Ixyのレビュー一覧
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夏海公司のなれる!SE7を読みました。
目からウロコの?客先常駐術という副題のついた、なれる!SEシリーズの7冊目です。
ブラック企業スルガシステムに入社した桜坂工兵も室見のOJT指導の下、やっと仕事が出来るようになってきました。
そんな室見と桜坂に、大赤字システム、デスマーチ進行中のプロジェクトへの派遣の仕事が回ってきます。
セキュリティで縛られ、十分なツールも与えられない、資料の持ち込みも許可されない、狭いオフィスで室見と桜坂の苦闘が始まります。
何となく、どこかで見たような状況、こんなプロジェクトにはかかわりたくないなあ、と物語を読んでいきました。
しかも、管理者はSEの人間性など認めようともせず、奴隷船のような状況が繰り広げられるのでした。
しかし、途中でのどんでん返しで背筋が冷たくなるような真相が明かされます。
そのプロジェクトはほんとうに魔窟なのでした。
この恐ろしい真相も、あながちフィクションだけじゃないかもしれない、と思ってしまうところが怖いですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ僕が最初業界に入った時に、ドナドナ案件で人身売買された当時を思い出して吐き気がこみ上げてきたほど、リアルすぎるw
常駐先でのセキュリティ高すぎて仕事にもならずに、更にトイレに行くのにも客先プロパ同伴。とかの経験もあるので、当時の鬱思い出がフラッシュバックしてきました(汗)
NEC・・・じゃなくてNBLの超ブラックっぷりがドス黒く描かれています。6巻までよりこの7巻は更なるダークな展開で、業界の人は読むと胃が痛くなる可能性あるので注意!
そして、完全につくり話として脚色されたものじゃなく、実際にあるような展開です。
本編終了後のクロージングで明らかになる、話が凄いっ!
そして次巻への繋がる感じで終わったのも今回が多分初めてで気になる展開に。
8巻。はやく出ないかな。 -
Posted by ブクログ
今更ながら感想。
スルガシステムも属しているSI業界というのは、
大部分の人達が客先常駐という形で「別の会社(客先)に常駐して」働いている。
派遣社員というわけではない。
見た目は正社員、実態は派遣、その名はITドカタだ。
今回は桜坂と室見さんが客先常駐するお話。
このラノベに書かれていることはフィクションであるが
現実にどこかで起きていることだ。
本当に恐ろしい。
SI業界のピラミッドの上層に位置する会社、特に管理職クラスは、
他社から来る協力会社のことなんて使い捨ての奴隷としか見てないと思う。下手したら自社の社員でさえもね。
体壊す人、精神病む人、失踪する人、自ら命を絶つ人、、、
本当にいるんですよ。
こういう人が出てくることが非常に問題なのに全然問題視されず、
見て見ぬふり、ましてや使えない奴、自己責任だろという考えが罷り通る恐ろしい世界です。
梢たんも言っていたけど、
デスマーチに参加している人達は、耐えられなくなったら「逃げる」ことも重要。
あなたが壊れても誰も責任取りませんから。恐ろしい世界です。
壊れたらポイ捨て、「交代要員早く出せ」と言われるだけです。
軽い気持ちでSEになろうと考えている、
就職活動中の学生には是非読んでほしいですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ3弾目は
早くも、『提案活動』が題材になっていて、
おー着実にステップアップしてるー。とタイトルだけ見ても解る。
前回と同じく気になった印象的なセリフについて
抜粋していきます。
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『D興業もそうだな。目先の金をケチって運用を買わんくせに、いざトラブルが起こると平気で問い合わせしてきおる。それも初期構築の瑕疵だとか営業対応の範囲内だとかへりくつをこねおってからに。どんな内容であろうとエンジニアを動かす以上金がいる。その事実が連中さっぱり分かっておらん。』
