麻布競馬場のレビュー一覧

  • 令和元年の人生ゲーム

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    多様化しすぎた「幸せ」の前で立ち竦む。「正解」が失われた時代を彷徨い続けるZ世代。何者にでもなれるはずなのに、他者への執着から逃れられず、既定された人生の枠組みに収まり「虚しくなる」か、枠組みから外れて「壊れてしまう」か。前作と比べると毒気が抜けてスマートだが、その分絶望は深い。世代を重ねるごとに圧倒的に冷めていく熱量。我々はどこへ向かうのか。

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    2026年03月18日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    あこがれのインフルエンサーが予想外に結婚、その生き方を正解と思い込み信じてきたのにどうする?という話、麻布競馬場「独身女王」。
    砂村かいり「オレンジシャドウの憂鬱」、気が合うと思っていた若い友人の嫌らしい行い。女同士ありがちで怖い。でもメイクをそれほど楽しめることは羨ましかった。自分が何ベース+季節なのか私はわからないけど世の中の人はそんなにわかってるものなのかな。アンソロジーなのでさっと読め気分転換にぴったりの一冊。

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    2026年03月15日
  • 令和元年の人生ゲーム

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    ネタバレ

    ・・・・・期待を持たせるようなことを、軽々しく言わないでくださいよ。そうやって自分や他人に期待しちゃって、最後の最後に裏切られたりしたら、死にたくなるほどみっともないでしょう?そうなるくらいなら、僕はやっぱり何もしないほうがマシだと思います

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    2026年03月13日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    タワマン文学とは言い得て妙だなw
    こんなマウントクソビッチな告白を聞かされて共感する人間がいるのかな
    …て思うくらい東京って所は魔物なんだろうなぁと実感できる本w
    これぞ東京、みたいな物をあげつらって落とす感じ、ちょっと優越感に浸れるかもw

    東京の人になりたかった人の末路
    憧れと羨望、ここまで東京を愛して憎んでいる文章はないのではないか

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    2026年03月10日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    今まで恋愛小説というものを
    「まあ読んでみるか」みたいな感じに
    年に1~2冊程度読んできた私だが、
    恋というものに対峙したときに
    普段は知らない自分を見せつけられたり
    思わぬ人間臭さ、ダサさみたいなものが出てしまったり
    実に人間らしいなと、
    恋愛小説を続けて読んでそう思った。

    本書の「不機嫌依存性」に出てくる女性はまさしく私で、
    読んでいて恥ずかしくなってしまった。

    恋って人間ですね。

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    2026年03月03日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    うまくいかない恋のアンソロジー。
    読んだことのある作家さんが4人、まだの作家さんが4人とちょうど半分。
    アンソロジーでは、こうやって普段手に取ることのない方の作品を読めるのも楽しい。
    「うまくいかない」とタイトルにもある通り、30代の恋愛は年齢的にも難しくなってくる。
    若さの勢いに任せて…も無理だし、達観するには若いし。
    好きだったのは、一穂ミチさんの「感情旅行」。行き先が出雲というのも良かった。
    そして、この本を読んでいて改めて気付いたのは、やっぱり恋愛小説はハッピーエンドが好きだということ。次は幸せに浸れる恋愛小説を読もう。

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    2026年03月02日
  • #ハッシュタグストーリー

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    麻布競馬場さん、柿原朋哉さん、カセツマサヒコさん、木爾チレンさんの短編小説4集。

    ハッシュタグというものが市民権を得てどれぐらいがたっただろう。
    元々は、SNSで特定の言葉を目立たせたり、検索しやすくするものだったかも知れないが、時に真正面から見せると気恥ずかしい言葉も、ハッシュタグを添えるとその言葉が突然誰にも聞こえる独り言のように、意味を持つようになった。
     
    この4編はそんなSNS世代と呼ばれる人たちや、テーマを扱った作品である。
     
    いずれの作品も短編なので、もう少し読んでみたいな、この設定は少し爪が甘いなと感じることはあれど、気楽に読めるのでおすすめ。
     

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    2026年03月01日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    色々な切り口でうまくいかない恋が描かれており、曖昧な年代の、そして曖昧な恋の結末。普段読まない恋愛ものだけどとても新鮮だった。
    ビターな落ちが故に前向きに生きていく姿勢がほどよく、後味の良い読後感でなかなか面白かった。

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    2026年02月23日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    自分の好みで申し訳ないが、最後が嫌ぁな感じで終わったのが良かったので「さみしがりやの恐竜たち」が好きでした。
    ほの悲しい感じに終わるものもあれば、しょうがないね?って思うものもあったり、頑張れ!って思えるものもあったり、30代かは分からないけど、もちろん共感したりしなかったり、色んな恋愛模様を読めました。
    恋愛ものはあまり読みませんが、今回は表紙の絵が凄く好みだったから買いました!

