英田サキのレビュー一覧
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シリーズ第2作。渋澤家の面々が個性的でちょっと変わってるけど、みんな心は温か。読んでいて癒されます。
それに今回は、年末シーズン到来ということでイベントもいっぱい。クリスマスも忘年会旅行も手抜きなしです。全員揃ってにぎやかに過ごしている様子を楽しめました。ほのぼのシーンよかったです。
やさしい人々の中で、辛い思いをしてきた旭とミツルの笑顔がだんだん増えていくのが嬉しかったですね。もっともっと甘やかされればいいと思いました。
渋澤って本当に不思議な、というかミステリアスな男です。ベストセラー作家で、大きな屋敷に執事や料理人や身内から他人まで同居させて、恋人を作らない主義で、ゲイ。冷たいように見えて子供や動物にはやさしいんですよね。
そんな渋澤のことを好きになった旭ですが、生真面目で意地っ張りな性格が邪魔をしてなかなか上手くいきません。でも、心の中では渋澤に対して盛大にツッコミを入れているのが笑えます。コメディ?と思ってしまうほど。
ミステリー&スピリチュアルなストーリーです。
今回は年末イベントの温泉旅行と絡めて描かれています。薫の女遍歴など過去のこともわかります。
「●ディアム」とか「●ースト」とか、FOXのあんな感じ。幽霊というよりは、さまよえる魂ですね。渋澤とミツルには特殊能力があるようです。
後味がいいオカルト。
しかし、山のように仕掛けられた伏線がきれいに回収されていて、さすがだと思わせる反面、特殊能力とか、旭たちの母親の死とか、まだ謎がかなり残っていますね。
ミツルがだんだん元気になって言葉も増えていく様子には、ほっとします。ミツルいい子でかわいい。サンタさんへのお願いには思わず涙ぐんでしまった。「冥土の土産」にももらい泣き!子供なりの思いやりや気遣いが胸に迫りました。イラストのミツルもかわいいです。
クリスマスシーンの扉絵もステキ。奈良センセの表紙飾っときたいくらいいいです。癒される。
エロ的には、進展こそあったものの色気がまったく見えてこないのがすごくセンセらしいなと思っちゃいました。でも、旭が真面目に必死なのが初々しくてクスッと笑わせます。
これから、辛い苦しい恋がどう展開されていくのか、期待が膨らみました。次回も楽しみです。 -
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ネタバレ小説のコミカライズです。
5年くらい前に小説を読んで夢中になった作品が漫画になっていたことに驚き、小説の挿絵を描かれていた高階先生が漫画も描いていることにも驚き、これは購入するしかない!!と思い購入しました。
が、小説に負けない面白さで小説を改めて読み直したくなりました。
舞台がアメリカの刑務所と少し特殊な設定なのでピンと来ない単語や専門用語などがあるのですが、それでも作品に引き込まれます!
(そのあたりは小説のが理解しやすいのでは思います。)
コミックスのが小説よりも話のテンポがいいので早く2巻!!!2巻はまだなの!!?って次が待ち遠しいです。
コミックスと小説両方を読んでもらいたい作品です。 -
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表紙の安心した表情で眠る旭を見た時、何故かフランダースの犬を思い出してしまいました。
安らかで敬虔な雰囲気の絵に心奪われました。
プリンやエリザベスと一緒に身体を預けた旭の心は渋澤で一杯なのでしょうね。
発売延期で季節は夏を通り越し冬真近になってしまいました。
延期が多くなった昨今、続き物には大変待ち遠しく辛い事なので
何とか発売日に発売されますようお願いしたいです。
旭の気持ちがぐっと渋澤へ向かいますが、渋澤家に集う人々が余りにも魅力的なので、正直色恋が無くても大好きなお話です♡
特に辛い体験から話せなくなっていたミツルが感極まると言葉を話せたり(今回、何回も頑張って話してくれました!)行動も外に向かえるようになったり笑ったり泣いたりと表情が出て来て感激でした。
もうミツルが笑ってくれるだけで良いと思ってしまいます。
皆で薫の故郷の千葉の温泉へ行くのですがそこでミツルが宇喜田さんの「冥土の土産に」という一言を勘違いして、宇喜田が死ぬの?と泣きながら詰め寄るシーンに。。。涙しました。
ミツルが笑えてよかった、本当に良かった。
母親は誰に殺されたのか?
何故渋澤は誰も恋人にはしないのか?
