望月峯太郎のレビュー一覧

  • ドラゴンヘッド(8)

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    かなり久しぶりに続きが発刊された。期待外れの内容ではなくて安心した。てっきりあのまま作品は中断してしまっていたかと思っていたから、続きがまた読めるというのはとても嬉しい。それにしても、望月峯太郎という人は、破壊と無秩序を描くのが何でこんなにも上手いのかと思う。「もし、この建物が破壊されたらこんな感じだろう」という表現を、見てきたかのようにリアルに描く。この、描写のリアルさが作品のエネルギーとなって、読み手は何か得体の知れない力に惹き込まれてしまうのだと思う。

    ・・だが
    こうなっちゃ・・
    金も宝石も貧乏人もなーんも関係ねえな・・

    岩田・・
    岩田が死んだ・・
    ・・あれが
    あれが「死」・・
    死ぬ

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    2020年08月18日
  • ドラゴンヘッド(5)

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    フンッ大体こういう突発的な災害とかにあうとよォ
    どいつもこいつもが自分の安全を保証してくれるもんなんかねぇってことを思い知らされちまう・・
    それこそ「恐怖」だ・・一旦それに捕らわれちまったら他人を踏みつけにするぐらい人間は平気でするんじゃねえのか・・まーずそうだろうなァ
    なにしろ恐怖心を紛らわす最良の手段は自分が恐怖を与える側にまわることだからな
    そいつが本来の人間の姿だって言ってんだよッ

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    2020年08月18日
  • ドラゴンヘッド(7)

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    本来俺たちにゃ
    テレビとかに頼らずに数万キロも離れた先での出来事を知るなんてこたあ不可能なんだッ
    テレビとか新聞やパソコンなんかが発達した情報化社会ってヤツじゃあそんなことは忘れちまうがよッ
    しかもその情報ってヤツはイチイチ疑ってたらキリがねえから・・
    真実かどうかなんて関係なく鵜呑みにする以外ねえんだ

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    2020年08月18日
  • バイクメ~ン(4)

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    古谷実が大ファンだということで、読んでみた。
    望月峯太郎の作品は「鮫肌〜」「座敷女」「東京怪童」を読んだことがある。

    作品は面白かった。
    なんで面白いのか説明が難しいが、飽きさせない癖がある。
    絵がまず上手く、セリフも多くないので読みやすい。
    シティーっぽいタッチというか、描き込みが少なくシャレたタッチな感じ。
    序盤は主人公とリカコ家族が絡まないので、ストーリーが進んでる感なく、浮ついた感覚だったが、次第にそれも無くなっていった。
    テンポの遅さや引きの弱さは気になるが時代を考えると妥当だと思う。

    ライバルのドトキンの意地の悪さがめちゃくちゃ良い。
    女子供に手をあげるし、すれ違う人にはもれな

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    2025年09月24日
  • バタアシ金魚(1)

    ('-' ミɞ )༊༅͙̥̇

    読んでいた当時はキッチリとハマっていた。
    時が経ち大人になって読むとハマらないの。
    漫画というのは時代と年齢ともで左右する。

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    2024年03月07日
  • ドラゴンヘッド(1)

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    ネタバレ

    描かれていた時代を考えるとかなり先見の明があると思う。火山噴火・地震・放射能漏れ…いつこうなってもおかしくないということを私たちはこの十数年ほどで思い知った。だからこそ「得体のしれない恐怖」をリアルに感じたし、本当に恐ろしかった。
    結局ラストは「ご想像にお任せ」系で、その点はすごく残念。あとテルくんの生命力の強さがヤバい。

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    2022年06月05日
  • 万祝(1)

    購入済み

    海洋ギャグマンガ

    壮大な風景を思い起こさせる海洋ギャグマンガ。
    ギャクそのもののレベルはそう高くはなくストーリー展開もハチャメチャであるが、海の風景や船の描写がなかなかいい。
    画風 絵柄はやや稚拙であるが、嫌悪感を引き起こさせるものではない。

    0
    2021年06月02日
  • 万祝(1)

    購入済み

    素晴らしい

    なんか少し昭和の香りが漂ってくるような画風とワードセンスがガッチリと心を鷲掴みにしてくれました。続きが気になります。

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    2020年07月10日
  • 座敷女

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    題材は面白いはずなんですけれども、そして、読み進めている間は夢中になれるんですけれども、オチがなぁ…なんというか、ミステリー仕立て? とにかく最後に何かしらオチがつくような構成であるのに釈然としない、あのラストは何なのか!?

