大樹連司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
クリスティン、いいよね…。
声、林原さんだし(え、そこか?)
これは良い続編。
荒廃した地球を旅した原作に対し、電脳世界と宇宙が本作の舞台です。
登場人物も楽園の少年少女達へ一新…かと思いきや、何とアンジェラ再登場。…だったら良かったのに、まさかのアンジェラのコピー、「アンジェラ'(ダッシュ)」。これは予想外と言うか…いきなり主人公の一人課せられた設定が重過ぎです。
これはつまり、本人のあずかり知らぬ中、「本人をもう一人作られてしまう」という個人の人格と命、個性を蔑ろにした行為が行われたということ。まさに電脳世界が成立しているからこそできる(起こりうる)行いですが…。作中、ユーリ -
購入済み
買っとけ!
ずっと未読だったけど今更読みました。なんと、1日で5巻全部読み終わるという大傑作でした・・・。ぶっちゃけ原作より好きです。
ほんと、コレが原作より先に終わったとか信じられねえ -
Posted by ブクログ
生徒の読書感想文を読んで、読みたくなり購入した本です。
アニメ映画として作成されたGODZILLAシリーズの関連書籍で、世紀末に最初の怪獣が現われたところから、時系列で話がすすみます。
当初の小規模怪獣との戦いでの被害や、怪獣達も逃げ出すゴジラの圧倒的な力に絶望する人々の姿が、様々な立場の人の体験談を集めた形でまとめられており、読み応えもありました。
平成ゴジラシリーズを見ながら成長した世代としては、懐かしの怪獣たちも出てきて懐かしく感じると同時に、実生活で怪獣に遭遇したら、という世界設定についても想像力を働かせることもでき、楽しい読書体験となりました。
なにより、(語弊があるかもしれませんが -
Posted by ブクログ
『アニゴジ』プレストーリー第2弾。
怪獣黙示録の続編なのでそちらを読んでから読まないと話はわかりません。
前作同様怪獣との戦いの記録をインタビュー形式で載せているもの。今回は主にゴジラに蹂躙されていく人類の歴史である。
打倒ゴジラのために人類は、人類の数そして地球の環境を一変させてしまうようなオペレーションを遂行していくも失敗に終わる。そして人類の希望はビルサルドと呼ばれる異星人が開発するメカゴジラだけとなる・・・
これはまさに地獄。最後の審判。なりふり構っていられない状況の中、狂乱が永遠に続く・・・
今作では破壊神ゴジラと相対する怪獣も登場し、盛り上がる。アニメーション映画を観てい -
Posted by ブクログ
「アニゴジ」の前日譚という位置づけの新しいゴジラ小説。
人類と怪獣の戦いの歴史(敗北の歴史?)をインタビュー形式で描いている今作。
私が一番感動したポイントは、怪獣が歴史の中に存在しているという点。
本家ゴジラシリーズにしてもシン・ゴジラにしてもそうだが、あれらは特殊な時間の特殊な地域一点に存在しているものであって、連続性は皆無だった(こういうと語弊があるけど)。
このアニゴジのシリーズは連続性が作品のなかできちんとある。1998年からの人類の歴史の中に怪獣というものが入り込んできており、その存在がある意味現実味があるというか、陳腐な言い方をすればリアルであると思える。
その現実味や -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
もしもアニメーション映画のゴジラ2作目を見るなら、是非とも小説版の方も読んでほしい!
1作目同様、小説が映画を補完する形になっているからで、小説を読んでおくと、映画の世界観に深みが増す。
サブタイトルの通り、これは二隻の宇宙船が飛び立つ直前の、メカゴジラ計画を巡る人々の記録となる。
正直、昭和の特撮映画の中で出てくるメカゴジラはぴんとこなかったのだが、こちらはなんとも凄まじい。
ゴジラに対抗するために、地球人とビルサルドに残されたリソースをほぼ全て注ぎ込んで作るメカゴジラ、
そこに迫るゴジラを阻む術がない軍、
そしてメカゴジラは……!
そして、この時メカゴジラの体表に使用されたある物質が -
ネタバレ 購入済み
前の巻から続けて読んだので併せてのレビューを。
小説という文字のみの媒体だから何でも出せるといわんばかりに東宝怪獣がほぼ全部登場し世界中で暴れます。その中でもゴジラは別格で、2巻からその強大さが本格的に描かれます。
モンスターパニックものとして出来が良いのでゴジラシリーズを知らなくても楽しめ、東宝怪獣ファンならより一層楽しめると思います。