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    2026年02月21日
  • #ハッシュタグストーリー

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    全体的にはあまり面白くはなかったです。
    もう少しSNSと関係あるのかなと思ったらそこまで関係なかったので、このタイトルは少し無理があるかなと思いました。
    ただ、短編なのでこれを機に様々な著者様の作品が読めるのは嬉しく思いました。

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    2026年01月20日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    もともとTwitterで見ていた 嫌いじゃないしわかる〜!ってなる部分もあるけどそれにしても性格悪くて笑っちゃった
    主人公たちは人を見下しすぎだし、作品全体として都会で成功、充実しているように見える人たちは実際には不幸なんだというルサンチマン?が漂っている、これぞタワマン文学

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    2026年01月02日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    Twitterで話題になった短編を纏めたものらしい。
    人の嫉妬や欲望がわかりやすく描かれてて、
    共感したく無いけど、共感してしまう。

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    2025年10月19日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    Twitterで話題になったショートストーリー集。誰もが一つでも身に覚えのある、感じたことのあるエピソードだらけで、そのどれもが吐き気がするほどリアルで、どこまでも悲哀に満ちてて、心情剥き出しになっててやるせなくなった。と同時にどこか軽くなった気もした。「大阪へ」と「大阪から」のバックトゥバックストーリーが良かった。

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    2025年10月19日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    Twitterにいる、ある程度同じような育ち方をしたロスジェネ世代よりちょい下の人たちの物語。まあ、ロスジェネ世代の私としても共感できる気持ちはわからなくもない。こういう育ち方をして葛藤を抱える感じはわかる。でもSNSと同じで共感してるのは読んでる時だけ、読み終われば全く内容を思い出せない感じでした。なんでだろうね。

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    2025年10月12日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    早慶ではないけど私もいわゆるエリートコースの人生なので読んでいて嫌な気持ちにはなる。でもなんだかんだ登場人物みんな成功者じゃないかと思う。大体みんな経済的に豊かだし。ただ自分の捉え方がマイナスなだけに見える

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    2025年10月12日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    東京は90%の諦め、10%の成功で構成されてるのかな。若者溢れる東京、テレビが語るきれいな東京というのはたいていがまやかしであり、虚像であると。マッチングアプリはもう立派な一つの文化になってるんだな。ただその世界というのもかなり混沌としている模様。こういう東京のいろんな街にスポットが当たっているときの、解像度が高く、その分その作品を楽しめるのって、東京に住んでいる人の特権だよな。
    来年から東京と神奈川の境に住む予定だけど、東京を腐すのか、関西に戻りたくなるのか、意外と居心地がいいのか、どう感じるか楽しみ。

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    2025年09月15日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    全体を読んで感じたこと。
    友達がいない、愛されない、慕われない、コミュ症、根暗、自己肯定感の異常な低さ。
    そういった負の感情が生み出す妬みや僻み。
    そんな自分に嫌気がさして、だから自分にも周囲にも分かりやすい学歴、職歴をラベリングして、比較して、自分が上だとランク付けすることで自分を守る。
    でも、根っこでそれが虚しく価値のないことだと知っている。だから、苦しい。
    コミュ力と図太さ。それが人間、学歴より家柄より何より、最強スキルなんだと思い知る。

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    2025年08月12日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    ネタバレ

    刺さりすぎてしんどい。そんな自分と、いや私は違うと思う自分。そんな姿はまさに登場人物たちのよう。
    東京に暮らす人、暮らしたことがある人、暮らそうと思ってる人、みんな読んで欲しい!…いや、やめといたほうがいいかも!!!…いや、でも読んで!!! 


    ここからネタバレ

    今年で31歳になる を読んで
    よく行く飲食店で誕生日を祝われる(正確には来月末)主人公。ありがとうございますと言い、たまにはこういうことがあってもいいな、と思う主人公。
    私が店員なら誕生日を聞いていたら祝いたくなってこんなことしちゃうだろうなと思いつつ、自分が客ならもうたぶんこの店には行かない。誕生日がずれていたとかそういうことじ

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    2025年07月23日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    ネタバレ

    Twitter文学なるものを初めてちゃんと読んだ。Twitterに文章を載せるという行動に出て、noteなども活用している時点で、筆者は私とあまり変わらない年齢なのだろうと思うが、就活やら何やらを終えた身としては共感できる部分も多かった。
    学歴、就職偏差値で測られる部分とそうでない部分、どちらも人生に大きな影響を及ぼし得るが、結局本人の心持ちが良い方にも悪い方にも人生を転がしてしまう、リアルな様子を描いていた。
    短編集だけど、読みやすく、かつ飽きない内容だった。

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    2025年07月15日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

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    いわゆるタワマン文学というのだろうか。SNSでよく目にするようなキラキラとした日常を描く人たちと、それを尻目につまらない日常を送る人々の両方の気持ちを描き出された短編集。

    極めて後味の悪い読後感は、いわゆるリア充を語る人たちのマウンティングと、それを目にした人が持つコンプレックスが醜いまでに描かれている事だからなのか。

    各編で目に付く、東大、慶応、大手商社、港区、麻布十番、白金、といった成功といわばリア充の象徴として出てくる言葉たち。そして対象的に、地方、イオン、ファミレスなどが使われている。これを読んで、他人の生き方や価値観に囚われすぎた生き方は辛いし、間違っているという事に気づく事がで

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    2026年05月15日