【感想・ネタバレ】GODZILLA 怪獣黙示録のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年01月22日

「アニゴジ」の前日譚という位置づけの新しいゴジラ小説。

人類と怪獣の戦いの歴史(敗北の歴史?)をインタビュー形式で描いている今作。

私が一番感動したポイントは、怪獣が歴史の中に存在しているという点。

本家ゴジラシリーズにしてもシン・ゴジラにしてもそうだが、あれらは特殊な時間の特殊な地域一点に存...続きを読む在しているものであって、連続性は皆無だった(こういうと語弊があるけど)。

このアニゴジのシリーズは連続性が作品のなかできちんとある。1998年からの人類の歴史の中に怪獣というものが入り込んできており、その存在がある意味現実味があるというか、陳腐な言い方をすればリアルであると思える。

その現実味やリアルな中に一種の感動を覚えるし、人類としての悔しさや憤りを感じるのである。

感情移入のしやすさでいえば今回の作品のほうがダントツである。

そして何よりも嬉しいのはゴジラが完璧な存在であるという点だ。

シン・ゴジラはよくできていた。演出・ストーリー的には素晴らしい。だが、蒲田くんに代表されうような成長を感じさせるゴジラ像を描いた作品でもあり、私のゴジラ観とは少し違うものであった。

ゴジラは神聖で人にはどうしようもなく、完璧な生物であるというのが私のゴジラ像(観)である。

ゴジラは一神教の神と同じく唯一無二の存在であるべきなのだと。

そこはおいておいてもこの作品はよくできている。映画はみていないが、これを機に見てみようと思う

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Posted by ブクログ 2018年01月08日

アニゴジの前日譚
1999年、突如としてNYに現れた怪獣カマキラス、それを皮切りに多くの怪獣が攻めてきて人類を襲撃していく。
一貫性のある物語ではなく怪獣に出くわした人、戦った人達の証言記録という形になっている。

カマキラス、アンギラス、ヘドラなどなどゴジラ映画を見た人なら知ってる怪獣があちらこち...続きを読むらで猛威を振るっていくさまがわかる。こいつ誰だっけ?って思ったやつも調べながら見るとなお面白い。

一章では怪獣の出現
二章ではゴジラの出現
三章では人類の反抗
と読みやすくまとめられている。
ゴジラシリーズの世界観を見事に取り込んでオリジナルに昇華している面白い作品だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年12月06日

2017年公開の映画『GODZILLA 怪獣惑星』の前日譚を描いた小説。
まず、その世界に生きた人々へのインタビューの形をとっており、これにより「信憑性が薄い」とされている話題を語ることも可能としている点が興味深いです。なによりも怪獣達による被害の描写が生なましい。わたしは特にヘドラとダガーラの被害...続きを読むの描写が怖ろしく、また興味を惹きました。怖ろしすぎて何度も読み返してしまうのです。
他にもインタビューの記録だからこそ出来る演出は素晴らしかったです。小説であるはずなのに、映画で体験した重い足音が響いた後にゴジラの咆哮が轟き、あの有名なメインテーマが鳴っているような追体験ができました。
また、ゴジラ過去作の有名な小ネタが散見され、決して明るい雰囲気の小説ではないのですが、時折笑ってしまいました。アンギラス・バラン・バラゴンの3匹が揃った場面で「総攻撃」と言っていたり、ビオランテ戦であの名台詞(のオマージュ)が放たれた時は、心の中で拍手を贈りました。
本当に読んでいて楽しかったです。

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Posted by ブクログ 2019年08月26日

生徒の読書感想文を読んで、読みたくなり購入した本です。
アニメ映画として作成されたGODZILLAシリーズの関連書籍で、世紀末に最初の怪獣が現われたところから、時系列で話がすすみます。
当初の小規模怪獣との戦いでの被害や、怪獣達も逃げ出すゴジラの圧倒的な力に絶望する人々の姿が、様々な立場の人の体験談...続きを読むを集めた形でまとめられており、読み応えもありました。
平成ゴジラシリーズを見ながら成長した世代としては、懐かしの怪獣たちも出てきて懐かしく感じると同時に、実生活で怪獣に遭遇したら、という世界設定についても想像力を働かせることもでき、楽しい読書体験となりました。
なにより、(語弊があるかもしれませんが)一人ひとりの言葉の描写もリアルで、人間の無力さを痛感した人達の絶望感がよく伝わって、その点も面白い作品だと感じます。