===
主人公、工兵の勤務するスルガシステムの社長のお言葉。
SIerの社長ならではの悩みなんだろうけど、よくある話ですよね。
SIerは機器で設けるんじゃなくて、運用もセットで長い目を見て利益を出したいのに、
ユーザーは渋る傾向が・・・。特に不景気な最近は多そう。。。
===
『・・・でも、彼らは専門サービス部隊を持っています。室見さんが1週間かけて設計・構築するシステムを既に定型の仕組みとして準備しているんです。パラメータシートを記入すれば後は自動で設定、出荷、設置確認が行われる体制。もちろん運用についても同様です』
『もう一つ言っておきましょうか。私たちは回線や機器を購入する際、担当者単位で業者に問い合せてます。ですが、JT&Wのような大企業は違います。彼らは購買、資材部という専門のバイヤー部隊を持っているんです』
『商品の相場を見極め、複数の調達先とパイプを持ち、常に最良の価格で品物を仕入れる集団です。前案件の取り引きを一窓口で行うから大量仕入れとなり大幅な値引きも交渉できます。私たちが同じ商品を仕入れるよりはるかに安く、場合によっては半値以下で。』
『分かりましたか。仮に彼らと同じ構成を組んでも価格面では絶対に勝てない。では、と構成をレベルアップすればさらに費用が跳ね上がる。どうあがいても太刀打ちできないんです。私たちが小所帯である限り万にい一つも勝機はありません』
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これは中小企業と大企業SIerでの
案件をとれるかの実力の差について梢さんが冷静に分析した結果のセリフ。
長いけど、ホントその通り!って思ったので全て抜粋してみました。
本質をついてる分析なので、
納得させられる中小SIerも多いんじゃないかなぁ。
機器メーカーと機器を担ぐ販社が手を組んでいるのが
日本のSIerの実態。某N関係のSierなんて、色んなメーカーとの太いコネクションがあるから、
中小企業は太刀打ち出来ないのが現状・・・。
日本ならではの変な仕組みだし、
喜ぶのはITゼネコン会社と一部のメーカー位で、
日本の中小企業の発展の妨げになっているのも、これまた現実だったり。
この辺の仕組みを根本的にどうにかしないと、日本のITは世界に遅れをとる一方だと思うんだけどねぇ。。
===
『業平産業株式会社 橋本様
お世話になっております。スルガシステムの桜坂です。
先日はRFP説明会へのご招待、ありがとうございました。頂きました資料をもとにベストの提案ができるよう社内で検討させていただいております。
さて、御社担当が弊社六本松から私、桜坂に変わったこともあり、今更ではありますが一度ご挨拶に伺わせていただければと考えております。差し支えなければご都合のよい日程をいくつか教えていただくことは可能でしょうか。
ご検討ください。
よろしくお願いいたします。』
===
これは、RFPをもとに提案に行き詰まった際の、
『挨拶』という建前で、ヒアリングしようという、工兵のメール。
これは客先担当者から、RFP選考が終わってから挨拶にきてね。
と断られる。んだけど、
説明会とか終わってから、ミョーにSIerは挨拶をしたがるのも、事実。
挨拶はササッと終わらせて、
『ちなみに先日の説明会の件ですが・・・』と切り出す営業を見てると、
またかぁー。と少し恥ずかしくもなるんだけど、
案件を取りにいく為になりふりかまってられないんだよね^^;
===
『各システムの中身は完全にブラックボックス、ユーザーが開示されているドキュメントは何一つなく運用要員の数も非公開、挙げ句に月額費用はアウトソーシング1式X千万円と丸められている有様です。資料公開を求めても業者は『サービス設備』だからと拒否する始末、運用要員数も同じく『シェアード窓口』と言ってごまかされる状況でした』
