木古おうみのレビュー一覧

  • 領怪神犯

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    人智を超えた危険な現象を“領怪神犯”と呼び
    その事象が報告された地域に向かう
    怪異・怪奇に対応する公務員と神との邂逅

    2021から2022 カクヨム
    第7回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉
    大賞受賞
    コミック化されていてそちらも何か賞取ってるみたい
    私はwebでは読まないので 第3弾まで発刊されてかなり大きな世界観でラストを向けたらしいと知り、わくわくで読みます

    第1巻は、まだまだ秘密めいた事があり全貌は定かでないのです
    8編の章からなり、それぞれに怪しげな神が登場

    ⚪︎ひとつずつ降りてくる神
    巨大な御神体の一部が毎年空から落ちてくる村
    とにかく大きいんです
    片腕25m 保管

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    2025年02月07日
  • 領怪神犯

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    土着的な神や信仰の調査もの。短編のように読めて気軽に読める。もう少し物語としての深みが欲しいところではあるが続編への布石だろうと期待。

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    2025年02月01日
  • 檻降り騙り

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    携帯ホラー小説を読んでいる感じだった(サクッと読めるという意味で)
    ホラー作品ならではの中盤の救いのなさはあるものの、最後にちょっと希望が見えて私は好きでしたね。
    この作品は完全に人ならざるものをテーマにした作品だったけどそれでも人と人との関係が見えるのがいい。『人が変わった』を言葉通りに表現しつつ身内含め第三者がそれに気が付くか、気が付いてあげられるかっていうのが最大のテーマ。(だと思う)
    自分が好ましく思っているあの人はほんとに『あの人』なのか?その人が無理に作ってる人格ではないか?って考えるとこれまた身近なテーマ...。

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    2025年01月06日
  • 領怪神犯2

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    ネタバレ

    神々による超常現象、領怪神犯。
    領怪神犯の特別調査課の課員である片岸と宮木は、組織が秘匿するある神の真実に触れてしまう。
    その20年前、詐欺で捕まった青年・烏有は、霊的なものを見ることができる力のため、組織の前身である「領怪神犯対策本部」に入れられ、元刑事の切間と、民俗学者の凌子と共に各地の怪奇現象を追っていくが……。


    「カクヨム」発のシリーズ第二巻。
    今回は、前作から20年前、警察の管轄下だった組織の前身時代のお話がメイン。
    組織で利用していた神の存在や、人間関係など、1巻時点で引っ掛かりがあったような部分がすっとはれた気がします。
    一巻だけでもすごい好きでしたけど、一気に世界が広がった

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    2024年11月16日
  • きさらぎ異聞 NoVelize~猿夢・くねくね~【特典SS付】

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    都市伝説がやがて現実世界に侵食して、というホラー小説。楽曲を題材にしているだけあって、恐ろしい表現はややマイルドになっているように思える。
    数々のホラー小説を読んできたから言えるが、怖いと思えるような部分は少ない。子供でも読めるような内容だし、題材は今流行りのネットロアだから面白い。扱ったのが『猿夢』と『くねくね』だったが、他のネットロアとかだったらどうなるんだろうか?
    これの続編が出るならば、ちょっと読んでみたいかもしれない。

    猿夢はグロテスク寄り、くねくねの話はホラー寄りだろうか。猿夢の方が面白かったな。
    くねくねに関してはあの、彼女大好きな彼氏の方が若干イラついた。結局最後は「だろうな

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    2024年11月08日
  • 領怪神犯

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    スッキリとした解決をせずに、状況を観察して報告して去っていく連続にちょっと物足りなさを感じた読み始め。
    でも読み進めると、ん?と戸惑う不思議がちらほら。
    続きが非常に気になります!!

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    2024年10月25日
  • 領怪神犯

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    ☆3.7

    これだけでもわりと好きだけど、続巻でまたかなり変わるって聞いたので、ぜひ読みたい。
    楽しみ。

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    2024年09月17日
  • 領怪神犯

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    ネタバレ

    あっ、解決しないのね?!

    これが私の素直な感想でした。
    話が進むにつれ、この解決しないモヤッと感が繰り返されて、ほんのちょっとだけ満足できないw
    でも1冊終わるまでにはこのモヤッと感が楽しくなってくるから不思議。
    無意識に「事件は解決するのが当たり前」と思いがちですが、良い意味で裏切られたなと。
    事件を解決しないのはもしかして伏線??と想像したりして次巻が待ち遠しいです。

