上杉隆のレビュー一覧

  • ウィキリークス以後の日本~自由報道協会(仮)とメディア革命~

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    [2012.その29] 報道とは何か?
    ニュースでもよく見る記者会見の様子などは、日本と海外とではかなり違うということすら本書を読むまで知らなかった。
    ソーシャルメディアの持つ影響力は今後さらに顕在化し、日々の生活に入り込んでくることは間違いない。それによってこれまでの世界的に見て異常と言われる報道の体制も変わっていき、国民にとって本当に有益な情報を届けられるようになることを願いたい。

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    2012年05月17日
  • ジャーナリズム崩壊

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    米国ジャーナリズムを礼賛しすぎに辟易するも、それほど差があり、どうしようもない状態になってしまっているんだと感じた。
    日本をダメにしたのは、官僚システムと記者クラブと教育委員会だね。

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    2012年05月05日
  • ジャーナリズム崩壊

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    記者クラブは国の広報誌を書いている。
    他の新聞とかけ離れた記事は書けない。

    そういうことだったのか。

    新聞、TVしか見ない、信じない人間がいる現実で、大手メディアの役割はまだまだ大きい。

    そこが腐っていては、国民自身が物凄い危機にさらされる。

    すでに自分で情報を見極める人は大勢出てきているが、人口の多い高齢者はそうはいかない。

    なんとか膿みを出して改革してほしい。

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    2012年03月19日
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪

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    もう内容はこのタイトルに集約されている「事実を伝えないメディアの大罪」日本は第一報がイメージとして定着してしまい、その後の報道があっても最初の印象を引きずってしまうように思う。受け手も変わらなければ。ミスは許して、嘘を許さじ。

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    2012年03月09日
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪

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    今年の三月から六月くらいにかけて、本屋の棚は活気がなかった。読みたい本が並んでいなかった。何の本かというと、言うまでもなく原発関連の本である。

    3.11から約一ヶ月、すべての国民が情報を欲していたと思う。もちろん、テレビは24時間震災と原発の番組をしていた。けれども、テレビは、そして新聞も、政府と東電の広告塔となっていたかのごとく、記者会見発表を鸚鵡返しのごとく、繰返していた。その後、後出しジャンケンのように、次々と前の発表が覆されていく。そのことを批判しながら報道した大手テレビと新聞はほとんどなかった。

    だからまとまった原発の情報が欲しかった。そしてメディアの嘘を暴く本も欲しかった。

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    2011年11月26日
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪

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    とっかかりでしかないが、自分の信じていたものが、
    裏打ちされたような、壊れていったような。

    間違いなく、ターニングポイントのひとつ。

    繰り返すが、これはとっかかり。
    鵜呑みにすることがどれだけ危ないか、を伝えている本。
    そして、情報弱者・ネット弱者が放置されていることを書いた本。

    (真実はどこにあるのか。
     情報弱者に情報を、正しく伝える方法はどこにあるのか。
     もっと考える必要がある。個人的な宿題)

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    2011年10月02日
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪

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    ネタバレ

    日本の報道終わってるとは思ってたけたどこんなに終わっていたとは…というのが、その実情と何故そうなったのかその理由をフリージャーナリストの二人の対談形式で明らかにしています。

    内容的には、日本のジャーナリズムの問題の根本は記者クラブ制度にあること、大手メディアは政府・東電など権力者の「広報」と化しており、この「報道(広報)」を通じて国民の生命や財産に危機が及ぶいわゆる「報道災害」が今もなおリアルタイムで起きていることを、今回の原発問題を通じて厳しく糾弾しています。

    対談形式なので同じ話の繰り返しがやたらと多いものの、メディアリテラシーをつけ報道災害にあわないよう、日本人必読の書だと思われます

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    2011年09月15日
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪

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    今の日本は、メインストリームメディアがジャーナリズムとして成り立っていない。そのことを、インターネットやフリーランスのジャーナリストが明らかにし始めた。
    それと同じことがアメリカでは、80年代のケーブルテレビが起こし、今に至っているということだ。
    果たして、日本は、インターネット側からのアクションで、メインストリームメディアが変わってくれるのだろうか?

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    2011年09月12日
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪

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    東日本大震災と津波、福島第一原発事故という戦争級のクライシスの前で戦後66年間続いた「平和な時代仕様」のシステムや人物が、機能しないことがバレてしまったとさ・・・その一つが全国紙と地上波テレビ局を中心とする「オールド・メジャーメディア」たちであると断言する上杉・烏賀陽の両氏。
    東日本大震災を契機に”情報の流れ”について考える一歩を踏み出すためにはいい本かもしれませぬ。

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    2011年09月05日
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪

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     ブグログのランキングとレビューを見て、読んだ。
    新聞は、知りたいこと伝わってこないし、記者が追究しましたって感じがないし、テレビはどのチャンネルも同じこと言ってるいるし、なんか変やなあと思っていたけど、こんなにひどいとはと思った。記者クラブってみんな同じで安心感あるんだろうな。
     新聞もテレビも広報なんだと言われたらそうだったのかという感じ。テレビは、リビングで座ってもらえるただの情報なんだから価値がない、ただにはただの理由があると言われればそれもそうだと納得した。

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    2011年08月15日
  • ジャーナリズム崩壊

