大樹連司のレビュー一覧

  • ほうかごのロケッティア School escape velocity

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    ネタバレ

    爽やかな表紙から連想できない、ちょっとクセのある話だった。ロケット制作、スクールカースト。この2大テーマが描かれている。

    ヒロインは電波女。携帯電話の電波の届かないところで、ヒロイン曰く携帯電話に擬態しているらしい宇宙人と会話する。元芸能人だからか、非常に自意識過剰。一言で表すと「電波デレ」。
    主人公は中学時代、オタクであるため陰湿ないじめを受けた経験がある。残飯メガ盛りの机、手仕込み牛乳漬けの上履き、画鋲スパイク標準装備の外履き、体育館裏美容院謹製丸刈り、男子便所食堂指定席。いじめってレベルを越えてるぞ。リンチだ、そりゃ。高校生になった現在はオタク要素を隠し、スクールカースト形成を担ってい

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    2011年08月21日
  • オブザデッド・マニアックス

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    作者のゾンビ映画への愛情が溢れ出た作品。
    普段はオタクで鬱屈した毎日を送っていたのだが、ゾンビ映画の大のマニアだったので、その知識を活かして一躍ヒーロー!女の子にモテモテ!
    的なきちんとラノベ文法を守った童貞の妄想大炸裂の非常に良い作品です。
    途中、クラスのヒエラルキー下位を経験したことがある人なら誰でも一度は抱いたであろう暗い願望的なものが前面に出すぎていて、一体どうなってしまうのだろうと色んな意味ではらはらしましたが、爽やかな結末を迎えることになります。このあたりもきちんとラノベをしていて大変好感が持てます。話的に次回作は難しいかもしれませんが、もし出るのであれば読みたいと思う一冊でした。

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    2011年07月02日
  • スマガ3

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     アホのロリっ子? ミラルート。
     とりあえず、本を手にとってカラーの絵を見てみると、作風が感じられるのではないかと思います。デモンベインと同じくらいの大きさ“オヅボット”を初めて見た時は、ニトロプラスさんの安定したぶっ飛び具合に清々しさすら感じ、目頭に熱いものが込み上げてきました。
     さて。原作ではどうなっているのか分かりません(原作未プレイです。スミマセン)が、この本、途中からページ数が読む毎に減っていくようになります。つまり、ページを1枚めくる毎にページ数が0に向かっていくわけですが、そのため後半の疾走感がとてもよく伝わってきました。これも面白い試みだなあ、と。
     そして最後の見開きペー

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    2011年06月22日
  • スマガ2

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     ビバ・メガネっ娘。ガーネットさんルート。
     ところで、うんこマン(仮)は死亡することで人生にリベンジ(要はやり直し)することができる。確か、やり直しの地点は最後に意識を失った場所からだったと思うのだけれど、このうんこマン(仮)、最悪のミスを犯してしまいます。まあ何というか、どう考えても逆転の目のない地点でセーブしちゃったというか、ゲームオーバー確定の中手が滑ってセーブしちゃったというか……とりあえず、この二巻は結構内容がヘビーです。
     そして沖が可愛いです。

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    2011年06月22日
  • スマガ1

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     ニトロプラスのPSCゲーム『スマガ』のノベライズ。イラストは原作通り、津路参汰さん。特徴的な絵を描く方で、肉感的なイラストが素晴らしいです。すーぱーそに子を描いてらっしゃる方ですな。
     さて。スマガ本編はまだ遊べていないのですが、この第一巻はいわゆるスピカルートということでよいのでしょうか。冒頭から見事なスパイラルマタイっぷり(訳:空から落下)を見せる我らが主人公、“うんこマン(仮)”が最初に攻略するのは王道ツンデレスピカ嬢。シナリオも、比較的感情移入し易いものだったと記憶しています。
     なお原作のシナリオライターは下倉バイオ先生(今はシュタインズゲートにも関わったことで有名でしょうか)です

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    2011年06月21日
  • お嬢様のメイドくん

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    ネタバレ

    女装男子の女子寮生活、寮仲間は全裸だったりロリで緊縛だったりと変人揃い、レーベルは一迅社文庫というところから、萌え系ラノベだと正直なめてました。前半は、女装メイド男子の女装に対する恥じらいや戸惑い、女子校ならではのぱふぱふなイベントが出てきてこんなもんかなという感じだったが、お嬢様が学園に戻ってきたところからガンガン盛り上がる。お嬢様の容赦のないご主人っぷりや、雪風とお嬢様の過去話が出てきたところから、燃えてきた。起承転結ってこういう展開をいうのかしら。タイトルの割には3分の2くらいはお嬢様が登場せず、女装メイド男子・雪風の学園生活模様なのだけれど、最後まで読むと確かにお嬢様とメイドくんの話だ

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    2011年06月15日
  • 星灼のイサナトリ

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    掘り出し物。独特の世界感で繰り広げられるモン○ターハ○ター作品。イラストの上手さが先行しがちだが、中身のしっかりした背景設定と、バトル時の緊張感をうながす、文章のテクニックは光るものがある。是非連載が続いてほしい

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    2011年05月10日
  • 勇者と探偵のゲーム

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    メタな視点が上手くストーリーに組み込まれていて新鮮だった。
    存在意義は誰しも考え通る道だと思うが、
    登場人物達は考えずにいられない環境なのが辛いところ。

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    2011年04月03日
  • ぼくらの ~alternative~2

