青木寿幸のレビュー一覧

  • 給料戦争

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    ビジネスものにしては妙なタイトルに妙な表紙。なんじゃこりゃと好奇心を刺激され。

    主人公・浅野が出張中のラオスで会ったのは、戦時中の滝壺からタイムスリップしてきた日本兵・花沢。浅野の恋人・由美子がレクチャーする形で「給料」について読者も学ぶ。

    給与明細、はい、いつまで経っても手取りがなんぼかしか見ていません。給与明細の見方、転職やリストラの話をなるほどと思いながら読みましたが、言うほど頭には入ってこない。それよりも普通のサラリーマンの物語として、浅野が変わってゆく過程を見られるのが面白い。

    常に死を覚悟して戦っていた花沢だから、「失敗したって死なないんだから」という言葉に重みがあります。何

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    2018年10月30日
  • 会計天国(PHP文庫)

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    交通事故を起こして死にかけた主人公が、「5名の人間を幸せにしたら生き返れる」という天使からの指令で、様々な会社を建て直す、という話。個人的に会計に関する知識が多いので、苦も無く読めるけど、これ会計初心者が読むにはハードルが高すぎる内容じゃないかな、と思ったりもした。話自体はなかなかに面白く、個性豊富な登場人物達が多いので、個人的には割と楽しめたけどね。 

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    2018年03月26日
  • 猿の部長 マーケティング戦略で世界を征服せよ!

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    名SF映画「猿の惑星」をオマージュした、一見マーケティング入門書の作品。
    しかし、自社と顧客たる他者を冷徹に分析し、組織を効率的に方向づけし、最短距離で成果を得るマーケティングという重要なビジネススキルを学ばせてくれる。

    教科書的なビジネス本も否定しないが、マンガ風にも関わらず、実は著者の実体験に裏付けされた本作品もいいと思う。
    マーケティングのスタートは、先ず、自社(自分)の得手・不得手を見極める事が重要であると言うことを改めて学ばせてくれる。

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    2017年11月28日
  • 給料戦争

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    経営コンサルティングを生業とし、楽天市場では数多くの優秀賞を受賞している竹内謙礼氏と、公認会計士、税理士、行政書士という肩書きをもつ青木寿幸氏のビジネス戦略小説シリーズ。

    小説としては、以前に拝読した『貯金兄弟』や『会計天国』よりも、最後まで楽しめる一冊だったし、ビジネス的にも身近な「給料」という題材を受けとる側が知っておくべきこと、与える側が考えておくべきことが書かれてあって勉強になるとともに、給料はこうやって決まってるんだなと納得できる内容だった。

    ストーリーは、お人好しでいつも断りきれない会社員の浅野がベトナムのラオスに出張中、戦時中からタイムスリップしてきた日本兵の花沢と出会い、日

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    2017年04月05日
  • 戦略課長

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    資金繰りに苦しむ上場企業が、新規事業を展開していく際の戦略と会計についての課題を経営コンサルタントが事例をもとに説明しながら解決をストーリーの展開の中で説明をしている。
    経済小説であるが、会計の入門書。

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    2017年03月29日
  • 貯金兄弟

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    現代社会を生きていくうえで、必要不可欠な「お金」について、経営コンサルティング会社の代表取締役の竹内氏と、公認会計士、税理士、行政書士で明海大学の講師でもある青木氏が書いた、ビジネス小説シリーズ。

    お金の貯め方、銀行を選ぶという考え方、一生のうち家の次に高額出費となる生命保険の選び方、持ち家か賃貸かという永遠の課題、老後の過ごし方について、多くの人が人生のうちで一度は悩みそうなことが取り上げられていて、小説としての読みやすさに加え、興味をもってどんどん読み進めることができた。

    義理の父親から虐待を受けながら育てられた、金銭感覚の違う兄弟が主人公。

    兄は大学を卒業後、大手広告代理店に就職が

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    2017年03月27日
  • 貯金兄弟

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    お金に対して、両極端な考え方の兄弟の話。とても現実的なお金の話のなかに、どーんと存在する弟の非現実的な能力が好き嫌い分かれるかも?私はファンタジーも好きだし楽しめた。

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    2017年02月09日
  • 貯金兄弟

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    兄は大卒で広告代理店に勤める浪費家。
    弟は高卒で消防士になった節約家。
    二人の兄弟は人生設計も金銭感覚も正反対だった。
    そんな兄弟二人の人生を対比しつつ、各ライフステージの金融知識が身につくマネー戦略ノベル。
    就職~結婚~マイホーム購入~老後と、人生プランとお金について考えるためのきっかけにするには良い小説だと思う。

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    2017年01月17日
  • 給料戦争

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    愛する家族を守るため、兵士は総務課に向かった。見えざる敵「源泉徴収」を打ち破り、栄光の「年末調整」を手に入れるためーーって話かと思ったら、ちょっと違った。

    登場人物が「タイムスリップしてきた旧日本帝国軍人(iPadを使いこなす)」ってこと以外は、割と普通の「給料ってなんだろう」的なノウハウ小説です。
    サラリーマンの頼れる味方・年末調整の仕組みを読み解ける第1章は、圧巻の内容です。
    職業として契約結婚するのももちろんいいけど、サラリーマンっていいことだらけだね(金銭的に)って思える一冊です。

