木古おうみのレビュー一覧

  • 領怪神犯

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    一話ごとにすっきり解決するのでは無く、人の手に負えない神に会っては逃げる話が続く。クトゥルフものやクトゥルフ系TRPGと似ている。また随所に散りばめられたこの世界の違和感が最終話ではっきりと示される部分がとても良かった。2巻も楽しみ。

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    2023年08月26日
  • 領怪神犯

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    一話一話が短いのでサクッと読めた。
    主人公は中々危険な目に遭うが、あんまりハラハラしたり恐怖を感じたりはせず。
    面白くない訳でもないけど、夢中になる程面白いとも感じなかった。
    一話一話の話の厚みと文字数がもっとあれば個人的に好みだった。
    4m程ある黒い神の眼差しと、人魚の仕返し?が印象に残ってる。
    人魚の村の人間は鱗を甘酒に仕込んで何が目的だったんだ?
    一原~十原まで揃ってないと何がどうなるの?
    少しずつ疑問は残るけど、まぁこのジャンルで全部ハッキリしちゃうのも、野暮だしなぁ。
    記憶操作系が一番厄介。

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    2025年10月17日
  • 領怪神犯 拾異

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    番外エピソードも面白かったが、後日談の方が私には好みでした。

    彼女の意志を汲んだ神さまの力で元の形とは異なってしまったけれど、主だった登場人物それぞれがその後も無事に過ごしているようで安心した。

    記憶を取り戻した人も、その彼を待っていた彼も昭和の香り漂う上下関係だけど、これはこれで良いと思った。
    またパワハラされるんだろうな(笑)。

    その後の世界のその後…あるのかな?

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    2025年09月07日
  • ヤシキガミ団地調査録

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    市役所のつきの物件絡みに調査をする部署に配属された守屋と氏神。氏神はヤシキガミを祓うことのできる青年。 怖さはそこまでではなかったので読みやすかった。

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    2025年09月04日
  • 領怪神犯3

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    ネタバレ

    いやいや、困った…。
    基本、シリーズが短編で構成されており、巻ごとによってメインキャストや時代設定が逆だったり、挙句人どうしの入れ替わりがあったりと目紛しい展開に爺さんのブレインはオーバーヒートしてしまった(笑)!

    ただ、
    1、2と混乱しつつも読んでみてなかなか面白かった。

    前後の巻から世界線が変わる様な完結編が予見されて、汎用人型決戦兵器のラストのようなカオスをイメージしていたところが…
    大団円!とまでは言えなくてもまさかのプチハッピーエンド!
    でも個人的にはアリでした。

    スピンオフもあるとの事で読んでみましょう!

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    2025年08月14日
  • 領怪神犯

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    オカルトとちょいホラーとちょいファンタジー?
    雰囲気や話自体は結構好きなタイプだしカバーイラストの絵柄も好き
    ただなんとなく文章が入ってきづらかったり、キャラや地の文の言い回しが気になったりするのは自分が歳を取ったということなのかもしれないな…
    若い頃に出会っていたらどハマりしていたかも?

    と言いつつ続刊全て購入しているのである。笑

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    2025年08月08日
  • ヤシキガミ団地調査録

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    この人のホラーは怖くてトイレに行けなくなるようなことは無いのが良い。登場人物全員の職業意識が高すぎる。みんな高潔だなあ。

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    2025年08月05日
  • 偽葬家の一族

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    ネタバレ

    オカルトもの。怪に新たな物語を作って弔うというか祓うみたいな話。個人的に主人公がなんか性格があまり好きじゃない。過去の行いもだし助けてもらったのにその態度はと思ってしまう。のたれ死に寸前だったのに。しかし、平坂家の面々は結局謎だらけだが、続編ありきなのか?

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    2025年07月26日
  • ヤシキガミ団地調査録

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    サクっと終わってしまった
    でもまだハザマも赤家さんも、掘り下げるものがたくさんあるから、これからだろうか

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    2025年06月07日
  • ヤシキガミ団地調査録

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    ヤシキガミ団地を作るハザマ建築の目的がなんとなーくわかったところで幕。
    うん、足りない。
    全然足りない。
    今回背景なんかも小出しにされすぎてて物足りなさがすごい。
    守屋亨と納戸斎竹と赤家がどんな風にハザマ建築と関わっていくのかまだ始まったばかりだし、守屋父を助けないとそれは終わらないでしょって思うので。

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    2025年05月23日
  • ヤシキガミ団地調査録

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    ネタバレ

    やっぱりこの作者さんの描くバディもの大好きだ…と改めて。

    ホラー耐性が低めの私も楽しめた。でも、人間の理とはかけ離れた存在であるヤシキガミたちはやはり不気味。それぞれの場所で人の営みが感じられたのが印象に残っている。続編ではハザマ建築についてもっと見えてくるのかな、と期待。

    納戸さん、実の息子に実の息子らしく思えるって言われるのさぁ…。守屋のお父さんと同じ銘柄の煙草吸ってるのさぁ…。とても不思議で良い関係だ…!