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    日本のジャーナリズムは終わっている。
    今まで「記者クラブ」というものの実態を知らなかったわけだが、
    これを読むとその実情がいかに腐った体質のもので
    それによっていかに事実が表に出てこないようにされてきたかがわかる。
    他の記者とのメモ合わせなど、どの新聞も同じようなことを書いて、それでは何のためにいろんな新聞社があるのかわからない。
    これを読めば新聞を読む気がうせるだろう。
    これが全貌とは思わないが、現状の報道の問題を知る上でかなり参考になったと思う。

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    2013年04月07日
  • ウィキリークス以後の日本~自由報道協会(仮)とメディア革命~

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    ざっくりとウィキリークスおよびアサーンジの逮捕劇について理解するにはもってこいの一冊。日本のメディアはどうなっているんだろうと思う。インターネットメディアが状況を自然と改善?していってくれるのではないか。というか、人の口に戸は立てられない状況が拡大することによって、隠蔽される情報といったものが少なくなるということになるとは考えられる。

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    2011年09月03日
  • ジャーナリズム崩壊

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    記者クラブの問題点がイヤというほど分かった。
    海外メディア(主にニューヨーク・タイムズ)との違いについても記載されており、記者クラブ制度を発端とする現在の新聞を主としたメディアの異常さが赤裸々に記載されており、読み物としても面白い。
    ただ同じ内容が繰り返されている点も否めない。
    それだけ記者クラブ開放に執念を燃やしているということなのは伝わりますが。

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    2011年07月06日
  • ウィキリークス以後の日本~自由報道協会(仮)とメディア革命~

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    2010年,世界中を震撼させた”ウィキリークス騒動”。イラク戦争・アフガニスタン戦争に関するアメリカの軍事、外交の機密文書を次々に大量公開。その手口はいわゆるハッキングという手法。しかし、一貫していたものは、権力が隠したいと思う情報を公開していくという”ジャーナリズム”の精神。
    ウィキリークスに対する各国の報道の違いから、今後”報道”がどうなっていくかを考察するには最良書。

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    2011年05月27日
  • ウィキリークス以後の日本~自由報道協会(仮)とメディア革命~

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    激動なう、とでも言いたくなる程、今、ここで起こっている大きな変動を描いた新書。何がウィキリークスの何が衝撃的なのか、今後どの様な衝撃をもたらすのか、について正確には測れないが、とにかく大きい動きがあることは理解できる。

    本書の後半は記者クラブ批判になっていくが、これも筆者が立ち上げた自由報道協会という大変動を描いたと思えばテーマは一貫している。

    記者クラブにせよ、ウィキリークスの際の報道にせよ、マスコミのキュレーションの仕方には疑問しか残らない。何故、このタイミングでそのニュースを一面に持ってくるのか?

    その手の危機感を共有できる本当してもお勧めです!!

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    2011年05月15日
  • ウィキリークス以後の日本~自由報道協会(仮)とメディア革命~

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    ウィキリークスに象徴される,新しいジャーナリズムの台頭という文脈で読んだ。ウィキリークスの今後についてはまだよくわからないところがあるし,異なった評価もある。ジャスミン革命についても事実は報道されているようには必ずしもなっていないといった報告もある(日垣隆)。しかしながら,現在の日本のマスコミは,情報の流れを一定程度政府と協力しながら統制し(その象徴が記者クラブ),結果として国民と政府間の(よくも悪しくも,悪しきほうが多いと思うが)スタビライザーの役割をはたしているように感じていたので,そうした状況が崩れ始めてきていることは確認できた。

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    2011年04月23日
  • ウィキリークス以後の日本~自由報道協会(仮)とメディア革命~

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    特に著者の本をこれまで読んでないひとはこの本を読むか、少なくともどこかで著者の話を聞いておいたほうがいい。本書はウィキリークスに関する情報は若干物足りない感はあるが、世界と日本のメディアがいかに乖離した状況にあり、そして日本でその状況を打破すべく、今まさに起こっているソーシャルメディア革命について知ることが出来る。

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    2011年03月24日
  • ジャーナリズム崩壊

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    日本にしかない報道組織「記者クラブ」を軸に日本の新聞報道機関がいかに腐っているかを、様々な内部情報を公開することで本当に徹底的に紹介してくれる。

    日本の報道機関は海外に笑われているほどイカレていることは良く分かったが、それを記者クラブ「のみ」を軸に展開していくため、繰り返し同じテーマでの文章展開が続く。しかも「自分の居たニューヨークタイムズではこうだった」という表現をとにかく執拗に何度も何度も言及してくるので、若干自慢じみていて正直ウザイ。

    この本の内容の殆どは「日本の新聞報道は特殊かつ異常であり、それはニューヨークタイムズのやり方とは異なる」ということにしか触れていない。ここにスコープを

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    2020年02月17日
  • 悪いのは誰だ! 新国立競技場

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    gilty stay Mr. Ando, Mori and THE JAPAN SPORT COUNCIL.

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    2019年01月22日
  • 宰相不在

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    【要約】


    【ノート】
    ・メディアと権力が癒着しているという表現があったり、メディアが政治家をとんちんかんに叩いたとか、一見するとチグハグかも、と思われる表現もある。「小沢一郎陣営はメディア対策がなってない」と批判しながら、対策をちゃんとしていたら、それはそれで批判の対象になるのでは?それとも、メディア対策とは別もの、ということなのかな。
    ・ただ、上杉さんは本当の、普通のジャーナリストということなのではないかという印象を持った。リーダーを求めてしまうと、ちょっとした齟齬があれば、鬼の首でも取ったかのように騒ぎ立てることにもなろうけれど、ジャーナリストだったら、それは違うよね、という。彼自身

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    2018年10月28日