あらすじ
取り得も身寄りのない桃尻(ももじり)トシ子は、叔父(おじ)の経営するホテルで働いていた。日常に絶望を感じていたそんな彼女の前に、突然半裸の男が現れた! その男・鮫肌黒男(さめはだ・くろお)は、組織の金を持ち出し、ヤクザから追われる身。今まで感じたことのない衝撃を感じた彼女は、鮫肌を助け、彼とともにあてのない逃避行の旅へと出た! 息をもつかせぬスピード感とバイオレンス! 望月峯太郎の大傑作!!
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Posted by ブクログ
短編「座敷女」が面白かったので買ってみた。
面白かった。特にまぁオチがある訳ではないのだけれど、読んでいるとなんだか引きこまれてしまうからこの人の作品は不思議だ。
理由は多分出てくる人間がほぼ全員オカシイって所だろうなぁ。そういうトンチキ連中が大騒ぎしてる様が読んでいて楽しいのだろうと。
まぁ面白かった。
Posted by ブクログ
映画を見てから読んだ。映画よりソリッドで、ラストがより印象的。
なにしろ映画は岸部一徳と我修院達也がインパクト強すぎるからなあ。
30過ぎて読み返したら、鮫肌の破天荒ぶりや、とし子との出会いの運命ぶりも深く刺さった。
名作。
んーーーーー
たまたま昔この映画をふらっと観て大ハマリ。鮫肌演じる浅野忠信が着ていたスーツやら鶴見辰吾が持つオイルライターを欲しがった記憶が蘇りました。
…と原作ですが、映画を先に観てしまった私が悪いのでしょう…浅野忠信のイメージと岸部一徳のイメージが強すぎて原作を読んでも何も感じませんでした…
申し訳ないです…