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Posted by ブクログ
▼あらすじ
極道の一大組織である東誠(とうせい)会三代目を、凶暴な狂犬が狙っている!? 会長となった新藤(しんどう)の愛を受け入れ、本宅で暮らし始めた葉鳥(はとり)。ところが襲名を逆恨みする元舎弟の稗田(ひえだ)が、新藤の命を狙うと予告!!
「新藤さんに何かあったら殺す」
心配で焦燥を募らせる葉鳥は行方を追って奔走するが!?
極道の愛を得て成長した葉鳥の覚悟が試される!! 若き日の新藤と葉鳥を描く「名もなき花は」も同時収録!!
***
ダブルバインドのスピンオフ、脇役の新藤×葉鳥のお話です。
個人的にはダブルバインドの二人よりもこっちの二人の方が断然好きです。
子持ちのヤクザの若頭に元ジャンキーの愛人。
この二人は存在感があり過ぎると思います(笑)
内容も萌えたなんてものじゃないし、全てが全てハッピーじゃないところもまたリアルで良い。
心理描写も情景描写も展開も全てが納得のいく作品なっていてさすが英田先生といったところ。
新藤と葉鳥という魅力的なキャラクターはこの方だからこそ生み出せたんだと思います。
評価は★5つですが、★5じゃ足りません。大満足の一冊でした!
Posted by ブクログ
ダブルバインドの新藤×葉鳥メインのスピンオフ。すごくこの二人の関係性が好きです。めちゃくちゃ萌えるし、あらゆるシーンでうるっとさせられる。
また、葛西リカコセンセのイラストがいいんですよね。特にカラー口絵!
新藤×葉鳥のエピソードは、キャラ文庫の全サ小冊子収録の「存在理由」に描かれた二人の出会いから始まっています。ジャンキーから足を洗った葉鳥が新藤の押しかけ愛人に立候補するまでの話。これは、まるまる小説Chara vol.26付録でCD化されていて、大川さんとたっつんが名演技でした。
そして、同誌掲載だった小編「名もなき花は」は、その半年後です。愛人候補生だった葉鳥が正式な愛人となった人生の節目の日が描かれています。
もう、身悶えしたくなるほど葉鳥がステキでかっこよくて愛おしいです。それまでの彼の人生とか、そこから生まれてきた感性とか、すべてひっくるめて愛しいと思えます。
ふざけた態度で軽そうに見せて、その実自分の命と引き換えにしてもいいほどの愛を新藤に捧げています。そして驚くほど自分の立場や身の程をわきまえてる。決して愛人だからといっておごり高ぶったりしていません。
いつも、新藤にとって役に立つ人間でありたいと努力しています。
雑草とか名もなき花とか言ってますが、充分鮮やかで誇り高い花だと思います…
「アウトフェイス」は、本編で起きた、あの新藤が襲われた事件のオトシマエをつける話。葉鳥が自分の意思で突き進んでいく姿がステキで、手に汗握りながらも胸がすく思いでした。そこまでするの?するんだ…みたいな。
ただの愛人としてだけではいたくない、いられない葉鳥の真意がはっきり感じられたシーンでした。
そんな息詰まるような攻防から、最後は新藤の激甘やかしHが投入されていて、クラクラしてしまった。葉鳥ともども激流に飲み込まれ翻弄されます。もちろん、葉鳥の甘えっぷりもハンパありません。うるっとさせられながら、もっとイチャコラしてもいいよ?とすごくしあわせな気分にさせられちゃいました。
色んな苦悩を背負って、それを乗り越えて三代目を継いだ新藤もいい。繊細で冷静で、やさしさもあって男の色気を感じさせます。彼の心のうちも知ってみたいなと思ったり。新藤視点のストーリーも読んでみたいですね。
カワッチや、美津香など周囲の人物も魅力があふれています。好きにならずにいられないかんじ。
読み終わった後も、新藤や葉鳥のことが頭から離れず、余韻が強烈に残っています。
今年ベストの1冊になるのは確実!
忍の無鉄砲さと一途さが魅力!
ダブル・バインドを読んで、ちょっとでも忍のことが気になった人には絶対読んでほしい!忍というキャラクターの魅力で一冊成り立ってます。
どんな悲惨な状況でも生き抜いてきた強かさ。進藤を盲信しながらも、時に進藤ですら制御してきれない、無鉄砲で大胆不敵な一面もある。それでいて、潔いまでに進藤に惚れぬいている。今作では、進藤や葉奈という大切な存在を得て、大きな幸せとそれに伴う苦悩にぶち当たっています。
進藤の亡くなった妻が予想外にすごく良いキャラでした!個人的にBLのキャラが結婚歴あって子持ちなのは抵抗ある派なので、ダブル・バインドを読んだ時、進藤さんにそこまで萌えれませんでした。でも、美津香さんの突き抜けた破天荒な女王様キャラが面白くて、すごく好感を持ちました。また、子供を作らないと決めていた進藤が、忍の血を引く子を大事に育てている事実が、忍への愛の大きさを表してることが腑に落ちました。
ラストの忍と進藤の痴話喧嘩かわいかった。喧嘩できるくらいにまで2人の関係性が対等になったことが嬉しいです。進藤はクールでいまいち愛情がわからずらいけと、扉を蹴り破ろうとしたり、贈ったピアスを付けてないことに怒る進藤さんは可愛らしかったです。
アウトフェイスの続編が読みたい!
本編食った!
と思うのは私だけじゃ〜ないはずです。本編では破天荒でやたらと尖ってて小ッ生意気だな〜と思ってた葉鳥ですが、なんのなんのメチャカワじゃないですか!新藤のためならば全てを投げ打てるバカがつくほどの一途さに自虐的にならず自分も大事になさいよ〜と呟きつつもアンタどんだけ新藤命なんだよっとニヤニヤしちゃいました(笑)。こんだけ突っ走ってる子だからこそ自分の気持ちと折り合いをつけようとウンウン悩んでる様子にはウルルンときましたね。どこか厭世的な風情のくせにやたら純粋な部分のあるギャップも凄くキました。新藤は英田さんが仰る通り溺愛マンに変身してしまいましたよ、ちょっと意外でこれまたツボった!結構痛そうな件もありますが総じて甘いかな。結局ね、英田さんの描く裏社会モノが大好きだって話なんですけどね(笑)。
Posted by ブクログ
ダブル・バインド外伝。
新藤が東誠会を継いだのを期に本宅で暮らしだした葉鳥。葉奈の父親だと知り可愛いと思う気持ちとは裏腹にどう接していい、自分の子という認識が追いつかない。
そんな時襲名を逆恨みする元組員が現れて…。
セリフが葉鳥は鈴木さん、新藤は大川さんで脳内再生されながら読みました。葉鳥が少しずつ甘えられるようになっていくのがいい。新藤も表現が上手くなかったものの、話さないと葉鳥に伝わらないと認識したのか随分話すようになったなと。
ヤクザな話だから仕方ないけど、必要に迫られてでも人殺しをしてしまった葉鳥の先の人生でこのことがトラウマにならなければいいなと思ったのは、倫理に基づく老婆心。
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