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    ついハマって全巻一気に読破してしまいました。

    モジの扱いがひどくないか? と思いましたが、終末にかけての描写でこういう立ち位置もアリかなと思い直しました。
    漫画やアニメでやると冗長過ぎる内面描写がほとんどなので、一人一人がどう考えて地球の存亡を賭けた死を受け入れるかがみえてきて面白かったです(漫画なりの描写も勿論ありますが)

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    2011年02月26日
  • お嬢様のメイドくん

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    最初はただの男の娘メイドかと思ったのに、後半からの怒涛の展開がやばい。色々な要素がひとつに収束していく様はとても心地よかったです

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    2011年01月06日
  • お嬢様のメイドくん

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    ネタバレ

    お嬢様咲夜の命令で付き従うため女装して全寮制の鳳翔女学院に転校することになった従者の雪風。主人に先立って女子寮に入ると全裸でカリスマな生徒会長、王子様の副会長、ロリな書記という個性的なメンバーと出合う。メイド服で女子として学園生活が始まる。


    主人公と咲夜の過去、校内紛争の歴史、個性的な生徒会と対立するドリル夫人など序盤中盤と面白く読めました。しかし、咲夜が帰ってくるとシリアスに・・・。

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    2011年01月02日
  • ほうかごのロケッティア School escape velocity

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    だらだら、シリーズが続くより
    1冊完結のラノベ^^
    間違い無く、楽しく読める作品だと思います^^

    星が4つなのは
    同じ様な作品をラノベ風にしただけ?って
    感じがするから><

    でも、間違いなく面白い^^

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    2010年12月28日
  • 星灼のイサナトリ

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    表紙買いですヽ(´ー`)ノ
    でも、かなり面白かった。

    SFの設定も良くできてたし、戦いの場面も上手く描かれてて読みやすかった。

    伏線がだいぶあるので、次回以降が楽しみ。

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    2010年08月21日
  • ほうかごのロケッティア School escape velocity

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    面白いです。ジャンルが好きなので大分ひいき点入っていますが、面白いです。若干、以前読んだことのある『2005年のロケットボーイズ』と似ていました。キャラクタのバリエーションとか物語の流れとか。ということは、面白いのは間違いないわけで。やっぱり好きです、こういうの。最後の発射シーンでは思わず、「飛べえええ!!」と心の中で叫んでしまいました(笑)

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    2012年10月05日
  • ほうかごのロケッティア School escape velocity

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    多少無理がある設定が続いていくけれど、これはこれで興味深い。
    書評のように真面目にロケットを作る話かと思いきや全然違う。邪眼厨二病や妄想者がいたりと読んでいて飽きない。最後もきちんと纏まっていて良かった。

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    2010年04月29日
  • ほうかごのロケッティア School escape velocity

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    南のとある島が舞台。主人公はイタい過去を持ち、その反省から高校では巧く立ち回りつつそれなりの生活を送っていたが、ある日転校して来た美少女によりそんな日常が変化しだす…
    結構テンプレなボーイミーツガール。
    具体的にはタイトルにあるようにロケットを作ります。設定は微妙に無理があると感じられる部分もあればシビアなところもあり。
    あるものを宇宙へ届けるためにロケットを作るべく悪戦苦闘する少年少女たち、壊れる日常、そしてクライマックス。
    久しぶりに気持ちいい青春小説を読んだ気分です。できればこれを中学くらいに読んでおきたかった。若い内に読める今の子達が羨ましくてたまらない。

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    2010年04月23日
  • ほうかごのロケッティア School escape velocity

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    ちょっとサブカルチャー入っているけど、評判どおり面白かったです。
    簡単にあらすじを説明すると、
    はぐれものの高校生が本物のロケットを作って飛ばす話。
    「電波女と青春男」でもロケット(こっちはペットボトルだけど)を
    作る話があったけど、ロケットは青春の象徴なんだね。
    ただ最後の流れがちょっと飛ばしすぎかな?
    これはこれで人によってはいいのかもしれないけど、
    私的にはもっとじっくりやって欲しかったです。
    ただそれでも面白いことには変わりませんので、
    サブカルチャーが好きで青春物が読みたい人にはオススメです。

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    2010年03月03日
  • ほうかごのロケッティア School escape velocity

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    最初のころの主人公は、なんだかとってもいやーんな感じなのですが、主人公の過去を知る電波少女かぐやの登場が彼を変えていきます。

    まさに箱庭という主人公の言葉どおり、狭い人間関係の中で、周りを気にして日々窮屈さを感じつつ生活している人にはお勧めの一冊です。一度しかない人生。唯我独尊思うがままに生きるほうがきっと楽しいのです。

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    2010年09月15日
  • 勇者と探偵のゲーム

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    07/01
    まだ11本目。

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    07/06
    ラストはまぁ予想通りというか、予想の範疇でした。
    ところどころに挿入されるラベノベの引用がどれも似たり寄ったりな文章で
    (わざとな気きもするけど)もう少し違う作者が書いてる感を出して欲しかったかな。

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    2009年10月07日
  • ぼくらの ~alternative~1

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    アンインストールの曲が気になって小説版で買ってみました。

    地球を救うために犠牲にならなければならない子供たち…戦いに勝てば自分が死んで世界が救われる。負ければ地球ごと消滅。ツバサの章の"私は、戦う。死ぬのは怖くない。そう思っていた。そう決心した。---はずだった。"っていうのが印象的だった。

    どうしてこの子供達が犠牲にならなきゃいけないんだろう…何で戦わなければいけないのだろう…

    生け贄の残酷さを考えさせられる作品。原作の漫画の方も気になっています。

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    2009年10月04日