青木寿幸のレビュー一覧
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著者、竹内謙礼の信者(儲)の偏った意見ですが・・・。前作、会計天国より読みやすくて上手になったなぁという印象。
自営業にとっては、避けては通れない「投資計画の考え方」について丁寧に説明された本です。
こう書くと、専門用語ガチガチのビジネス書をイメージしますが、OLとロボットの上司という荒唐無稽な設定を取り入れて、コメディータッチで話が進むため、意外とすんなり内容が頭に入るという趣向がこらされてます。
一言でいうと「プランの段階で、うまくいくかいかないかは決まっている」ということです。投資とリターンを厳密にシミュレーションせずに、「まっ、やってみないと分からないでしょ」で始めた事業がうまく -
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☆感想
任意組合などの設立に係る法規制を理解したかった。
該当する箇所はいくつかあるが、全体間の説明に重きを置いているため、網羅性がやや低いとの印象。
より網羅性の高い資料をあたるか、個別のトピックを収集して不足知識をカバーする必要はあるが、軽くインプットする目的としては役だった。
☆引用・まとめ
○法律
(P14)投資組合を作るときの法律
・民法-任意組合
・商法-匿名組合
・資産流動化に関する法律-特定目的会社
・信託法-信託受益
・投資信託および投資法人に関する法律(投信法)
・不動産特定共同事業法
-任意組合の範囲は非常に広く、いくつか特例がある。
・投資事業く責任組合に関する法律( -
Posted by ブクログ
ビジネス文庫なので物語としては面白くないが、扱っている会計のテーマは興味深いし、説明もわかりやすい。
ただ、テーマがテーマだけに、内容を理解しても、普通のビジネスマンには使いどころがないかもしれない。
せいぜい、部門別の採算性を意識するというところくらいか。
初心者がこの本だけで財務諸表を理解するのも難しい。
ある程度知識がないと説明が理解できないと思う。
それに実際の決算書は例に出て来るものほどシンプルではないし、その数字が大きいのか小さいのか、良いのか悪いのかの基準も自分の中で持っていなければならない。
元は2009年の作品で、加筆修正後の初版は2013年なので、税法が変わっている個所 -
Posted by ブクログ
突如、事故死した経営コンサルタントの主人公。
現世への復活をチャンスを得るべく、ブラックスーツの天使Kと共に、人生崖っぷちの5人に会計ノウハウを授ける。彼らのその後の人生が幸せになるか。
とまぁ、物語としてはさして、どうこうと言うことはないが、ビジネス実用書としては、参考になります。
会計士、税理士、経営者の方々には既知なことばかりだろうが、決算書の初心者や営業畑で売上だけを上げることに爆進する営業マンには良い。
決算書といえば、
会社の財務状況を表わす賃借対照表
利益を計算する損益計算書
会社のお金の動きを表わすキャッシュフロー計算書
売上上がってんのに、さっぱり儲からねーな、何でだろな -
Posted by ブクログ
本作はストーリー形式で日ごろもらいっぱなしで詳しく中身を確認していない給与に関する解説を主人公の恋人役がそのセリフとともに進められます。さらには給料を上げるには、給与体系はいかにあるべきかといった内容にまで発展しています。これらが展開されるストーリーともあいまって自然なかたちで(多少説明のためのセリフという感がなくはないのですが)ちりばめられています。
著者のほかのシリーズを現在読み進めていますが、ビジネスの様々な分野でこれだけの内容を書くことができる点は目を見張るものがあります。ありがちなのは会計に関する分野だけとか、マーケティングに関する分野だけとか、一分野に特化したものが多いのですが、竹