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    2016年12月08日
  • 給料戦争

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    シリーズ5作目となります。

    会計、投資、マーケティングときまして、
    ファイナンシャルプランニングを挟んで、
    今回は「給料」を軸としたお話でして…、
    ネタ切れ、息切れ気味だった?前作から、
    少~し、揺り戻せたかな~と…。

    元々、本シリーズは、ビジネスの、
    専門書といぅよりは、入門書なので、
    内容的には、この程度で十分かな~とも。
    お話の方も、この程度でいぃかな~と…。

    とりあえず、総務部門以外の方が、
    軽~く読んでみることを、オススメです。

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    2016年09月12日
  • 会計天国(PHP文庫)

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    恥ずかしながら、会計関係の知識は全くない。
    ちょっとでも参考になれば、と思い読んでみた。
    途中で投げ出しにくいようにと、あえて小説仕立てのものを選んだ。
    確かに最後まで読めたけど…。
    ストーリーの方に引っ張られて、肝心の会計知識はそれほど身に付いたとは思えない。
    何度も読み返すべし、だな。
    数字を扱う本が、縦書きというのも読みづらい。

    それにしても、「会計天国」って、そういう意味なんだ!
    会計し放題?とか思ってたが。
    結構文字通りでびっくり(笑)
    幸せになるという意志を自ら持って、自ら動くのが大切だというのが、本書の哲学。

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    2016年06月22日
  • 貯金兄弟

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    浪費家の宗一郎と、ドケチの翔太。
    考え方も資質も対照的な兄弟があゆんでいく人生を通して、普通の人生に必要になるお金の話を学ぶ。
    貯金や保険、金融機関の選び方や不動産、教育資金、老後の資金まで、だいたいカバーしている。

    兄弟がパイロキネシスという火を操る能力を持っている―という話が、物語としては結構重要な要素になっていたことに驚く。
    生活の違いから疎遠になり、やがて兄の弟への激しい憎悪が生まれるが、最終的には穏やかな関係を回復していく。
    意外と身につまされたりしてしまうのは、私だけ?

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    2016年06月18日
  • 貯金兄弟

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    読みやすく、お金に関する知識を得ることができた。お金を節約しすぎたり、使いすぎたりするのもよくないけど、上手に使うのも難しいよね。

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    2016年04月24日
  • 貯金兄弟

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    稼ぐが浪費家の兄と倹約家消防士の弟が就職から老後までを物語を通してお金の考え方を学ぶことができる一冊。
    生涯年収、お金の貯め方、生命保険、住宅ローン、家は買うか借りるか、老後の貯金等。
    あまりお金のことをどう考えたらよいかと思っている人には楽しく読めると思う。私もだいたいの話に置いては同意、やはり金だけじゃなくて的ラストも良い。

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    2016年04月22日
  • 貯金兄弟

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    ネタバレ

    エリート浪費家の兄と倹約(ケチ?)な弟の人生を通して生涯年収、保険、住宅ローンなど身近だけどちょっと難しいお金の話を分かりやすく解説。 色々あったのかもしれないけど、兄から弟に乗り換える女性とそれをあっさり受け入れる弟に嫌悪感。だいたい梅キュウの梅をなめつくしてキュウリだけ戻すって気持ち悪。
    でもお金の話は分かりやすくてよかった。

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    2016年04月16日
  • 貯金兄弟

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    浪費家で見栄張りの兄、お金に詳しく貯金が趣味の弟、
    見た目も性格も全く違う兄弟の周りでの出来事から貯金、カードローン、住宅ローン、保険、老後資金の話へと展開してゆく。
    弟の徹底した倹約で、大学での兄よりも先にマイホーム資金を貯め、娘もお金をかけずに効率のよい教育を受け、才能を開花させる。
    兄夫婦が悔しさを滲ませ唸る様子が読んでいて気持ち良かった。
    やはりお金の知識は大切と改めて思った。

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    2016年04月14日
  • 会計天国(PHP文庫)

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    事故で死んだ会計コンサルタントが、生き返りを掛けて、様々な倒産しかけな会社をアドバイスするビジネス小説。

    会計のビジネス本を何冊か読んで分かっていたつもりだったが、B/Sやキャッシュフローに関する財務諸表は、ボケやツッコミがあるストーリーで、分かりやすいかった。

    新しい事業や投資には、撤退ルールを設けて、資金繰りの破綻を回避する。
    そして、キャッシュを生み出す既存の事業を大切にしなさいというのが、著者のコンサルポリシーなのだろう。

    資金繰りという中小企業の宿命を厳しく指導する。素敵なミステリーの中に。

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    2016年03月21日
  • 貯金兄弟

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    話があまりにも自分と妹にあっているのでびっくりした。
    途中までは、兄の浪費をいましめて、
    弟の実直さをたたえる話かと思っていたので、
    終わり方は少しびっくりした。
    クレジットカードが持つ魔力や、住宅ローンについてなど、
    すごく勉強になった。
    小説としても面白いし、人生に必要ないろいろなお金の話がわかるのがよかった。

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    2016年03月07日
  • 戦略課長

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    ロボットと主人公とのボケとツッコミは、面白いので、あっと言う間に読める。

    初歩的な投資戦略の思考方法を学べるが、肝心のビジネス書として、この作品を読めば、事業戦略を書けるようには、ならない。

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    2016年01月04日
  • 会計天国(PHP文庫)

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    会計の基本が小説形式でわかりやすい。
    黒字倒産の原因等、会社経営の基本である会計とキャッシュフローの
    基礎の基礎が学べる

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    2016年01月03日