望月峯太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
極限状態において、人間はどんな反応をするのか、というのがパニックものの映画・小説のテーマではないかと思うのですが、これもその一つ。コミック慣れしていれば、中学3年くらいならいけます。
高校生のテルは、修学旅行からの帰途、トンネルを通過中の新幹線の車中で原因不明の衝撃に襲われます。そして生き残ったのは3人・・・・。「東京へ帰ろう」とトンネルを脱出するものの、どこもかしこも壊滅した世界。かろうじて生き残った人々が、コミュニティを形成してはいるのですが・・・・・
一体何が起きたのかも、これから何が起きるのかもまったくわからない状態の、恐怖と隣り合わせの日々。そして、少しずつ壊れていく人々。この恐 -
Posted by ブクログ
10巻でいよいよ、「ドラゴンヘッド」も完結するという。どんな終わり方を用意しているのか、2000年がとても楽しみだ。しかし、9巻になってもまだまだ、あと1巻で完結するとは思えない謎の残りようだ・・。(9巻になってからも新しい謎が登場したりするし・・)。
なにがスゴいといって、崩壊した建物や、暗い地下鉄の描写からにじみ出る乾いた寂しさのインパクトはやはり普通ではないと思う。ありふれた素材を使いながらも、異常な世界をここまでうまく表現しているのが、この作品のスゴさだと思う。
こんな今の世の中でまともなこと信じられるものを考えようとすると
唯一頭に浮かぶのは
君の存在だけ
君の存在だけだ -
購入済み
んーーーーー
たまたま昔この映画をふらっと観て大ハマリ。鮫肌演じる浅野忠信が着ていたスーツやら鶴見辰吾が持つオイルライターを欲しがった記憶が蘇りました。
…と原作ですが、映画を先に観てしまった私が悪いのでしょう…浅野忠信のイメージと岸部一徳のイメージが強すぎて原作を読んでも何も感じませんでした…
申し訳ないです… -
購入済み
結局、正体不明のまま。
ネットで偶然タイトルとあらすじを知って気になったので探して読んでみました。
怖いというよりも不気味系に感じましたね。
でも、結局サチコの正体が不明のまま終わるので、私はモヤモヤしました。
その方が怖いと感じる方もいるようですが、私はハッキリしないと、怖さが減退してしまう方なので合わなかったのかな?
終盤は現実と強迫観念からくる妄想との境目が曖昧になっていたらしいけど、そこも上手く読み取れなかったので、他人の考察などを参考に無理やり納得させました。
雰囲気ホラーと取るか、サイコホラーと取るか。
都市伝説要素もあって、少しだけ口裂け女の要素も混ぜられていたような。
きっと、カッチ -
購入済み
ヒリヒリする
先が気になるストーリー展開ですね。
陰鬱な状況で精神を病むキャラクターが多いので気分が滅入ってきます。
気分が落ち込んでいる時に読むのはやめましょう。
一度読み出すとなかなか止まれません。