勅使川原真衣のレビュー一覧

  • 働くということ 「能力主義」を超えて

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    初めの40ページくらいを読んだところで、自分の考え方やしてきたことが全部ひっくり返されるのではないかという恐怖をビシビシ感じながら読み進めていきました。

    自分の考え方を見直さねばと思った部分もありましたが、自分のしてきたことが間違いではなかったと思う部分もあり、少し救われました。

    まず、「働くということ」はわかりました。

    これを教育という観点からどう見るか。
    「能力主義」をどうやって超えていくか。
    「次世代に引き継ぐべきではない」社会や学校の在り方をどう変えていったら良いか。
    管理教育から新自由主義的な教育が主流になりつつあり、つまりは自己責任の時代に傾いている。
    管理でも自己責任でもな

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    2025年07月26日
  • 学歴社会は誰のため

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    いくらか傾向が変わりつつあり感はあるものの、就職における学歴の立ち位置がいかにして築かれてきたかという、そのある種消極的な理路について納得する部分が多かった。組織論にまつわるコンサル業に携わる点ではポジショントーク的な部分もあろうが、日本的な職業慣行(いわゆるメンバーシップ型)の中で学歴が重視された理由としては妥当であったろうし、近年の経済停滞が続く中で次の一手はどうあるかという点でも考えるべき点は多い。

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    2025年06月28日
  • 格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

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    「よりよい社会」といいながら実際は排他的だったり、選別的だったり、能力主義やら自己責任やら、よく言われる正論に対するもやもやや「それって?」と立ち止まりたくなること。
    組織開発専門家の著者が、そんないろいろに立ち止まり、それってどうなの?と向き合っている20の問い。

    なんとなく社会の風潮に合わせて頑張らなきゃ、できないと自己責任って言われちゃう、学び続けて自分をアップデートし続けなきゃ、と追われるように日々過ごしていたけれど、立ち止まって、疑問を投げかけていいんだと思えました。
    もやもやをこうして明確に言葉にしたり、ときほぐして考えられるってすごいな。

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    2025年05月04日
  • 働くということ 「能力主義」を超えて

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    今、「働くってしんどいな」と思ってるのなら、手に取って読むと少し気持ちが楽になるんじゃないかと思った本。
    ソリューションを提供しているかって問われたら違うようには思うけど。

    自分が働くのがしんどいと思っているわけではなく、指導している学生たちに勧められる本かなぁと思って手に取った次第。

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    2025年05月01日
  • 学歴社会は誰のため

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    企業が新卒をガバッと採ること。それは経済成長期のこの国において長期的に働く力を確保するのに適していたし、労働者側もそこに適応した。
    ジョブローテが前提である以上「訓練可能性」としての学歴が影響力を持つのは必然だが、本人の資質や能力にのみ依拠するわけではないそれに頼りすぎるのは問題。

    「働くということ」は、本当に個人の「能力」の足し算によるものなんすかね?と言う問いはまさにそうだなと思って、そもそもその「仕事」って何で、どういう機能の組み合わせで成り立ってんですか?って人事の人間には聞いてみたい。

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    2025年04月15日
  • 格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

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    p. 57 自己肯定感に問題がある、とうたったところで、自己肯定感を遮二無二いじっても、十中八九徒労に終わる。なぜなら、自分を好きになれない構造が必ずそこにはあるはずだからである。(中略)事実は一つではないし、正義も一つではない。複雑な背景、その人その人なりの合理性が絡み合っている。まずはそのことを紐解くのが、筋ってものではないか。つまり、自己肯定感なるものを上げたいのならば、なぜ自分を好きになれなくなってしまったのか。きっかけは?日々強化されるのはどんな場面で?
    そう考えたとき、学校で「自分がもっと頑張れる事は何か?」と宣言させられるようなことが、そのくじかれた自分を信じる気持ちを復活させる

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    2025年04月06日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    今の日本の組織への警句に満ちている。が、著作をだいたい読んでいる身としては繰り返し感はある。ダメな組織の例ではなく、個人に焦点を当てた、良い事例の深掘りがもうちょっとあればなお良かった

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    2025年03月30日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    小さな頃から評価をされ傷つき続け、傷つかないために努力をし、職場でも同じように傷つける。世に蔓延る「能力主義」が人を傷つけ続け際限がない。組織は多様な人たちの個性の寄せ集め、プロスポーツでもタレントを揃えると良い結果が出ないのは明らかである。仕事の成果は、誰と何をどのようにやるかの組み合わせであり、最近の成果主義とは別物で、成果主義では個人のものだけでない成果が強いものに集まり、さらに組織内の分断を呼ぶ。ただみんな弱くてみんないいという集団で力を発揮するにはトップのマネジメント能力が大事であり、「野村再生工場」を思い出した。

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    2025年03月08日
  • 格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

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    “美しく生きよう! と思うのは、素敵なことだ。しかしそれが目指せることは、社会構造的にすでに特権的であるかもしれない。だから本当の意味で「よりよい社会」 を目指すのならば、とってつけたように、「自己肯定感」を上げようとか、「文化」を変えましょうとか、「美しく」ありましょうとか、そんな話に拘泥していては、芯を食うことはない。”(p.61)


    “汎用を脱すると「問題」のある個人、逸脱し
    た個人として、排除というリスクにさらされる。学校は、みんながやることに「乗らない」選択肢がほぼない、汎用的人間養成所なのだ。これは、さもないと排除、をちらつかせている時点で、ありがたき教訓のような体をしながら、ほ

