔子を知っていく内に段々と、っていう感じ?大人な分か、暁の気持ちは固まりつつあると思うけど、塔子はまだ子供だしね。自分の心の動きを把握しきれていない気がする。まあそれはここからなんでしょうな。 -
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ネタバレシリーズ4巻目。
シェリルを守るため、何より自分のために王位継承権を放棄し、国を出ようとするアレクシオンたち。しかし、その途中で王妃が国王暗殺容疑で捕えられたとの報告が入る。王妃救出のため、再び王宮へ戻ろうとする一向だがラルフシオンの企みでシェリルは絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
前の巻ではシェリルが国王暗殺の犯人として連行されて、アレクシオンが王位継承権を放棄することでやっと解放されたのに、またラルフシオンの陰謀に巻き込まれて、しかもシェリル記憶失くされるし、可哀想すぎる(泣)ラルフシオン腹立つわ~。記憶を失ったシェリルをちゃっかり婚約者とかにしてるし。自分もシェリルに惹かれとったんやな -
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クラウシオンの株が一気に上がった巻でした。
いや、1巻の時点でなんとなく察するところはありましたが(笑)
私はどうにも、主人公に惚れてて、つい優しくしちゃう当て馬キャラに弱いみたいです。
隙あらばメインヒーローを激しく嫉妬させて欲しい…! というようなことを、よく考えてしまいます。
それにしても、シェリルは純粋で良い子ですね。
“良い子ちゃん”ではないあたり、本当に好ましいです。
今巻ではシェリルの両親のことにも少し触れられていて、やっぱり次巻が気になるつくりに…!
いえ、当たり前かもですが(笑)
かなりしっかりしたお話だけど、どれくらい続くんだろう。
ビーンズ文庫って『ライトノベル』 -
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ネタバレシリーズ3巻目。
アレクシオンへの恋心を胸に秘めつつ、それでも彼の側で「四誓」として共にあることを選んだシェリル。アレクシオンのために自分ができることをしたい、と心に誓い、彼のために調薬師として日々奮闘していた。そんな中、落ち着いていた国王の病状が急激に悪化。その症状から効用があるだろう薬を思いついたシェリルはメリナ村へ向かう。シェリルたちの持ち帰った薬のおかげで一命を取り留めた国王。けれど、その事実はシェリルたちに恐ろしい現実を突きつける。シェリルが持ち帰ったのは「毒消し」の薬。すなわち、それは王を暗殺しようとする何者かがいるということに他ならなかった。
3巻も面白くて一気に読んでしまい -
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ネタバレシリーズ2巻目。
アレクシオンに望まれ、彼の「四誓」となったシェリル。平民出身の娘で調薬師という経歴からシェリルは一気に王宮での噂の中心に。そんな中、王宮で自分のできることを探したいと調薬の勉強を始めようとするが、彼女を目の敵に思う調薬師長から嫌がらせを受け、試験まで受けることになり・・・。
恋心に気づいた時には、その気持ちを封印しなきゃいけないなんて切なすぎる。アレクシオンへの想いを押さえようとするけれど、でも・・・!みたいな展開にグッときますね。アレクシオンも同様で、シェリルを愛おしく思っているけれど我慢してるんですね。でも堪えきれなくて・・・。切ないし、キュンとしますね。お互い好き合 -
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ネタバレ続巻が出ていたことに半年近く気付けませんでした。不覚……!!
それはさておき、今回は前巻から半年後。海の英雄と称えられる海軍少佐として、新政府代表モスの側近として存在感を増すアーツと、副官として裏に表に奔走する占星術師レヴィット、そしてそんな二人の心を捉えて離さないジュエルとエステラ。……あと、なにかと不遇なモス。
新政府に集い内部の改革に励む彼らに、西大陸の国家グリンダウから使者が訪れ、なにやら雲行きの怪しい外交が始まります。
表の人物と裏の人物を使い分けたり、スパイ的な要素があったり、同著者さんの『ルチア』を思い出します。
前巻は海戦シーンの描写にわくわくしたものですが、今回 -
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ネタバレ2巻目最終巻。
1巻に比べて、とんとん拍子にはことが進まなくて、二人の焦りが伝わってくるようです。小物なはずのウェズリーも復活してきてます。(最後にはちゃんと裁かれてましたけど)
アーツとエステラの仲もちょっと雲行きが怪しい感じになってて、アーツはこれまでなんか真剣みが感じられなかったんですけど、大人の苦悩っていうか、こういうのもいいかな。(レヴィットが奥手なぶん、アーツががんばってます。)
レヴィットとジュエル姫の間は、お互いに恋心を自覚しながら、レヴィットはアーツにとってのモスを考えて一時身をひきましたけど、抑えきれない思いっていうのが、レヴィットとジュエル姫の両方にあって、モスがあそ -
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ネタバレ主人公が男性ってところでルルル文庫っぽくない感じはしましたけど、凪かすみさんのイラストもあってて、面白かったです。
港町で占星術師をしていたレヴィットは、半ば強引に海軍将校アーツに連れられて、あれって思うまもなくアーツに協力させられますけど、話の進み方がスムーズで一気に読んでしまいました。
分かりやすい敵のとしてウェズリー閣下がいますけど、小物過ぎて、アーツ達の敵になってませんし、海賊達も個性豊か。美々しい面々で固められてて、こういうのもよいかも。
アーツもレヴィットも一目惚れって感じでしたけど、アーツはちょっと不誠実かなあ。レディ エステラを相手にどこまで本気なのか分かりづらいです。レ -
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ネタバレうーむ、大変ドラマチックでした。モスは自信家の若者らしいミスリードっぷりで、ちょっと苦笑いしちゃいましたが、嫌味なほどではなく微笑ましかったです。可愛い。この巻は主人公の二人だけではなく、モスの成長も見られたと思います。あのまま自滅するようなトップにはなってほしくはなかったので一安心。まあ大丈夫だろうとは思ってましたが。
このままシリーズで続くのかと思いきや、二巻で終了。確かに結構ハイスピードで恋模様が進みましたもんね。
個人的に一つ引っかかったのは、エステラって人妻なんですよね?結局旦那さんが出てくることもなく、不倫関係という背徳感もなく、エピローグでアーツとさらっと夫婦に収まってて、なんと -
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うーん、実にキラキラしている。それだけで終わらず、政治的な思惑や陰謀もちゃんと描かれていて、この作者さんはなんだか安定感があって好きです。
しかし男二人がイイ男になる予感しかしないな。別にいいんだけど。萌えるけど。なんか恥ずかしい。
少女向けレーベルの割には女の子との接触が少なく、主人公の青年二人に焦点が当てられていたのが、ちょっと物足りないと言えば物足りない。なんかいきなり恋情が盛り上がった気がしなくもない。男二人はどっちも一目惚れ違うん?アーツはあんまり世間一般の誠実さではないけど。
まあ続き物になるそうなので、次巻を楽しみにしてます。次はもうちょっと女の子の出番増えるといいな。