英田サキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ年上ヘタレ探偵×年下インテリヤクザ。
受があまり受っぽくないところが良いです。
二人の過去に現在のヤクザ情勢、巻き込まれる事件等、話の割にとてもサクサクとよめますが、詰め込みすぎて駆け足だった印象もあります。
消えた60億、などヤクザもののテンプレはきちんと入れているようですが、逆に探偵仕事の部分がおざなりになっている印象も。
攻がヘタレなのは良いですが、仕事しなさすぎな印象が否めないと言うか。
過去の二人の繋がりががっつり描かれている割には、攻→受の気持ちを自覚する部分にすんなり入り込めませんでした。
受→攻の一途な気持ちは本人の性格や行動と反していて逆にとても可愛くてこちらも応援したくなります。
とても美麗なイラストですが、個人的に受のビジュアルと性格があまりにもかけ離れている気がして、読んでいて違和感を覚えました。
お話的にはそれであっているのかもしれませんが…。 -
Posted by ブクログ
原作:英田サキ、作画:山田ユギ
攻め:高津戸真
受け:倉田泉巳
泉巳は仲良しだった真から中学卒業時に「お前と離ればなれになれて清々する」と言われた苦い思い出がある。中学時代仲良くしてくれたのは嫌々だったのか?
そして12年後息子を幼稚園迄送る時にばったり再会してしまい…。
ユギ先生の絵がとにかくカッコよくて色っぽくて素敵です!
CDを積んでるので先に読んでみようと手を出しましたが、受けの泉巳が可愛い。自覚せずに高津戸も義兄の椹木も虜にさせてます。
椹木、いい人なんだから是非誰か愛してくれる人を見つけてやってください、と思っていたら続編があるらしい。
読みたい! -
Posted by ブクログ
『さよならを言う気はない』の続編。
攻め:陣内拓朗
受け:天海泰雅
3年前に刑事を辞め探偵をしている陣内は12年をかけて自分の気持ちを確認してヤクザの組長天海と恋人となって半年。普段は憎たらしい言葉を吐く天海が自分には気を許してくれていると思っている。
ある日、天海の弟が現れ、余命幾ばくもない母に天海が会ってくれるように説得してくれと依頼され。
父親殺し、そして母親に捨てられて生きてきた12年。気持ちってそんなに簡単に折り合いをつけることなんて出来ないよね?という話でした。天海の果てしない落ち込んでしまった親や家族に対する気持ち、その気持ちをすら自分で見つめないといけない気持ち、真っ直ぐな陣内が眩しくてどうしようもない気持ち。
誰だって自分の負の部分を確認するのは嫌なはず。
陣内と恋人になったのは、陣内にとってはスタートだったけど、天海にとってはゴールでしかなかった。だからいつ別れても大丈夫、と突き放して付き合った半年。
でも、母親のことを通して陣内がそれに気付いてそれでも陣内は離さないと言ってくれたことで天海は少しだけ自分が欲しい物は欲しいと言ってもいいと分かったのではないかと思う。
ヤクザだからって幸せになっちゃいけないって思わなくていいんだよ、と陣内を通して分かったのではないかな。
うん、幸せになってね、天海。 -
Posted by ブクログ
ざっくりと分ければ義父モノです。ご自身でもドメスティック・ラブと言われているように、一つ屋根の下で仲良く暮らしてきた二人が、10年の歳月を経てお互いを意識し始めるストーリーなんですが。
34歳のサラリーマン一聡は、かつて愛していた亡き男の子供、俊を引き取って育て上げ、その高校生の息子に「恋人にして」とせまられます。
一聡の方も気持ち的には嫌ではないけれど、モラルとか俊を引き取った経緯とか考えると躊躇せざるを得ないし。そこから、一聡のふんぎりつかない気持ちのせいでなんだか進展が停滞ぎみで、じれったいかんじに。
一聡がものすごく自分の感情を自制してしまうのが原因かと。一聡の受は、体だけじゃなく心まで受動形です。大宮とのHには大胆なのにね。
まわりの大宮や幸彦という好感度大なキャラにこれでもかってほど後押しされて、やっと恋人同士になれるくらい受身。
大宮はいい味出してます!!強烈な個性があって、なんか主役の二人を食ってるくらいのかっこよさ。英田センセお得意のキャラですね。
欲を言えば、俊のほうの高校生年下攻めらしいかっこよさを、もう少し掘り下げて欲しかったです。
英田センセの小説は、どのストーリーでもけっこうギリギリまで愛する男に本音を言わない主人公多いですが、そのじれったさが大好きと言うM体質の方にはオススメです。
一聡と大宮と俊の3Pぽいカラミが一番ハードなくらいで、全体には心情部分をメインにした、後味のいい話です。