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    2025年04月27日
  • 領怪神犯2

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    シリーズ第2弾にして第一弾の過去、前日譚
    そこのところは承知して読まないと
    混乱してしまいます

    そして神々は7柱
    蓋を押す神
    火中の神
    すずなりの神
    くわすの神
    俤の神
    呼び潮の神
    そこに在わす神

    20年前は領怪神犯対策本部とされていて
    職員も少し頑張って対策しようとしている
    そしてヒトにはどうしようもないと実感して
    領怪神犯特別調査課へと組織変更

    多少1巻の隙間を埋めてくれているけれど
    まだ何処へ進むかわからない
    民俗学の先生が登場したけど消されてしまい
    そこは民俗学の元はあるとしても別物という伏線かしら?

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    2025年02月19日
  • 領怪神犯(2)

    購入済み

    どうなるだろう

    上司でもある義理の兄が出てきた辺りから話が一気に進んだ。片岸は嫁がまだ生きていると信じてる。謎の手紙をきっかけに嫁の故郷に行くことになった。

    #ダーク #切ない #怖い

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    2025年01月04日
  • 領怪神犯(1)

    購入済み

    安心?

    廃校舎に不法侵入することに後輩が公務員が不法侵入して大丈夫なのか心配してたけどそれに対しての先輩の返事は安心しろ。公務員じゃくても不法侵入はまずい。つまり、大丈夫じゃないということだ。

    #怖い #ダーク #切ない

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    2025年01月03日
  • 領怪神犯3

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    ネタバレ

    民俗学を土台にしたホラーかと思いきやこんな結末とは。神と人との関係を今一度問い直し、人の世界を考え直す一助に。複数世界ものでもあり、オカルト、ホラー、ミステリーもあり、なんなら家族の物語でもあった。しかし誰が会話しているのかわかりにくいのは、敢えてなのか。

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    2025年01月03日
  • 領怪神犯3

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    シリーズ第3弾 完結編

    ・まどろむ神 ・子連れの神 ・豊穣の神 ・白長の神
    ・火合う神 ・●●●神 ・国生みの神 
    ・神、空にしろしめす
    8編の連作ホラー短編集 完結編

    特別調査課に配属された新人、穐津が怪し過ぎる。
    更に、前作まで置き去りにされていた神の在り方を
    一気に回収させます。

    そして世界がどうなるかというと・・・
    まぁ~終わり方としては良かったと思います。
    あのペンライトの演出には、やられました。

    これから読むという方は、3冊セットで購入して、
    1冊目の最初に感じるモヤモヤを乗り越えると
    絶対に続きが読みたくなると思います。
    参考になるといいなぁ~

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    2024年12月06日
  • 領怪神犯2

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    シリーズ第2弾

    ・蓋を押す神 ・火中の神 ・すずなりの神
    ・くわすの神 ・俤(オモカゲ)の神
    ・呼び潮の神 ・そこに在(オ)わす神
    7編の連作ホラー短編集。

    前作の20年前のお話。
    いきなり霊感(視える)詐欺師と元刑事のコンビが主役。
    驚いたけれど、前作で世界観は学習済み。
    気持ちの切り替えはできたものの、相手は神。

    ところどころで感じる強烈な違和感。
    そして原因に思い至る。

    最後のどんでん返しに驚愕よぉ~
    早く続きを読みたくなるので、このシリーズは
    3冊まとめて購入しておくことをお勧めします。

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    2024年12月06日
  • 領怪神犯

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    読んでいて尻上がりに面白くなっていった。
    神々の仕業なので何もできずにただ事象として捉えるだけだとつまらないなと思っていたが、徐々に不穏さが増して、謎が明かされていく。
    概念についていくのが多少大変ではあるが、キャラクターが立っている、ホラー感がいい塩梅等、作品としての魅力で十分に楽しめる。主人公が煙草をバンバン吸う様がなんだか新鮮。
    謎キーワードがまだ散りばめられていたので、次巻も楽しみ。

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    2024年11月24日
  • 領怪神犯

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    ホラーあまり読んだことないけど、こんなもんかという感じ。怖いと言うより、興味深いと言うか、昔話にある物語を読んだような気持ち(現代っぽい人が主人公なんだけど)
    たくさんの謎現象と神(物の怪?)が出てくるけれど、どの話もいまいちちゃんと解明されずなあなあに過ぎていくのがちょっと残念だった。結局何かわからないけどそれこそがホラー、なのかも、。

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    2024年11月07日
  • 領怪神犯

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    まるでクトゥルフだな。ただ本家は100年近く経っているので現代というより近代の話かつ外国の奇譚だけど、こちらは現代かつ和風ホラーなので一読の価値があるような(ないような)。

    和風といっても怪異は洋風(?)で、深くもないし怖くもない。ホラーっぽい雰囲気を楽しむライトな小品群でした。もう少し背筋をゾゾッとさせて欲しい。
    3.5

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    2024年11月02日