木古おうみのレビュー一覧

  • 領怪神犯3

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    ネタバレ

    面白かった。
    最後、烏有君が自分に戻れて、何だかんだ幸せそうで本当に良かった。
    切間さんが自分を覚えてない事に寂しさとか切なさとかあると思うけど、それ以上に彼が娘と一緒にいる姿は感無量だろうなぁ。
    烏有君が新しい特別調査課に志願するのはちょっと意外だった。
    もう領怪神犯には関わりたくないかと思ったけど、そうでもないんだな。
    戸籍がなくてまともな職に就けない事を差っ引いても、助けてくれた神もいたし悪い事ばかりでもなかったのか。
    彼自身がもう半分そっち側なのかもなぁ。
    又、梅村さんや江里さん、切間さんと一緒に仕事してる所を読んでみたい。

    中々絵面が派手なので、映像化するなら映画でお願いしたい。

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    2025年11月11日
  • 領怪神犯3

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    読み終わりたくないのに読み終わってしまいました‼︎
    全て繋がる物語に最後はどうなるんだ!?とスケールの大きさにハラハラ、もっともっと読みたくなる作品でした‼︎( ; ; )

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    2025年11月06日
  • 領怪神犯3

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    メインストーリー完結の第3巻。前作から変わらぬ面白さ、スピード感で一気に読み切ってしまった…。
    片岸さんの話→烏有さんの話ときて最後は宮木の話。失われた父との絆、組織の裏に見え隠れする領怪神犯の影、そして新メンバー穐津は何者なのか…?と盛りだくさんの内容。
    最終的に比較的ハッピーエンドに落ち着いて良かったな〜。片岸&六原の義兄弟コンビ(?)が好きだったので落ち着くとこに落ち着いてくれて良かった。
    人を守ってくれる神とそうでない神の差は一体なんだったんだろうか…と思いを馳せることになった巻でした。
    まだ拾遺があるので読むのが楽しみ!

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    2025年09月19日
  • 偽葬家の一族

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    主人公のキャラクターが良い。粗野な感じなのにめちゃめちゃ感受性が高いとかあざといにもほどがある。可愛すぎる。

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    2025年07月24日
  • 領怪神犯 拾異

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    ネタバレ

    ・施餓喜の神
    ただ幸せを押し付けてるだけでは無いんだな。
    遺された側にはたまったもんじゃないかもしれないけど、満腹で終わって良かった人も居たかもしれない。
    まあ、生きててよかったって見せつけるのも良いじゃない。

    ・御魔退の神
    悪気のないおまけの神。神様が喋るのは何であれ怖い。

    ・知られずの神(裏)
    嬉しいような悲しいような。
    切間さんと宮木さんが会話してるのは嬉しいけど、覚えてないんだもんなあ。
    でも、烏有さんが道案内してくれたって思い出したもんなあ。

    ・湯治の神
    要らなかったのだろう。
    藁にもすがる思いで湯治に来たのに、入れ替わりに気付かない。治ったのが嬉しすぎて周りが見えてないだけか

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    2025年07月20日
  • 偽葬家の一族

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    天涯孤独の青年・恭二は、困窮の末闇バイトに手を出し、山で怪異に生き埋めにされてしまう。
    危ういところを、恭二を弟と呼ぶ男女に助けられるが、霊柩車に乗せられ連れて行かれた屋敷では、異様な喪服姿の集団が待ち受けていた。
    彼らは、正体不明の怪異を家族と物語によって払い弔う「偽葬」を行う者たち。才能を認められた恭二は、生きるために仕方なく彼らの家族の次男役として怪異に立ち向かうことに……。