『顧客内部にシステムの内情をしってる人間はいません。インフラの規模、月額の運用稼働、現状の構成、全てブラックボックスです。そんな状態でどこのベンダーがリプレース提案をかけられるですか。最適構成を見積もれるんですか』
『最善を尽くしました。現地サーベイを行い、ヒアリングを実施し、過去の資料を漁り、必死になってシステムの全貌を明らかに使用としました。ですが・・・無駄でした。内情を知る既存ベンダーの協力なしに現状調査を行うことは不可能だったんです。』
『私はコンサルティングファームの仕事に限界を感じ、ユーザー企業の情シスに入りました。以来、たった一つのことだけを守り今日まで仕事し続けています。なんだかわかりますか。
自分たちのシステムは自分たちでコントロールする。情報を管理し、特定ベンダーとの付き合いを深めない。これが全てです。違えるつもりはありませんし妥協するつもりもありません。』
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これも長くなってしまった・・・。
客先担当者が前職でSIerやっていたときのエピソード。
一つのベンダーと独占的に付き合ってきた結果、
相手の思うつぼになって、調子に乗られて金額は上げられるけど、頼むしかない。って失敗談。
この失敗から、ユーザー企業に入ったけど、ベンダーを全く信じずフラットに接しすぎる事に。。。
いやぁ、。このリスクもありますよねー。
全て丸投げしてしまうと、ユーザーの手をドンドン離れ、
ベンダーの思う通りになってしまうパターンもよく聞きます。
===
『知ってる?JT&Wって案件の実働部隊に正社員はほとんどいないの。契約社員や協力会社、派遣に業務委託。一度なんてプロパーの全くいないチームに配属されたこともあったわ』
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大手ベンダーの内部実情でしょう。
これもこの業界のおかしくもあり、改善されないところ。
僕も昔派遣で、大手に出向になった時に、社員さんがほとんどいなかったのに違和感を感じた。
隣の人と逆サイドの席の人とも
みんな違う会社から派遣に来てたり、業務委託できてたり。
ユーザーに会うときは自分の会社名を言うのはご法度で、案件によって自分の会社名もたくみに変えて言わなきゃならないという・・・。なんだかブラック業界な気がしてきたわw
と、長くなってしまいましたが、
なれるSEの第3弾目。
今回が一番ストーリー的に良く出来ていたし、
IT業界の現状を再認識する意味でもとても勉強になりました。
それにしても
主人公の工兵の成長っぷりが凄過ぎる!!
コレは第4弾にまだ続くのかなー?
いや、是非続いてください。
楽しみにしてるので! -
Posted by ブクログ
ネタバレジャケットは女性がなにやら
オライリーの本を持っていますね。
1巻目は主人公の桜坂工兵が入社してから、OJTが終わるまでの物語になっているんだけど、
この2巻目から実際に工兵が活躍する内容。
いや、今回も
前巻以上に、『わかるー!あるある!』的な、サブストーリーが満載。
主に
前半は主人公の歓迎会に、自ら幹事をして・・・・って話で
後半は、OS部 VS SE部 の部署間でのぶつかり合いの2本立て。
ちょくちょく出てくる、
心にしみた箇所をピックアップしてみます。
『そうです。大変なんですよ。24時間365日、いつ電話がかかってくるかも分からない。寝てる時も旅行に出ている時も、いつ携帯がなって呼び出させれか分からない。もし障害を見逃したら、対応が遅れればそれでお客さんのビジネスに損害を与えてしまうかもしれないんです。それがどれだけ強いプレッシャーか分かります?胃が痛いどころの騒ぎじゃないですよ。迷惑メールの着信で携帯が震えるでしょう?心臓が縮み上がるどころの騒ぎじゃないですよ。ぎゅっと見えない手で掴み上げられるように。・・・動機がして息切れがして、吐き気さえ込み上げてくる状態で携帯を確認するんです。それで迷惑メールだって分かって、全身の力が抜けて布団をかぶりなおすんです。そんなの毎日続けるんですよ。想像できますか!?』
