あらすじ
ゴジラに対して連戦連敗を繰り返す人類は、最終兵器・メカゴジラを開発し要塞都市メカゴジラシティを建設して最後の戦いに臨む――壮大なSF黙示録、対ゴジラ戦の記念碑的エピソードを収録した過去編。
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ベストだと思ってた前作を超えた
パーフェクト。やっぱOVAとかでめちゃくちゃ映像化してほしい。もう何言ってもネタバレにしかならないぐらいみっしり詰まってる。1作目がもう最高だったけど超えてきた。綺麗に終わってた1巻から見事に拡張して完結させたのも凄い。ガイガンは最高だぜ
匿名
久々に小説読んでワクワクした
ゴジラに負けた人類がなぜ宇宙へ逃げることになったのか。それを丁寧にオーラルヒストリー形式で描写していてとても面白い。モスラもちょっとでます。
Posted by ブクログ
ちゃんと本編に繋がっていてよかった。文章っぽく書かずに証言として書かれているところが良かった。読みやすい。アニメ3部作を見た人なら見てほしい一冊。
Posted by ブクログ
『アニゴジ』プレストーリー第2弾。
怪獣黙示録の続編なのでそちらを読んでから読まないと話はわかりません。
前作同様怪獣との戦いの記録をインタビュー形式で載せているもの。今回は主にゴジラに蹂躙されていく人類の歴史である。
打倒ゴジラのために人類は、人類の数そして地球の環境を一変させてしまうようなオペレーションを遂行していくも失敗に終わる。そして人類の希望はビルサルドと呼ばれる異星人が開発するメカゴジラだけとなる・・・
これはまさに地獄。最後の審判。なりふり構っていられない状況の中、狂乱が永遠に続く・・・
今作では破壊神ゴジラと相対する怪獣も登場し、盛り上がる。アニメーション映画を観ていない人も、夢中になって読める本だと感じました。
Posted by ブクログ
二冊続けて一気に読んでしまった。 そもそも元々のゴジラをほとんど見たことがなかったけれど、読み進めて行くうちに初めて、オマージュ的に設定を踏襲していることが分かって、そこにここからどうなるのかとワクワクした。劇場では第1章しか観ていないことは失敗だったなと思うとともに続きが待ち遠しい。
180716
Posted by ブクログ
もしもアニメーション映画のゴジラ2作目を見るなら、是非とも小説版の方も読んでほしい!
1作目同様、小説が映画を補完する形になっているからで、小説を読んでおくと、映画の世界観に深みが増す。
サブタイトルの通り、これは二隻の宇宙船が飛び立つ直前の、メカゴジラ計画を巡る人々の記録となる。
正直、昭和の特撮映画の中で出てくるメカゴジラはぴんとこなかったのだが、こちらはなんとも凄まじい。
ゴジラに対抗するために、地球人とビルサルドに残されたリソースをほぼ全て注ぎ込んで作るメカゴジラ、
そこに迫るゴジラを阻む術がない軍、
そしてメカゴジラは……!
そして、この時メカゴジラの体表に使用されたある物質が、映画の方ではとんでもない進化を遂げている。
同じヒューマノイドである人類とビルサルドの根本的な違いがここで明らかにもなる。
1作目に劣らず絶望的な状況であがく人々。
小説版にはもうひとつ、妖星ゴラスが登場するが、このゴラスもとんでもない事に使われるので、ゴラスを鑑賞した事のある人にはちょっとしたお楽しみだ。
(おいら宇宙のパイロット~♪)
さて、アニメーション版ゴジラは三部作なのだそうだ。
いったい次でどう収拾をつけるのか。
映画のラストで、三作目に登場する怪獣の名前がオープンになるので、胸がときめく!
私は映画も鑑賞してきたのだけれども、その際、ふと耳にした観客が漏らした一言に強く共感した。
「このままだと、ガメラが出ても不思議じゃねえな」
前の巻から続けて読んだので併せてのレビューを。
小説という文字のみの媒体だから何でも出せるといわんばかりに東宝怪獣がほぼ全部登場し世界中で暴れます。その中でもゴジラは別格で、2巻からその強大さが本格的に描かれます。
モンスターパニックものとして出来が良いのでゴジラシリーズを知らなくても楽しめ、東宝怪獣ファンならより一層楽しめると思います。
Posted by ブクログ
前作は色々な怪獣映画をくっつけただけの印象が強かったが、今作はそこから更にGODZILLA作品へと昇華させた印象。インタビュー形式なのは同じだが、ゴジラの恐怖や強さ、それに対抗しようとあがく人々の心情が描かれており、ひとつのエンタメ小説として成り立っている。
そして特撮映画に詳しければ詳しいほどに楽しさが倍増していく仕掛けはホントに脱帽した。ゴジラ好きならば是非とも読んでほしい。
Posted by ブクログ
いかに怪獣が強大な存在であろうとも
その破壊力は限定的で、人類を滅亡させるには及ばない
しかし人類は
ゴジラへの恐怖と、それを駆逐しえない文明への絶望で
みずから滅びの道を選択しつつあった
そんな中、文明を捨てて怪獣との共生をはかる人々が
守護神をともなって現れる
アニメ映画「GODZILLA決戦機動増殖都市」の前日談…というか
小説「怪獣黙示録」の続編ですね
東宝怪獣たちに蹂躙された地球人が、宇宙人からの技術提供を得て
さまざまな東宝超兵器群をつくりあげます
なんの読者サービスだろう、メーサー戦車を駆る少女部隊なんてものが