本書の続編はもとより、アニメ映画の方も観てみたいと思います。

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Posted by ブクログ 2018年05月08日

映画の前日譚。色々な人の証言を集めた報告書のかたちを撮っている。映画を観る前に読むと、映画をより楽しめると思う。

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Posted by ブクログ 2018年04月19日

映画本編では冒頭で僅かに語られた、人類が如何にして怪獣と出会い、抗い、そしてその果てに地球脱出を決めたのか。それらの一部始終を様々な立場の視点から描き、インタビュー形式でまとめたのがこの本です。本編を観て背景を知りたくなった方にオススメです。

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Posted by ブクログ 2018年10月14日

人類が地球上の『霊長』から追われていく過程を、WWZスタイルで描写している。
冒頭の地図とあわせて、人類敗北の歴史が『証言』という形で描かれている。
そして、人類が敗北した相手は『怪獣』だけではなく、『人類として的mる事ができなかった』という意味で、人類自身も含まれる。

ああ、こりゃ異星人を出さな...続きを読むいと、このまま絶滅して終わるわ。

☆一つ減は、オペレーション『グレートウォール』が端折られていたので。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月27日

バックストーリーというか、プレないしプロローグではあると明記されているのだけど、複数種の怪獣について書きながら雑多では決してない。というかカマキラスだけで1本書き下ろしてほしさすらある

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Posted by ブクログ 2017年12月28日

映画『GODZILLA 怪獣惑星』の前日譚。映画を観る前に読んでも良いし、観てから読んでも良いと思う。僕は後者だったけど、読み終わった時に、ああ…そうか…っていう感慨があった。もう一回映画を観たくなる、そんな感じ。
これを読むと、映画の登場人物に東洋系というか日本人系がやけに目立って、なぜ黒人系が少...続きを読むないかというのがよくわかる。一応、そういう設定のもとに描かれていたんだなと。

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Posted by ブクログ 2017年11月17日

アニゴジの世界観を事前に知っとくのに最適。アメリカのドキュメンタリー番組のインタビュー部分を書き起こしたみたいなイメージ。かな?NBAのしか見たことないけど。
最後は映画に向けてテンション上がっていく終わり方。
(映画公開日の朝一に投稿)

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Posted by ブクログ 2019年06月30日

>2048年、現在
>我々人類は怪獣によって、何よりGによって、今や滅亡の淵にある。

アニメ映画ゴジラ3部作の前日譚、地球が突如現れだした怪獣たちに蹂躙されていく様を、数々の証言をまとめた報告書の形式で描く終末物。

次々に現れる怪獣たちに人類はそれでも、多大な犠牲を払いながら勝利を収めてきた。し...続きを読むかしゴジラだけは、どんな作戦、戦略、兵器をもってしても止めることは出来なかった。というお話。

いろんな既存の怪獣が出てきて、怪獣ファンには楽しそう。だけど怪獣のことはほとんど分からんので終末モノSFとして楽しみました。絶望感の描写が素晴らしい。

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Posted by ブクログ 2018年03月08日

これを読むと「GODZILLA 怪獣惑星」のゴジラやがどれだけ恐ろしい存在かよくわかる。そして色々な怪獣が出てくるところは面白かったです。でも映画を観る前に読んでおく方がよかったかなと。
5月の「GODZILLA 決戦機動増殖都市」ももちろん観に行きます。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年03月01日

アニメ版ゴジラの前日譚に当たる小説。もはやSF。関係者の証言を集成した体になっており、その作成者がアニメ版主人公の父親という構図。2作目にあわせて第2段が出るのかしら。

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Posted by ブクログ 2017年11月12日

アニメ映画「ゴジラ怪獣惑星」の前日譚
東宝怪獣たちがゲリラ的に世界各地を襲い
人類滅亡は避けられない状態となる
救世主が現れ、徐々に形勢は盛り返していくが
ゴジラを抑えることができず
結局は一部の人間を宇宙へ脱出させることになる
そこに至るまでのあゆみを、生き延びた人々へのインタビュー形式で
振り返...続きを読むってゆくモキュメンタリードラマ
しかし怪獣の出現は人類の罪に対する報いであると
そんな風に考える、ある種の傲慢さが
新生の旅立ちに際して
これらの歴史を否定し、消去しようとする

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