大きな疑問が二つ残ったままです。
シリーズなので解決はずっと先で良いので長く長く続けて頂きたい。
特に奈良先生の挿絵が素晴らしいです。
一流は風景一つとっても凄いですね。
段々と昔の画風と違って来て、以前と違う絵に暫く慣れませんでしたが今回の絵には力強さが見られました。
芽吹いた様なそんな感じがしました。
今の先生の絵も好きです。
ミツルが涙を一杯に溜めて泣いている顔や、転んでしかめっ面も凄くよかった。
恋愛よりも人間模様が面白い、貴重な作品です☆ -
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高階佑センセの初コミックスは、「DEAD LOCK」のコミカライズ。あの繊細でスタイリッシュなイラストは、アメリカの刑務所を舞台にしたストーリーと最高の相性でした。
それが、この度コミックスとして登場することになってとても楽しみにしていました。その期待を裏切ることのない質の高い作品になっていて、嬉しくて思わず小躍りw
人気小説のコミカライズって、原作のコアなファンがいるから、皆の満足のいくモノを作り上げるには相当大変な作業だと思うんです。責任重大。でも、これはそこをクリアできている希少な作品です。
…とは言っても、まだ第1巻ですからね。原作本だと110Pあたりまでが収録されています。
「DEAD LOCK」の世界観が想像していたとおりに描かれていて、安堵して読めました。皆それぞれ頭の中には「こういうかんじ」というものがあると思うのですが、その脳内映像が具体化されていることに多分歓喜できます。
あの美麗な挿絵のままのキャラが動いて喋ってる…!
ストーリーもセリフも原作に忠実。でも、あらすじをただ追うようなつまらなさを感じさせないのは、画力の素晴らしさなんですよね。刑務所内の描写も迫力があって、文章での説明がなくても理解できるところがいいです。ビジュアル的に受け取れ、引き込まれるのはコミックならではの良さです。
これを機会にアメリカのムショものってことで敬遠していた方々が、原作の良さにも気付いてくれるといいですね。
エロ的にはまだまだお預けですが、ムショもの好きにはたまらんシーンがいっぱい。
英田センセの書き下ろし番外編サービスあり。 -
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どこまで身体を開けばいい?どこまで心を許せばいい?警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対5課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その操作方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点が置かれている。そんなある日、大物ヤクザである宗近をエスとし、自分の身体を餌に情報を得る椎葉に、上司からの命令が下った。それは同僚の刑事である永倉の援護をするというものだった!刑事とエス。それは運命を共有する関係でありながら、決して相容れない存在でもある。英田サキが贈る孤独に生きる男達の歪で鮮烈な愛の物語。
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表紙絵に惹かれたのと、英田さんの新刊ということで手に取った。
英田さんの作品はよくヤクザがでてきたり、裏組織だったり政治が絡んできたりで、いつも世界感がどっしりとしているというか、怪しく暗い雰囲気を持っているので構えて読んでしまっていた。
今回の作品は作者も言っているように毛色が変わってちょっと柔らかい作風なので、とても読みやすかった。しかし「ラブ&エロス不足を心からお詫びします」というあとがきには笑ってしまったがwあんあん言う旭はやくみたいですねw
謎あふれるキャラたちが今後どう躍動していくのか楽しみで自作も期待!
表紙の暗い緑は、やはり本文にあるように嫉妬や嘘のことをあらわしているのかと、ふと思った。 -
Posted by ブクログ
年の離れた弟、ミツルと暮らす為に大学を中退してアルバイトと好きな絵のホームページを管理していた旭の元へ、絵のオファーが来る。
それは著名な作家渋澤からの名指しで考えられない幸運だった。
出版社からのメールに驚いたものの、6歳のミツルはある事件から口をきく事が出来なくなり外出出来ない為家での打ち合わせとなった。
ひょんな事からそのままミツルとともに渋澤邸へ行く事になった日から渋澤との関係が始まる。
美男子渋澤氏のユーモラスで知的な存在や屋敷に暮らす妖しい美貌の占い師薫、渋澤の従兄弟で大学生の道朗(バンドマンで女性にだらしないハンサム)そして執事の宇喜多さん。
個性派が暮らす渋澤邸にはなんと幽霊も住んでいるのです。
旭の重荷とか事件とか幽霊とか諸々がぎっしり詰まったおもちゃ箱
みたいな面白い作品でした☆
本当なら暗くなってもいい内容ですが、そこは英田先生の作品ですから〜
初めてあった時、庭の落ち葉に埋もれている渋澤を閉じこもりきりだったミツルが走り出して見つけたシーンとか、最後の雪の降り出した庭で自分のオーバーでぐるっと包み込んでくれる渋澤氏とか胸にグット来てしまいました。
そして何より渋澤邸の庭、心惹かれました♡
4月の次巻早く読みたいデス〜