    …まあ、深く突っ込まない方がいいのでしょう、きっと…。古い漫画ですのであまり読むのに気が進まなかったのですけれども、意外や意外、読んでいる間は割りと楽しめたのでした。おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2014年05月07日
  • 座敷女

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    都市伝説的不気味展開。ストーカー怖いな…職場文庫に寄贈します。
    そう言えば「ドラゴンヘッド」はどうやって終わったんだっけ?

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    2013年07月11日
  • バタアシ金魚(6)

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    ネタバレ

    バタアシ金魚完結巻です。

    何がしたいのかよくわからないし、
    本当に性格の悪い主人公カオルが、困難を乗り越え愛を手に入れる話。

    まさかソノコが過食症になるなんて思ってもみなかった展開でした。

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    2012年08月07日
  • 座敷女

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    中学校の頃流行った!
    トラウマになるくらい怖かったな
    もっかい読みたいとは思わない

    でも良作

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    2012年04月06日
  • ドラゴンヘッド(9)

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    ネタバレ

    東京に辿り着いたテル。
    さらに、地下鉄のさらに奥の施設で、テルが目にし、耳にした真実。
    「地下の王国」で、ソファに座るおっさんが、あまりにも普通のおっさん・・・
    普通過ぎて、それが逆に怖かった・・・
     
    「恐怖」を失うことが、幸福なのか?
     
    とっても深いテーマ・・・

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    2012年10月15日
  • ドラゴンヘッド(7)

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    ネタバレ

    黒い雲が、急速に広がり街を覆ってしまった。
    地震、津波で難を逃れた人たちも、こうして命を奪われていったと考えるとやりきれない。
    結局、「傷頭」の謎が解けぬままだったけど、この先のなんらかの伏線になることを期待しよう。
    一応テル復活。
    ヘリから見た、黒雲の内側は圧巻。
    圧倒的な暗闇!読んでるほうも、その闇に引きずりこまれそうになる・・・

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    2012年10月15日
  • ドラゴンヘッド(6)

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    ネタバレ

    自らの「手を汚し」暴徒と化した街。
    もはや、「人間」と呼べる存在はいないのかもしれない・・・
     
    みんな「バケモノ」・・・
     
    偶然出合った「傷頭」は、一体何者なのか気になる。
     
    「龍・・・頭・・・」 
     
    「ドラゴン・・・ヘッド・・・」
     
    だから、どういうこと?

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    2012年10月15日
  • ドラゴンヘッド(5)

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    ネタバレ

    手軽ってワケじゃないけど、ヘリコプターは緊急時の移動手段として有効だと思った。
    徐々に明らかになる真実・・・
    地震&津波の組み合わせは、大震災を思い出し心が痛む。
    一体、テルたちがいる伊豆半島はどうなってしまったのか?
    仁村とアコの、医薬品&ヘリ燃料探索サバイバルが始まる!

    テルは・・・
     
    今巻出番なし・・・ 

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    2012年10月15日
  • ドラゴンヘッド(4)

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    ネタバレ

    土石流を乗り切り、辿り着いた街。
    自衛隊の人と出会い安心したのも束の間、またしても希望を失われた・・・
    しかも、街を襲う大火災&竜巻・・・
    テルたちにひたすら襲い掛かる試練!自分ならもう何回もリタイアしているな。

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    2012年10月15日
  • ドラゴンヘッド(3)

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    ネタバレ

    崩落トンネルから脱出した、テルとアコ。
    最後は変になったノブオでも、やっぱり闇に飲まれるのを目の当たりにするっていうのはトラウマになりそう。
    そして辿りついた浄水場。
    塵のせいで、昼間なのに真っ暗っていうのは、結構衝撃的…
    テレビ中継、ラジオ放送、流れてくる情報すべてが絶望的。
    こんな状況下では、頼りになるかどうかわからないけど、人と出会うってことの有難味を感じた。

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    2012年10月15日
  • ドラゴンヘッド(2)

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    ネタバレ

    化粧したノブオに恐怖する・・・!
    熱気に満ちた、暗闇の中・・・そして新幹線内には友人、知人の死体の山・・・
    こんな状況下では、ノブオみたいに精神が衰弱してもおかしくないと思う。
    時折、登場するそれぞれの日常風景が、テルたちの置かれている今の絶望感を引き立たせている。

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    2012年10月15日
  • バタアシ金魚(1)

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    今で言えば勘違いストーカーチックな男だが愛が熱すぎてウザイ男通り越してアレ?なんかこんなに愛されちゃってるそのこイイナ~なんて逆転してしまう。させてしまう。お茶の間も合わせて読むとなおいいけど勢いでは読めないかな。

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    2012年01月03日