    怪異を偽の葬儀で払い弔う「疑葬」を生業とする疑似家族を描いたホラーエンタメ小説です。

    怪異に物語をかぶせて出自を偽装し、弔うという設定が面白い。こういう、基本人間の力が及ばない神や怪異に対して知恵や工夫を凝ら

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    2025年07月15日
  • 偽葬家の一族

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    続いて木古おうみさんですわ〜

    木古おうみさんの文体好きですわ〜
    不穏な感じがよく出てて、どっちがニラ玉だか違う鶏たまだかわからんけど、内容と文体がひっじょうにマッチしておる

    で、今度のお話は、人間を苦しめる正体不明の「怪異」に、その背景をでっち上げて信じ込ませ、葬式なりお祓いなりをして消滅させちまおうっていう『偽葬家の一族』っていう、とっても斬新な設定
    しかも本当の家族じゃなくて偽装してるっていうダブルミーニング
    もうこの設定だけで白飯三杯いけます
    ニラ玉もあるのでさらに二杯
    いやニラ玉はなかった

    そして怪異の方もちょっぴり古事記、ちょっぴり民俗学と、もしかしてピンポイントでわいに照準合

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    2025年07月03日
  • 領怪神犯 拾異

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    おもろかったー!
    おもろかったけどまぁまぁ忘れてたー!

    つかさー、ほんまじ誰かまとめサイト作ってくれんかなー?
    出てくる神様一覧みたいなさ

    はいはい『領怪神犯シリーズ』は土着信仰、神道ってやつが物語の根っこにあるんよね
    日本ってさ「八百万の神」がおわす国なわけね
    「八百万」ってのは文字通り八百万てことじゃなくて、めちゃくちゃたくさんって意味なんだけど、単に数が多いってだけじやなく、もうそこら中にって意味も内包してるのね

    つまり「八百万の神」ってのはもうそこら中にめちゃくちゃたくさん神様がおるってことなわけで、日本てのは多神教にもほどがあるやろ!( ゚д゚ )クワッ!!って国なんよな〜

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    2025年07月03日
  • 領怪神犯 拾異

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    続編でこんなにも最高な作品を読んだのはいつぶりか…
    みんながどうなったのか気になってたので、その様子が見れて良かったです。
    悲しかったり切なかったり、えっ!?ってなったり…
    これからの展開がますます楽しみになりました!
    最高!

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    2025年06月28日
  • ヤシキガミ団地調査録

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    ネタバレ

    好きな本。好みです。
    一般公務員と怪異の相性はほんと良いといい。謎の組織あるともっといい。
    ヤシキガミという謎の怪異を専門に扱う部署がメインのお話。派手なチャイナシャツが似合う男はいい。

    一気に読んでしまったけど、日常が段々おかしくなって、突然怪異が表すのが本当に面白い。適度に救いがなくて適度にグロいのがいい。

    続き超希望。

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    2025年06月02日
  • 領怪神犯2

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    ネタバレ

    二巻になっていきなり主人公が変わってなんだろうっと思ってたら最後で膝から崩れた。

    何になってもネタバレになるけどこれだけ。

    くわすの神は領怪神犯のマスコット。異論はあると思います。

    0
    2025年06月02日
  • 領怪神犯 拾異

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    大変革を起こし終えたと思った物語のその先があった。ファンとしては大好きなあの人やこの人が登場し、とにかく嬉しい。今作も常識からあまりにも逸脱した神を相手にいつもの面々が対処する安定の面白さだ。
    とにかく1巻〜3巻までの圧倒的な世界観と今回の単発エピソードによって補完された物語はさらに深みを増した。
    登場人物の多さと独特過ぎる神々との関係性等、一回では理解できないため整理は必要だ。だが、整理ができると急に面白くなるのがスゴイ。