これは運用を担当している、OS部の姪乃浜さんが
工兵に運用部の仕事を説明しているときのセリフ。
さすがに少し大げさだけど、ものすごくよく分かりますwその気持ち。
僕も、運用系の案件にいた時は、
ネットワーク監視ツールから、障害が上がったときに携帯にアラートメールを送る仕組みにしていたんだけど、
夜遅い時間や休日に、仕事電話のバイブが震えだした時の、ゾッとした体験が蘇るかのように解りますw
ネットワークの運用って大変なのよね・・・・・。
『直しても直しても突き返される。あの情報が足りないだのこの記述が整合性がとれてないだの、重箱の隅をつつくみたいに毎回批判のネタを見つけてくる。もちろん修正中は運用を引き受けてもらえない。システムの障害連絡は全部作ったエンジニアのところに来る。夜間だろうが休日中だろうがね。
引き継ぎ会の内容だってひどいもんよ。エンジニア一人をOS部の人間が取り囲んでダメ出しの嵐。細かな設定から設計ポリシーまで何時間も批判の矢面に立たされるのよ。最後はみんなボロボロになって、引継ぎを断念して帰ってくるの。・・・本当、あれば打ち合わせじゃなくてリンチよ。集団リンチ』
対して、これはSE部の室見さんが
OS部(運用部隊)に引き継ぐときの、言い分。
これも極端な例だとは思うけど、SE部の構築した案件を運用部隊へ引き継ぐ際に、
運用方は、あれこれ全てのフローを作れだの!粗探し大会になることはよくある。
そんで、なかなか運用を受けてくれないんだよね・・・・。
早く次の案件の構築をしたいのに、なかなか引き継いでくれなくて、
全部細かいところ洗い出さなきゃ運用できないの?バカじゃないの?ってなるんだよね^^;
ちなみに先の姪乃浜さんも、SEの室見さんも女性同士で
立場上?相性が悪くて天敵って設定なのね。。。
『送信日時:5月17日(日) 午後9時42分
宛先:姪乃浜梢
差出人:室見立華
お疲れ様です、SE部の室見です。
リドルリル案件について姪乃浜さんからうちの桜坂に相談があったと聞きました。
すでに何度かご連絡させていただいている通り翻案権の担当者は私と藤崎さんです。桜坂はアサインしていませんので、彼にご相談いただいても的確な回答を返せないと思います。レポートラインの問題もありますので、何かご相談ある場合は私の方までご連絡頂けませんでしょうか?
あと、どういう経緯で桜坂に相談を行ったのかも教えてください。事情によっては上長を絡めてご相談の場を設けさせていただこうと考えています。
よろしくお願いします。』
SE部に所属している工兵(桜坂)が、OS部の姪乃浜さんから相談を持ちかけられて、
それが、SE部の先輩の室見さんに漏れてしまった時の、室見さんのメール内容。
いや、リアルすぎて。怖いメール。
本当にこんなメール投げてくる人いるし、こんなの受け取ったらゾッとするよね。
このやりとりのMLに入っていて、
第三者として傍観するのには、面白すぎるんだけど、
当事者にはなりたくない・・・・w
これに対して、OS部、姪乃浜さんのレス。
『送信日時:5月17日(日) 午後11時24分
宛先:室見立華
差出人:姪乃浜梢
室見さん
お疲れさまです。OS部 姪乃浜です。
桜坂さんとは翻案権に関係なく一般的なお話をさせていただいただけです。特に問題のある内容とは思いませんがどのあたりを気にされていますでしょうか?引継ぎに関してはOS部からのリクエストは既にメールさせていただいた通りですし、桜坂さんのお話でそのあたりを変更したこともありません。ご懸念のポイントが良く分かりませんので、もう少し具体的なご指摘いただけますでしょうか。
>あと、どういう経緯で桜坂に相談を行ったのかも教えてください。事情によっては上長を絡めてご相談の場を設けさせていただこうと考えています。
?
