英田サキのレビュー一覧
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ネタバレ高校3年生の相崎志真は、隣の家に住む幼なじみ・昴の父親である灰島康征に恋をしている。
志真は出て行ってしまった康征の妻の代わりに、隣家の掃除をし、食事を作っていた。
そんな志真を康征はまるで娘のように扱い、自身は外で遊んでばかり。
志真もその事実を知りながらも、家に決して人を連れ込むことはなかったから、見て見ぬふりをしていた。
けれどある日、康征の部屋に掃除するために入ると、そこには見知らぬ男がいた。
彼は裸で康征の隣で眠り、関係があるのは一目瞭然。
それ以来、志真と康征の関係はぎくしゃくし始める。
志真の周りの人間は優しく、康征を好きになってしまった志真の気持ちを認めてくれる。
それに自信 -
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ネタバレ『ダブルバインド』のスピンオフ。新藤さんと忍ちゃんのお話。『ダブルバインド』のふたりもチラッと登場します。本作の中でも圧倒的な存在感だった忍ちゃん。相変わらず盲目的に新藤さん命で、そのためなら自分なんてどうなったっていいっていう刹那的な恋愛観も健在。
冷徹な顔とは裏腹に秘めたる情熱を燃やす新藤も懐が深くていい男。忍ちゃんみたいに厄介なタイプは新藤さんくらい度量の大きい男じゃないと無理かも。
今回も新藤を逆恨みしてつけ狙う元構成員と、忍ちゃんがまさに体を張って対峙するのだけれど、彼の自分の命に対する価値観の希薄さは、一緒にいる人間にとっては堪らないと思う。
ストーリーは基本忍ちゃん視点なので、ど -
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ネタバレサラリーマンの橋野一聡は、三十四歳にして、十八歳の子供がいた。
子供と言っても実の子ではなく、橋野がかつて誰よりも愛した男の子供であった。
彼が亡くなった時、橋野は彼の子供を自分の家族として育てることを決意したのだった。
彼と橋野の関係を知らない人たちは、その行為を美談だと言うけれど、実は息子である俊を引き取った時には人に言えないようないきさつがあり、橋野はその秘密をずっと一人で抱え続けていた。
おまけに、俊は成長するに連れて、橋野の想い人であった彼の父親に似てきてしまい、そんな彼に性的な感情を時折覚えてしまうことに橋野は罪悪感を覚えていた。
そんなある日、橋野は男にキスされている俊を見て -
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ネタバレDEADLOCKシリーズの外伝(スピンオフ)。
DEADLOCKシリーズでも重要なポジションにいたロブが主人公。
本編ではDEADHEATとDEADSHOTの2冊で登場していたからかもしれないけれど、ロブがユウトに惹かれて様が読んでいてよく伝わってきた(よくわかった)のに、本作では、ロブがヨシュアに惹かれてかれていくのが文字ではわかるけれど、気持ちとしては伝わってこないというか、なんだか内容が淡白すぎるというか、なんというか…
なんか、本編シリーズの方がロブの存在感はあったような…
また、この外伝では、ただのおちゃらけた良い人って感じになっている気がする。 -
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ネタバレ英田さんの初期作品で、英田さんにしてはめずらしく恋愛オンリーなお話です。
英田さんといえば、刑事とかヤクザとか、ヤクザとか、FBIとか…(以下略)
血のつながらない兄弟モノです。兄弟モノって、なんかそれだけで背徳の香りがして淫靡な感じ。
あくまでも個人的な統計ですが、既読の兄弟モノは圧倒的に“弟攻め”が多い。
秀逸な“兄攻め”の作品があったら読みたいな~♪
初期作品といえど、安定感のある筆致でしっとりと読ませます。
亮介が子供の頃から兄の静一だけを慕ってきた静かな執着が結構心地よい。
誰にも頼らず生きたきた兄を今度は自分が守りたいという気持ちもいじましいです。
亮介のバイトするバーで兄に言い寄