万祝（１）

望月峯太郎

「強く……強くなってね！」亡き母親の言葉を文字通りとらえ、強さを求め続ける15歳の女子高生・フナコ。ある日、平凡な父との二人暮らしにうんざりしている彼女の家に、謎の下宿人・カトーが現れた。亡くなった名漁師のおじーちゃんに異常なまでに興味を示すカトーに不信感を抱くフナコ。そんな中、彼女の家に泥棒が入り、フナコは海上へと連れ去られてしまった……。こいつらって、カイゾク!? 血湧き肉躍る、現代海洋冒険ロマン！

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: ヤングマガジン
• 電子版発売日: 2011年01月31日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 127MB

[ブクログ · ★★★★☆]

胸がわくわくする。世界を旅したくなる。
ふなこが可愛すぎる。
加藤が格好良すぎる。
あの深海でふなこが出会った鯨には本当に畏怖を感じて心臓が暴れた。
作画が凄すぎるよ。

[ブクログ · ★★★★☆]

ドラゴンヘッドとはうってかわって非常に明るいムードではじまる物語。主人公がパンモロしまくってるんだけど、びっくりするほど健康的で色気がない。名前「鮒子」だし。展開はスケールの大きさを感じさせるなあ。

[ブクログ · ★★★★☆]

全11巻。
途中中だるい気もしますが、超でっかいサメとの戦い、行くことも行ったあと帰ることも困難な想像絶する宝島など、望月節が炸裂です。
主人公の鮒子（フナコ）ちゃんがかわいいうえの強い設定も望月マンガならでは。
大海原にでたくなりました。

[ブクログ · ★★★★☆]

（１〜５巻について）
絵は下手だが、ストーリーは面白い。しかし、作者の今まで読んだ作品とはどことなく雰囲気が違う感じがします。女子高生が海賊になる話。恐らく中途半端に終わります。

[ブクログ · ★★★★☆]

これからどうなるの？！望月さんのこういう作品大好きです。いまのとこ三巻まで出てますが、まだまだ続きそうな感じ。夢が、あるなぁ。

[じゃがいも · ★★★☆☆]

海洋ギャグマンガ

壮大な風景を思い起こさせる海洋ギャグマンガ。
ギャクそのもののレベルはそう高くはなくストーリー展開もハチャメチャであるが、海の風景や船の描写がなかなかいい。
画風 絵柄はやや稚拙であるが、嫌悪感を引き起こさせるものではない。

[ペイ · ★★★☆☆]

素晴らしい

なんか少し昭和の香りが漂ってくるような画風とワードセンスがガッチリと心を鷲掴みにしてくれました。続きが気になります。

[ブクログ · ★★★★☆]

自然の猛威や、主人公の祖父・兆治郎の足跡や哲学は心底格好良くて面白い。
海賊バンクの海域に入ってからは読み進める手が止まらなかった。

ただ主人公勢の船舶と戦闘の能力がやけに高すぎるのがややコメディ的に見えてしまって、本来は盛り上がるシーンにも関わらずたまに萎えてしまった。
危険性が非常に高い旅なのに、同行者の付き添い理由がほとんどないのも疑問。

創作の物語で気にするような点ではないのかもしれないし、他の作品だと不満に感じないような気もするのだけど、この作品に関しては現実に根ざした哲学がテーマになってるからか、結構気になってしまう。
基本的にはものすごく面白いんだけども。