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    2024年08月22日
  • 領怪神犯2

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    一作目の過去の話。
    なぜ記録することに固執するのか、キャラのダメ押しのような描写の意味がわかる。
    神を作り上げて、自分たちの都合の良いように作り変えて管理利用する。全体像さえわかっていないのに。
    を読むと、科学も一つの宗教である。がよくわかる。ルールがわからないがルールにそう科学と違って、神にルールはあっても知らぬ間に変わっているのでより扱いがむずかい。はずなのになぜ神を扱えると思うのか。人のみであることには変わらないのに。神に対す畏れわ繰り返すのは、多分そういう人間を生み出さないためなのだと振り返る。
    好きなのはすずなりの神。

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    2024年08月05日
  • 領怪神犯

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    善悪ない人智を超えた人間にはどうしようもない現象を領怪神犯という。
    ミカヅチ班みたい!と思って一気に購入。
    三部作で完結なのかぁ。短い。
    1冊目は序章というか、片岸と宮木の仕事紹介というか領怪神犯とはこーゆー事象を指すってことの紹介のような報告書のような話。
    なにも解決せず、不穏なまま終わる。
    だからこその領怪神犯なのだろうけど、ちょっと肩透かしをくらった気分。
    とはいえ話が進むごとに世界観に引き込まれてしまい面白かった。
    続きが気になるけど、後2冊で終わってしまうのかぁと思うと読むのが勿体無い気もする。

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    2024年06月09日
  • 領怪神犯3

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    一貫して日本的神の在り方をモチーフに取り入れた物語でした。そしてそれが面白い。3巻完結なのが勿体ないくらいですが、短いにもかかわらず壮大で着地もしっかりしていて良い読後感でした。今後の作品も楽しみです。

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    2024年06月04日
  • 領怪神犯(2)

    Nao

    ネタバレ 購入済み

    絵が上手い

    今回もスッキリ解決することはなかったけど、絵が上手いので最後まで読めました。六原の故郷、失踪中のお嫁さんの謎が気になります。

    #ダーク #カッコいい

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    2024年05月26日
  • 領怪神犯3

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    民俗学ミステリーにSF要素を足して二世代に渡る奮闘を描いた内容
    先に領怪神犯1,2を読まないとあまり楽しめないかも

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    2024年05月23日
  • 領怪神犯2

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    1巻を読んだ時は、「怪異が解決しない……」とひっかかりを覚えたり、「報告書かよ」といまいち釈然としない気持ちがあったんだけど、2巻を読むとなるほどそういうことかとなって1巻をまた読み返していた。
    それぞれの怪異と対処法や組織なんかはSCPっぽいけど、そういうのが好きならはまる気がする。私は大好き。
    面白かった。次巻も楽しみ。

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    2024年04月20日
  • 領怪神犯2

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    面白かったです。
    私的には、独特な例えがあったので少し想像しにくかったかな…
    「くわすの神」と「呼び潮の神」の話が好きです。
    一番最後の話である「そこに在わす神」は一気読みでした。
    最初は、「神ってヤバいなあ」みたいな気持ちで読んでいたけれど、だんだん「scpみたいだなあ」と感じながら読んでいました笑
    (でも、神によって能力?が違うので飽きなかったです)

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    2024年02月14日
  • 領怪神犯2

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    お話は面白いんですが、一巻より更に比喩やオノマトペが一本調子でしっくり来ず、情景が浮かんで来なくて読んでいる途中でちょいちょい思考が止まってしまう感じでした。例えば、光も「どろり」なら闇も「どろり」ですし、嫌なことがあると大抵「吐き捨てるように」言うことになるんですが各章の後半で必ず陰鬱な展開になるので、結構な確率で「吐き捨てるように」台詞を言ってます。
    とはいえ新キャラも魅力的で、真相が明らかになる展開にも胸が熱くなります!

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    2024年02月04日
  • 領怪神犯

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    情景を把握したいだけなのに比喩が多くて目がウロウロして結局よくわからず若干読みにくいのはあるのですが、毎回登場する神がしっかり怖くて、登場人物同士の掛け合いにも魅力があり、終盤の怒涛の展開にも引き込まれました!気になって続編も買いました!

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    2024年01月02日
  • 領怪神犯

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    怪異が起こり、それを調査するといったのがこの物語の主な流れです

    他の方の感想にもあると思いますが、怪異を調査するだけで解決はしないので、なんとなく後味が悪いですが、the日本の神って感じがして面白かったです

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    2023年12月14日
  • 領怪神犯2

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    ネタバレ

    面白いんですよ、面白くて次巻出たら読みたいんですよ。ただ、暗い…いやこの内容では明るくならないのは承知だが…やるせない…

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    2023年11月05日
  • 領怪神犯2

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    読売新聞に載っていた宮部みゆきさんの書評を読んで購入。1巻を読んだだけではピンと来ませんでしたが、2巻まで読むと作品世界が出来上がるんですね。3巻4巻と続けば、さらに広く深い物語になるのかしら。

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    2023年11月01日