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    2025年02月10日
  • 格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

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    いやー、面白かったです。

    様々な「岐路」がありますが、改めて世の中から求められていることや暗黙の了解みたいなものを一旦立ち止まって考えることは必要だと感じました。

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    2025年01月21日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    職場の傷という捉え方、アプローチが斬新だった!組織や職場×医療のようなメタファーは分かるやすく、イメージしやすかった。

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    2024年11月07日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    著者のツッコミに、つどつどギクッとして、自分って、巷の流行り文句に相当流されてるなぁと思い知らされた。

    能力主義ってあいまいで、取扱いに注意しないと、自分の思考自体が人を傷つける方向に持っていかれるなぁと思う。

    能力なんて、水面に反射する光みたいなもので、
    特定の状況で光っただけなのに、

    それを光ったら「あいつはできるやつ」、
    光らなかったら「あいつはだめだ」と、

    その人全体を決めつけてしまうのはほんとによくない。

    その人が光る状況に身を置けるように工夫したり、ていねいに対話してボタンの掛け違いを少しずつでも修復していくっていう作業が地味だけど大切なんだと再認識でした。

    できるでき

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    2024年10月29日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    組織開発の落とし穴について、はっとさせられた。
    〜力を引き上げる研修だとか、ハイパフォーマー社員の紹介だとか、無意識に能力主義的なことを自分がやっていることに気付かされた。
    職場の傷つきに目を向けることで本当の組織開発ができる。

    自社はローテーションが少ない会社なので、マッチングをはかる機会も少ない。その環境は、たとえミスマッチが起きていても「違和感があってもその職場でなんとか努力で耐え抜け」といったメッセージにも聞こえる。
    個人にできない人レッテルを貼るのではなく、組織として適切な人材配置を試みる必要がある。そう思った。

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    2024年09月23日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    職場での傷つきという言葉にはっとさせられる。職場ではほんとうに毎日、みんなが傷つきまくっている。それが言えない=癒えない原因を能力主義にもとめて以降は、前二作の内容とおおきくはかわらないけれど、より実践的な活用を意識して書かれている感じはする。

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    2024年09月20日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    会社のコンサル通りに物事を進めても、退職者が後を絶たず、自分としても解決する手答えもない時に
    手に取った本。

    流行りの組織論の落とし穴にスポットを当てる内容です。
    ・やり方を変えたけれど上手く行かない。
    ・これから組織を見直そうとしている。
    ・人的資本について検討中
    といった方にお勧めしたい一冊です。

    こういった考え方が出来る人が組織にいれば、きっと良い組織になると思います。
    自分がその立場で行動するとなると、多くの助けが必要ですが…

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    2024年09月16日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    自分のいる職場だけではなく、どの職場も「傷ついている」ことを知りました。例を読みながら、一所懸命やっているけど上手くいかず、仕事をやめたいと思う背景に共感しました。

    「傷ついた」ことを本音で言って、配置変換で解決すれば一番深い傷を負わなくてすむのかもしれません。

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    2024年07月28日
  • 組織の違和感 結局、リーダーは何を変えればいいのか?

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    リーダーはやってませんか、職場の方と話す時、チームで仕事する上で役立ちそうでした。
    決めつけない

    •本音というより解釈の入っていない気づきをそのまま出す

    •解釈のクセの違いがある

    •違和感をもったとき
    ×誰が正しいか?
    ○それぞれの人が何を正しいと思って行動しているか?

    •ソーシャルスタイルから相手の真意を考える

    •相手に合った手段を考える

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    2026年03月28日
  • 組織の違和感 結局、リーダーは何を変えればいいのか?

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    今まで作者の本より、ビジネスマンが簡潔に読めるようにしてある。是非はあれども、ここから入ると本当に読んでほしい人たちに届くと作者が思ったのだろうなと。

    答えが一つ 個々の能力は比較可能 そういう思い込みが摩擦や分断、殺伐とした職場環境を作る

    「結局、リーダーは何を変えればいいのか?
    それは、
    相手ではなく、決めつけてしまう自分こそを変えるということです。
    そして、やるのは環境の調整だけ。そのためには、「違和感を持ったら立ち止まる」ということに尽きます。」

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    2026年03月26日
  • 働くということ 「能力主義」を超えて

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    能力の優劣によって選び選ばれて分配の量が決まる社会は間違っているのでは?という内容。

    働くということは個人で成り立つものではなく、複数人で協力して成しうる行為であるから、優秀な人を1パターンと捉えるのではなく、様々な人を受け入れるべき。成功パターンを押し付けるのではなく、その人にあった仕事を割り当て、働きやすくなるようサポートすることが大事。

    内容は理解できたものの、能力主義から脱するのは難しいんだろうなと。
    様々な個性の人を受け入れようといっても、
    例えば採用の場合は採用人数に対して、多くの応募者がいた場合にはより能力がある人を選ぶしかないだろうし。
    ただ、能力って何だよ!とは本当に思う

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    2026年03月20日
  • 格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

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    問題はそもそも問題なのか?問題にしている背景は?問題が起こる構造は?
    決して個人の問題、能力主義にしないため、うかうかしていると見落としてしまう視点を20の視点から書いている。新聞連載が元なので、一つ一つの章が読みやすく簡潔になっている。それでも一貫して書かれているのが興味深く、読みやすい。

    巻末には推薦図書も。10代〜20代はもちろん、マネジメント職と言われる方々、人事に関わる方々はぜひ読んでほしい。

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    2026年03月08日