上長を含める理由が分かりません。
室見さんだけでは上手く説明できないということでしょうか。
よろしくお願いします』
一歩も引かない、姪乃浜さん。
”?”とか使ったら、またレス返ってきちゃうじゃん。。。
時間も23時を回っているのに、こんなメールのやりとりとか・・・・。よくあるw
その後も、この二人10ページ近く
メールのやりとりしてるんだけど、徐々に険悪なメールになってくる。
最後の方は、
感情的になりすぎて、単なる子供のケンカになっちゃってるんだけどね。
室見
『スパムを送るのはやめてください』
姪乃浜
『そっちのメールこそ時々、スパムフィルタにひっかかるんだけど』
メールのやり取りひとつみても、
リアル過ぎる表現に感情移入しちゃいました。。。
『正常に稼働するのが当然。障害が起きたら最後、必死で復旧しても怒られる。もちろん復旧できなければ大問題。報告書の騒ぎじゃない。そんな彼らが好き好んでリスクを取ると思う?全ての懸念点を潰し、石橋を叩いて叩いて叩きまくり、最悪のケースを全部考えつくした上で、はじめて彼らは運用を引き受ける。そうしなければ彼らの業務自体が破綻してしまうからだ。』
こちらは、SE部の上長、藤崎さんが、OS部の懸念解消について語る場面。
いや、そうなんすよね。
お客さんは使えて当然!って思っているわけで、
予期せぬ障害とかあって、頑張って頑張って復旧させたところで、お客さんからは褒められるどころかお叱りさえ受け、謝るのが運用の仕事だったりもするんだよね。
損な役目が多い運用方は、リスクを少しでも減らすために、
石橋を叩きまくるって事ね。
普通に見てるWEBだって、
mixiだって楽天だってyahooだって、WEB表示できなくなったら
使う側にとっては『サーバーダウン?なんだよー!』と思うかもしれないけど、
その裏側で冷や汗垂らしながら、必死に復旧作業をしている人がいることを、
少しでも一般ユーザに分かってもらえると嬉しいな。
機械なんだから、壊れることだってあるし、
予期せぬ動きすることだってあるし、
って事で大目に見てほしいわ・・・・。甘い?w
この意見の合わないOS部とSE部の内部抗争は果たして、
分かり合い終幕を迎えることができるのか?
気になった方は、読んでみてねー。(って何故か宣伝してるw)
第3巻が今年発売されたばかりで届いたので、読もうっと。
何巻まで続くんだろ。 -
Posted by ブクログ
バカだなー、この人、超バカだなー。久しぶりに活字で吹き出した。
全編、ギャグしか書かれていない小説。しかもかなりくだらない。中学生レベルのギャグから、細かくて地味な出オチまで、しつこいほどのギャグの応酬。
ライトノベルは、突拍子もない設定を「そういう設定」としてあっさり受け入れて読むものだけど、まずそこをフェイントで抜き去って行く。
これは密かに偉業を成し遂げているのではないだろうか。
そういえば、ふと思ったのだけど、一般文芸の作家ってどうしてギャグや笑いを避けて書くのだろう。逆に不自然に思えてきた。
まあ、ここまでやるのは異常ですけどね! 僕は大好きです。 -
Posted by ブクログ
今回はカスタマーエンジニア編。
上流工程のPMを経験したあとに下流工程のCEという通常と逆のステップを経験するわけだが、客先現場作業の「あるある」が散りばめられている。
例えば、現場に入ろうとしても入館申請がきちんとされていなく、すんなり中へ入れなかったり。あるあるーw
冒頭にある上司との飲み会話の中に集約されている「SEとして長生きするコツ」が何気に名言と感じた。
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●仕事を探さない
・多忙に慣れた心もなかなか日常に戻れない
・ランナーズハイも度を越せば毒となる
・真面目なエンジニアほどガス欠にかかりやすい
・やらないでいい仕事はするな
・放っておいてもタスクは山のように降ってくる
・休める時は素直に休んで代休を消化する
・最大でも全力の70%くらいに稼働をとどめておくべき
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うーん。現場の本質をわかってらっしゃるw
萌え要素を覗くと、ネットワーク業界で働くにあたっての立派なビジネス書になっているので、この業界を目指している人には是非読んでもらいたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回で4巻目の「なれる!SE」。
ついこの前まで(今も?)新人の工兵だが、
早くも4巻目にして、ひょんなことからプロジェクトマネージャに任命。
工兵の仕事のこなし方は異常な程
巻を追うごとに凄まじく成長しています。
(実際そんな甘いものではないけど、ちょっと尊敬w)
PMの基本的工程も自然に知ることができるし、
現場でよくありがちな、ベンダー調整の苦労。や客からのアラート報告等、生々しく書かれており感情移入しすぎると胃が痛くなる^^;
ネットワーク寄りのIT業界の人じゃなければ解らない用語も出てくるけど、新人さんは入門書としてでもこのシリーズは全部読むべき!
面白くこの業界の事がわかるし勉強にもなる。
次、5巻読むぞぉー。