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    2025年06月01日
  • 領怪神犯3

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    ネタバレ

    三巻!
    綺麗に終わったと個人的には思います。結局何も変わってないけど、本人達が幸せで納得してるならいいんじゃないか!という。

    個人的には豊穣の神が好き。
    本当に神様っぽい。いろんな意味で。

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    2025年05月30日
  • 領怪神犯

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    ネタバレ

    これのノベライズを試し読みした瞬間「ど好みだーーー!」と即読んだ一冊。そして木古先生の面白さがたまらなくて本当に好み。

    日常に怪異がある。謎の組織がそれを隠して調査してる。怪異が人間の理解を吹っ飛んでわからない。主人公がくたびれてる。タバコが似合いすぎる。雰囲気がじっとり暗い。人間がたまに怖い。しれっと主人公コンビが怪異に巻き込まれてるけど気づかなかったり気づいたり。怪異の造形が理解不能に奇怪。日常が日常じゃなくておかしい。

    全部好みすぎて役満。私の趣味全開すぎてほんと好き。

    章によっていろんな神様が出てくるのですが私は「ひとつずつ降りてくる神」が一巻では好きです。お前誰だよ。

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    2025年05月30日
  • 領怪神犯 拾異

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    また読めるなんて本当に本当に嬉しい!
    その後の世界の後日譚もよめるし、番外編も読めるしなんて、なんて贅沢な一冊なんだろうか。
    後日譚はちょっと切ないし、番外編はなんだかニマニマしてしまうし、そうだ神って怖い存在でもあるんだって改めて思ったり読んでいて忙しい笑
    とにかく読めて嬉しかった。
    また一冊目から読み直そう

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    2025年05月28日
  • 領怪神犯 拾異

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    たっぷりの切なさを噛み締めた前の3作。
    「また会いましょう」の伏線が回収されてまさか後日譚が読める日がくるなんて!
    発売日に買いに走った…。そして一気読み。
    登場人物たちとの再会が、こんなに嬉しい作品はいつぶりだろう。烏有…片岸さん…くぅぅぅ!

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    2025年05月25日
  • 偽葬家の一族

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    血の繋がりはなくても(物語として読む分にはだが)家族的な集団というのが好きなので、かなりよかった。恭二と柊一の関係性は言わずもがな最高に癖にぶっ刺さるのだが、個人的には恭二と四朗の関係性が徐々に変化していくところがかなりよかった。あと飯の描写がめちゃめちゃよい。やはり怪異に立ち向かうには飯を食うしかない、、、シリーズものになるらしいので今後も楽しみ。

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    2025年05月04日
  • 領怪神犯2

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    とにかく情景や動作の描写が巧み。景色が鮮やかに目に浮かぶ。
    領怪神犯の設定や造形、キャラクターの小気味よい掛け合いも好みに合う。

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    2025年04月27日
  • 領怪神犯3

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    このラストで良かった…!!
    道を間違えてもう戻せないものを全てなかったことにしてしまうのも正解かもしれないけど、その中でもがいてきた人や戦ってきた神達の報われなさをこのラストが全て救ってくれました!
    「神頼みができない切間」が印象的でした。物事の最終手段は神頼みだ!って思いたいのにこの世界で、この人は最も神に頼れない、自分で戦うしかない孤独な立場が切ないです。
    そして私の好きな神が切間の願いを叶えて助けてくれるのが好きすぎます。
    烏有の口調がすぐ出てきたのも、ずっと自分を押し殺して頑張ってきた糸が切れて素が出せた瞬間で何気に好きなところです。切間と烏有の再会は泣けました。

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    2025年02月23日
  • 領怪神犯2

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    1巻で気になって仕方なかった組織の秘密が20年前の出来事から明かされる2巻!
なぜ、この組織は作られたのか。そして何をしていたのかが明かされるドキドキの話でした。
神々もさらにおどろおどろしい物ばかりで時代によって違う信仰の度合いかな。
くわすの神が大好きです笑
1人のおじいさんの信仰によって生きている神でしかも全然害がないし、なんなら優しい神様であとからもなんだかんだ助けてくれるいいやつだ!ってなりました。
そこに在わす神は特に大事なキーパーソンで、それ自体は何か動き回るわけでも、しでかす訳でもないのに、最も危険という神々しい佇まいですよね。
でも使う人によっていい物にも悪いものにもなる…そ

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    2025年02月23日